モモとコモモのトルコ紀行 〜5日目〜

 

725日。

イスタンブールを満喫中のモモとコモモ。
今度はスィルケジ駅にやってきました。

「モモ、知ってた〜?」
「ん〜? なに〜?」
「ここってさあ、オリエント急行の終着駅なんだよ〜」
そうなのです。
ヨーロッパ側から来た列車の終点がここ。
裏を返せばヨーロッパへの玄関口とも言えます。
明日はエスキシェヒルへ移動なので、
駅までチケットを買いに来ました。

駅の中には「オリエント・エクスプレス」という名前のカフェもあって
雰囲気もいい感じです。
チケットもすんなり買えました。
中国と比べたら、なんと旅しやすい国なのでしょう。
もう、感激です。(感涙)

さて。
せっかくなので明日の下見をしておきましょう。
船でアジア側へ渡り、ハイダルパシャ駅へ。
イスタンブールでは通勤にも船が使われているので、
船内はビジネスマンっぽい格好の人も結構乗ってます。
ハイダルパシャ駅では、カフェのおじさんに
チャイ(トルコ式の紅茶)をご馳走になりました。
街を歩いていると、あちこちで
「チャイを飲まないかい?」とご馳走してくれます。

今度はイスティクラールに戻ってお買い物。
ちょっと雰囲気のいい「仏蘭西小路」にも寄ってみました。
おしゃれなカフェがずらりと並んでいて
ここではヨーロッパの風を感じます。

イスタンブールには猫もたくさんいて
あちこちで「遊んでニャ〜」「何かくれニャ〜」と
寄ってきます。

お昼はロカンタでキョフテとピラウ。
「大きいシシトウだね〜」
「細いピーマンなんだよ〜」
まあ、どっちも正解です。(^^;
添えられたマッシュポテトがおいしかった〜
ホテルに帰る途中で、昨日お皿を買ったお店に寄りました。
ここにはインジ(トルコ語で真珠の意味)という
三毛猫がいるのです。
猫に会いに行ったら、店主のドゥルの弟オスマンに
晩ご飯に誘われました。
まあ、悪そうな人ではないので、一緒に行ってみることにしました。

近所にある「メデューサ」という
ちょっとおしゃれで高そうなお店に連れて行ってもらいました。
ここはおじさんがやっている店とかで、
3
階の座敷風のフロアに座ることになりました。

「何かくつろぐね〜」
「やっぱ日本人はちゃぶ台だよね〜」
おいおい、アンタ達はポストペットでしょ〜
ところでトルコ人の男性は口がうまい。
声をかけてくるのでしばらく話すと、必ず最後にいろいろ誘われます。
「ねえ、キミと一緒に行ってもいいかい?」
ダメに決まってるでしょーが。
「キミは恋人がいるかい?(←面倒なのでいると答えた)
 そうか、じゃあボクをトルコでの恋人にしてくれないかな?」
できるわけないでしょーが。
「キミはハズバンドはいるのかい?(←面倒なのでいると答えた)
 それじゃあボクにはチャンスはないのかい?」
ないってば。
そして、モモとコモモの写真を撮っているときに居合わせた人は例外なく、
モモを指差して「こっちがキミで」、
コモモを指差して「こっちがボクだね」と言う。
こらぁ〜、勝手に決めるなぁ〜! (怒)
で、まあ、このオスマン君にもいろいろ誘われましたが
丁重にお断りさせていただきました。

お料理は122YTL1800円くらい?)という
私の食費の3倍以上のお値段だったのでおいしかったですけど。

んでもって、オマケ。
今日1日であちこちの乗り物のジェトンを集めました。
「これ、ペッチじゃないの〜?」
「絶対ペッチだよね〜」
「ちねちゃん、ケチだから嘘ついて隠すつもりなんだ〜」
「ずるいよね〜」
はいはい。
ペッチに似てますが、1円玉より小さいものです。
トラムとメトロのペッチジェトンは同じものが使われているようです。
ちなみに料金は、トラムとメトロとフェリーが1.3YTL(約100円)、
テュネルが0.9YTL(約70円)です。

 

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