待てばカイロの日和あり *エジプト旅行記 10日目*

 

326日(月) 晴れ

今日はモスク巡りの日。
ガイドの大政さんと9時にアズハルモスクで待ち合わせしているので
てっとり早く朝ご飯を片づける。

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今朝はパンとサラダ。
S
パパはご飯と味噌汁。
しかも昨夜の残りのシャコ付き!
かなりの豪華版。

車でモスクに向かう途中、タフリール広場を通る。
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首吊り人形!?(@@;)


今回訪れるのは西暦10001500年頃に建てられたモスク。
まずは【アズハルモスク(ガーマ・アズハラ)】に到着。
エジプトでは観光が大きな収入になるので
必ず現地エジプト人のガイドが同行する。
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入口で靴を預けて、頭にはスカーフをかぶりる。
観光地でお金を払うタイプのモスクは大丈夫だが
普通に礼拝に使われているモスクの場合は
郷に入っては郷に従え、女性は髪を隠さなければならない。
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ここは大学や市民講座も付属していて、かなり大きなモスクだ。
大政さんからプリントを受け取り、我々も早速講義開始です。()
学生の頃に習ったもののちんぷんかんぷんだったイスラムの歴史が
何となく分かってきた。
このイスラムの地に身を置くことで、
全身でその雰囲気やエナジーを感じ取っているのだろう。

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人々はここでぴったりと身を寄せて祈る。
間に邪なものが入り込まないようにするためだ。
よく見れば床に、一人一人の立ち位置の印があり、
それぞれがメッカの方向を指している。

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ステンドグラスからは七色に輝く光が漏れる。

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イスラムでは偶像崇拝が禁じられているので
ステンドグラスの図柄も花がほとんど。

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ランプに書かれているのはコーラン(クルアーン)の一節。
ランプのみならず、モスクのあちこちに模様のように描かれる。
まるで唐草模様のようだ。

今日はこのイスラーム地区を南から北へ、
ズウェーラ門からフトゥーフ門へと進んでいく。
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途中には市場。

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パンを売る人。

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野菜市場。

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【グーリー隊商宿(スルタン・ゴーリーのウィカーラ】の前を通る。
ここは現在、タンヌーラやベリーダンスのショーが
毎晩行われているので、一度見に行ってみたいかも。

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隊商宿は上の方が宿泊施設になっていて、
木でできた網目のような窓があることで
涼しく快適に過ごせるようになっている。

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隊商宿の隣が【グーリーモスク(スルタン・ゴーリー廟)】。

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大きな説教壇が目に入る。

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ここに記されているのは本日のお祈りの時間。
一番上にあるのがヒジュラ歴と言われるイスラーム暦。
これは西暦と交互に表示されるので分かりやすい。
日の出、日の入りの刻と併せて、お祈りの時間が表示されている。

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この細かい模様もコーランの一節。

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警官が食事をしていると、おこぼれをもらいに猫がやってきた。
エジプトのモスクは猫も出入り自由なのだ!

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モスクから出てくると、少年がパンを売っていた。
中身はナツメヤシあん。
ほどほどの甘さで食べやすい。

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陸橋を渡り、ムイッズ通りへ向かう。

このあたりはちょうどハーン・ハリーリの横あたりなので
さまざまな店が並んでいる。
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入口あたりに香辛料の店があったので
大政さんに通訳をお願いしながら値段交渉。
値段は徐々に下がっていく。
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私は念願のサフランを手に入れた。
1g15EL
(約210円)だったのが12EL(約170円)になったので
5g
買うことにした。
日本で買うと1g1000円くらい?
気をつけなければならないのは「サフラン」と言いつつ
エジプト製のベニバナを売っている場合だ。
黄色いのは基本的にベニバナ。
色は出るが香りは出ない。
それに対してイランなどから輸入される本物のサフランは
色が赤く、香りもいい。
値段も格段に違う。
ベニバナサフランは1g3ELくらいだったと思う。
他に粒胡椒とハイビスカスもお買い上げ。

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その他にも、様々な香辛料があったり、
香水屋があったりして見ていると本当に楽しい。

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猫も楽しくお食事中。
トルコも猫が多かったけれど、エジプトも猫だらけ。
猫好きの私には天国のようなところだ。
ただ、トルコ猫に比べてエジプト猫はちょっとズルい。()
そうはいっても家猫の発祥はエジプト。
やっぱり猫にとっても天国なのだろう。

【カラーウーンのモスク(スルタン・カラーウーンのマドラサ)】
が見えてきた。
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「マドラサ」というのは学校の意味。
ここはモスクでありながら学校でもあったのだ。

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模様が本当に素晴らしい。

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ステンドグラスは本当に荘厳な感じがする。
きっと昔の人も、そう思ってステンドグラスを作ったんだろうな。

