chineko's delicious days

 


■ 71日(金) デジカメ練習中

新しいデジカメになってから、どうも使い慣れないために、ちゃんとした写真が撮れない。このままでは、せっかく九寨溝と黄龍に行っても、ダメダメな写真しか撮れそうにないので、目下のところ練習中である。練習できるのはあと4週間弱。それまでに何とかマスターできるか??? 今までのC-700ISO感度が800まであって、ピントしっかり合ってたんだけど、C-770ISO400だし、ピントは甘いし、AFターゲットが変なところに勝手に移動したりするし、とにかく慣れないと撮るのが難しい。
そうは言っても、同じオリンパスのデジカメ(しかも後継機種)なので、使い勝手はそんなに変わらないんだけどね。
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スーパーマクロでナンドッグを撮影。
ISO
感度が400までしかないので暗いわね〜


晩ご飯の「なんちゃってガパオ」。
バジルペーストを使うと簡単です。


なぜか笑っているくるみさん。
「きれいに撮るでち」とか思っているのだろうか?


ちょっと眠そうなくるみさん。
やっぱりおばあさんになったのねえ。

 

■ 72日(土) 食魔

新宿西口の紅虎餃子房に行ったら、5月末で閉店していた! 仕方ないので、さっぱり生春巻とフォーでも食べようと、西新宿のHoiAnに行ってみると「貸切が入っているので13時までの営業だけどよいか?」聞かれた。時計を見れば12時過ぎ。別に長居して腹がはちきれるまで喰おうという話ではないので、あっさりOKする。店は結構混んでいて、目玉(だと私は思ってるけど)の生春巻のところには列ができていた。ここは自分で巻くんだよね。しかも、私の前で春巻を巻いていた女の子たちは初体験だったらしく手際がとても悪く、列は長くなる一方である。見かねた店員さんが彼女たちに指導し、何とか春巻を作り上げた。春巻を作るカウンターは2つあって、片方があいたので、そこで私はちゃっちゃと春巻を巻いた。さっきの女の子は、私が2本作る間に、ようやく2本目の春巻を作っていた。うーん、そんなに難しいものじゃないんだけどな。(^^; 普段、家であんまり料理とかしないんだろうな。その他にも家で料理していなさそうな男の人が、フォーを作るカウンターでもたもたして私に大迷惑をかけてくれた。
夜は「ホルモン道場」というお店で、ホルモン三昧。すっかり食魔となった1日でした。
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自分で巻いたゴイクン(生春巻)。
せかされたの下手になっちゃった……


フォーには唐辛子をたっぷり。
これでもそんなに辛くないのよ。


ベトナム風オムレツとベトナム風酢豚。
どっちもまあまあです。


ベトナム風エビチリ。
これは好きだな〜♪


カレーには鶏肉とサツマイモが入ってます。
ほんのり甘いのが不思議。


デザートも食べました。
ベトナムコーヒーはうんと甘くしてね。


ツバメのぷ〜ちゃん達。
巣が小さすぎると思うんだけど……


骨付き豚カルビ。
豚の骨付きは珍しいと思うよ。


意外においしかったチャンジャ。
これはどうあってもゴハンでしょ〜?


久しぶりに青リンゴサワーなんか飲んじゃいました。
ホントはライムサワーが好き。

 

■ 75日(火) 50Mbpsの女

唐突だが、私のインターネット環境は@niftyADSL下り26MbpsACCA)である。最初は8Mbpsで始めたADSLも速度アップ無料キャンペーンのときに26Mbpsに変更した。高い高いと言われていた@niftyだったが、このキャンペーンと同時にIP電話込みで2880円という低価格を実現した(モデムレンタルを含めても4000円未満)。私が26Mbpsを申し込んだ翌々日にACCAが下り40Mbpsのサービスを始め、「40Mbpsへの申込変更をすると、手数料と工事料がかかる」と言われ、泣く泣く諦めたのもこのときであった。
さて、私の家はNTTの収容局からかなり離れているので、下り26Mbpsとはいっても
2496kbps程度しか出ていない。それでも8Mbpsを契約していたときは、1400kbpsくらいしか出ていなかったことを思うと、格段に速度がアップしたと言えるだろう。そんなある日、@niftyから「下り50Mbpsに速度アップが無料です」という案内が来た。うーん、どうせアップしても速度は出ないんだろうけど、今よりは倍くらい速くなるんじゃないかなあと思ったので、昨夜早速申し込んだ。これで私も50Mbpsの女(←実際は5Mbpsくらいしか出ないと思うけど)です。そこんとこヨロシクね。(^^)v
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週末の体験授業で使うおみやげを
パッキングしました。


今日のニャンコ。
ホントに愛想がないんだよ……

 

■ 76日(水) I am a professional traveler!