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カラーウーンのモスクを出ると、またまた別のモスク。
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今度は【ナセルモスク(スルタン・ナースィルのマドラサ)】 だ。
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なんだかのどかな雰囲気だ。

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これは大きなコーランを置くための台。

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この壇上から説教をすることもあるという。


ナセルモスクを出ると正面に見えてきたのが
【サビール・クッターブ(サビール・クッターブ・
アブドゥル・ラフマーン・ケトフダー)】。
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ここは中に入れないので覗くだけ。


そして【バルクーク・モスク(スルタンバルクークのマドラサ)】。
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ここはもともと宿泊施設もあったとかで、
現在もその施設の一部が使われていた。


さらに歩いていくと、モスクのミナレット(尖塔)に使う
装飾を売る店が並んでいた。
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大きい!
しかしこれだけ専門店が並んでいるということは
それだけ需要もあるということなんだろうな。


ここから横道に入り、【スハイミー邸(ベイト・スハイミ)】
を訪れる。
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スハイミーは香辛料で財をなした人で、
その屋敷は広く豪勢な造りになっている。
当時、木は貴重だったので、その木を贅沢に使うことが
金持ちの証だったのだ。

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客をもてなす部屋や主人の部屋、女性たちの部屋など
どこも風通しがよくて気持ちいい。

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中にはもともとは噴水があったというが、
今はただの庭になっている。

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ここはお風呂。
風呂といってもサウナだ。
煮炊きをするときに出る熱を利用してサウナにする。

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風呂の横にあるベッドで適宜休憩を取りながら
のんびりと長時間風呂に入っていたらしい。

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庭に出ると、使用人たちのための施設があった。
さすがにこれだけの大金持ちとなると
使用人の数も相当多かったんだろうな……


ここまでで午前の観光は終了。
フトゥーフ門に戻る途中でトルココーヒーの鍋を見つけた。
鍋を買うつもりで店に入ると銀製品も並んでいる。
細工に関係なく、銀の重さで量り売り。
私はここでアンク(生命の鍵)をかたどった指輪と
アラビア文字で言葉の書かれたネックレスを買うことに決めた。
指輪は軽かったがネックレスが重かったので、
(値引き後の価格が)合わせて370EL(約5200円)だった。
これにコーヒー鍋が30ELで、合計400EL


午後からは2kmほど南へと移動するので簡単にランチをとる。
ハーン・ハリーリの入口にあるカフェでドリンクを注文し、
近くのシュワルマ(トルコのドネルケバブと同じ)を買いに行く。
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おじさんがゴソゴソッと肉を削る。

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肉と野菜をサッと混ぜて、アエーシ・フィーノ(コッペパン)に挟む。
これでシュワルマのサンドイッチ完成だ!

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カフェに座って道行く人を眺めながらサンドイッチをかじる。

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私は生レモンジュースと一緒にパクり!

するとおこぼれ目当てに猫がやってきた。
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「クダサイ!」と言っているらしい。

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もらう気満々で椅子に乗ってきたヤツ。

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「くれなきゃ盗って食う」と言っているらしい。

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こちらももらう気満々で隣に座っている。
こういうところが図々しいというのだ。()


さて。
食後は車に乗って移動。
今度はシタデル周辺に行くのだ。
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途中、花火を売っている露店が出ていた。
中国製だったよ。

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学校帰りの女学生(白いスカーフは女学生)も楽しそう。

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さあ、着いた!
何だかトルコの城壁(カレ)に似ている。

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多分カイロ最大の【ガーマ・ムハンマド・アリ】だ。
イスタンブールのモスクを真似て造られているので
イスタンブールで見たモスクと本当によく似ている

何だか懐かしさを感じるほどだ。

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出た!
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これがルクソール神殿のオベリスクのお礼に贈られた時計だ!
動いてないけどね。

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屋内がまた荘厳だ。
ランプが輝いていて本当にきれい。

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天井には4人の指導者を表した文様がある。

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運がいいとギザのピラミッドが見えるのだけれど、
今日はちょっと見えにくい。

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大政さんに「どのモスクが一番よかったですか?」と聞かれた。
午前中の中ではアズハルモスクが一番だけど、
ガーマ・ムハンマド・アリを見た後では、ここが一番かな〜


続いて、ガーマ・ムハンマド・アリのすぐそばにある
2
つのガーマ(モスク)を訪れる。

まずは【スルタンハサンモスク(ガーマ・スルタン・ハサン)】。
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ちょうどお祈りの時間に鉢合わせたので
朗々とコーランの一節を唱える声が聞こえてきた。
単なるお経ではなくて、音楽を聴いているかのようだった。

そして、スルタンハサンモスクと双子のように建っている
【リファーイモスク(ガーマ・リファーイー)】を訪れる。
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天井の高いモスク。
ここでも猫が好き放題に駆け抜けていった。
エジプトの猫はなかなか信仰心が篤いらしい。()

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そしてこの奥には王や王妃の墓がある。
今回、中を見せてもらうことができたのだけれど
それぞれの墓はコーランの一節が書かれていて
本当にきれいだった。
墓というよりもデコレーションケーキのような風体だった。


こうして数多くのモスクを訪れてみると
それぞれのモスクによって雰囲気が違うのがよくわかる。
私はムスリムではないけれど、
「ナルホド、そういう風に考えているのか」と思う。
このあたりにはまだまだたくさんのモスクがあって
世界遺産になっているので、チャンスがあったらまた行ってみたい。
#
今回訪れたモスクは全て世界遺産に登録されてます。


観光が終わったらお買い物!
ちょうどここまで来たから、ハーン・ハリーリへ。
S
パパはそろそろ疲れてきたので、先に家に帰ってもらい、
女の子(!)3人でウロウロする。()

私の目当ては香水瓶。
普通の香水瓶と、ヤシの木の形の香水瓶が狙い。
まずはヤシの木の香水瓶を物色。
店に入るとなかなかよさそうなのがあったのでキープする。
さらにガラスでできたオーナメントがあったので見てみると
キリンの形のものがあった。
なかなかいいなあ、と思ってよく見ると、脚が1本無い!
「脚がないじゃないか」と言うと、
「脚は飯を食いにいったんだよ」などと言い出す。
バカタレ!
そんな訳あるかいっ!()
そして一生懸命、折れた脚を箱の中から探し始めた。
折れた脚を見つけてどうするというのだ?

ヤシの木の香水瓶を20ELで話がついていたところに、
「キリンを付けて30ELでどうだ?」と言い出す。
なぜ壊れた商品に金を出さねばならないのだ?()
結局、店の兄ちゃんはヤシの木の香水瓶だけでなく
脚の折れたキリンも一緒に包み、合わせて20ELで売ってくれた。
脚のないキリン……
早く飯から帰って来いよ。()

そして今度は日本人会の奥様に教えてもらったという
香水瓶屋さんを訪れる。
そこはなんだか薄暗い階段を上っていったところにある
小さな店だった。
店はとても暗かったが、電気をつけた途端に
まるでアラビアンナイトの世界に迷い込んだかのように息をのんだ。
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たくさんのガラス製品が並んでいたのだ。
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この店は最初から適正価格で売っているので値引きはしない。
私が買った香水瓶は15cmくらいの大きさで
1
つがたったの6EL(約84円)だった。


その後、エンちゃんとweiweiが、
私が買ったの同じアラビア文字の腕時計が欲しいというので
売っている店を探す。
ここでも粘りに粘って20ELで買うことができたのだけれど、
そこから先が大変だった。
腕に時計をつけていたweiweiが「時計が動いてない」と言い出したのだ。
しばらく見ていると、なるほど時計の秒針が動かない。
店に戻って「時計が動かない」というと、電池を変えてくれた。
しばらくするとまたweiweiが「動いてない!」と言う。
なるほど、またしてもさっきの時刻から止まったままだ。
またまた店に戻り、「この時計は壊れているから取り替えろ」と迫る。
その迫力に負けたのか、新しい時計と交換成立。()
そしてここで私は久しぶりにナンパされた。(≧∇≦)
店の入口に座っていた巨大な兄ちゃんに
「結婚してるかい? してないならぜひ僕と!」とお願いされる。
いえいえ、結構です。()
それでも私のことが相当気に入ったらしく、
その兄ちゃんは食事に行く前に、握手とハグをしていった。


カルトゥーシュのアクセサリーは買えなかったけれど、
とりあえず目当てのものが買えたので、いい気分で家に帰った。


そういえば、お腹すかない?
朝も忙しかったし、昼はサンドイッチだったから
相当な空腹を抱えている。
そこですぐに食事ができるところということで、
近所の「ハナ食堂」に出かけた。
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ここは韓国料理がメインだけれど、
和食やアジア系の料理も出すという不思議な店だ。
ハナ食堂の「ハナ」はもちろん韓国語の「ハナ(ひとつ)」だろう。

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最初にたくさんのパンチャンが出る。
ここは日本人駐在員のたまり場になっていて
このパンチャンに12品の料理を取って、
あとは酒を飲んだりするらしい。()

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今夜は玉子焼き。
「ケランマリ」って書いてあったけど、
どちらかというと野菜炒めの入ったオムレツ?

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イカ野菜炒め。
辛めに作ってもらったのでなかなか美味しい。

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kenny
氏のカルビスープをエンちゃんと二人で横取り。()

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海鮮チヂミも注文。
weiwei
はうどん、Sパパは石焼ビビンバを食べていたよ。


何だかお腹いっぱいになったぞ!
いよいよエジプト滞在は明日1日のみ。
明後日の昼には機上の人だ。


   <つづく>


(旅行中に書いていた日記を元に修正しました)

 

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