私の大好きな漫画に「銀河鉄道999」というのがある。今更ストーリーを紹介するまでもなく、とても有名な漫画なのであるが、とにかくその中に出てくるメーテルの「本当のプロの旅人(トラベラー)は荷物が少ない」という言葉に、ひどく感銘を受けた。また、旅の達人である椎名誠が書いた「旅の途中でいらないものをどんどん捨てていく」という言葉にもひどく感動した。それ以来、私は旅のプロを目指してきた。
それまでは「これが必要かも」「必要かどうかわからないけど、とりあえず持っていこう」というモノで、スーツケースの中はいっぱいだった。でも、「現地調達」と「いらないものを持っていって、使い終わったら捨ててくる」という2点を心がけたら、スーツケースの中身は本当に少なくなった。私は大抵、1週間〜10日の旅行では45日用のスーツケース、45日の旅行では23日用のスーツケースを使っている。それでも旅に行く前のスーツケースの中身は、わずか1/51/6くらいだ。本当に必要なものは、デジカメのバッテリーと充電器、変換プラグと携帯電話、ティッシュにウェットティッシュくらいだ。あとのものは忘れていっても、旅行先で手に入る。スーツケースの中がガラガラなので、向こうで買うまでの分としてミネラルウォーターを持っていくこともある。それでも、旅を続けていくにしたがって、徐々にお土産でスーツケースは重くなる。中身もいっぱいになってくる。ここでサブバッグが役に立つ。入りきらないもの、壊れそうなものはファスナー付きのサブバッグで機内に持ち込む。
以下、中国旅行に必要なもの(私が必要だと思うもの。パスポートとかお金とかは除く)。
デジカメのメディア、バッテリー、充電器 (これを忘れると悲惨)
変換プラグ (中国のコンセント形状は7種類くらいある)
ティッシュ (トイレに紙がないことが多い)
ウェットティッシュ (いろいろな場面で役に立つ)
シャンプー、リンス (中国は水が悪いので、結構髪が痛む)
日焼け止め (日差しの強いときが多い)
 (結構待たされる時間が多い)
私も、いずれはプロの旅人と言われるようになりたいものである。
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「何だよ? 遊びたいってか?」
ちょっと人相の悪いくりちゃん。


「こっから出せよ!」
ちょっと不貞腐れているくりちゃん。


「遊ばないってか?」
やっぱりご機嫌斜めのくりちゃん。
ねえ、遊ぼうよ〜?


ちょっと寂しそうに見送るくりちゃん。


「プロの旅人の荷物は体につけているものだけ」
というメーテルの言葉が私の理想。


なんと99円で買ってきました!
これなら標高3000mでも大丈夫かな。


旅の準備は100円ショップで。
使い終わったら捨てて減らす!


晩ご飯は牛スジカレー。
ジャガイモは入れませんでした。

 

■ 78日(金) 猫日和

今日はたくさんの猫さんと遭遇! しかも、チビチビしたのがいてかわいかったのですよ。あのチビ猫、そのうち私になついてくれるかな……
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スィー・アユタヤでランチ。
たまに不定休があるみたい。


「写真撮るよ」と言ったときだけ
ポーズを決める猫さんです。


猫パパです。
何だかダラダラしてるのね。


こちらは猫ママです。
かなり警戒心バリバリ。


呼んだらチビが出てきました。
真っ黒でかわいい〜〜〜♪


車輪の向こうに、もう1匹チビが!
お耳が大きくてかわいいね〜♪


スーパーマクロの練習です。
どうもピントが甘いのよね。


さらにスーパーマクロの練習。
都合よく1万円札を持っていたので。


帰りもオチビが待ってました。
ああ、ふるふるしてるよ〜〜〜 (T_T)


晩ご飯はオムカレー。
さすがにカレーの具がなくなっちゃったのよ。

 

■ 7月9日(土) 新宿でコモ太と握手!

午前中は仕事。何しろ、高校の体験入学というのがあるのだ。専任の先生は別の日に代休があるけど、私は代休がないのでボランティア(外国人のALTはあらかじめ申請しておくと報酬が出る)。今回は申請が間に合わなかったのでエンちゃんにもボランティアで体験入学の授業に参加してもらう。授業後は、手伝ってくれた生徒6人を連れて、近くのファミレスで昼ごはん。お礼ということで会計は私の担当。
午後は新宿まで戻ってきて、ゲームセンターのコモ太イベントを見にいく。イベントといっても、30分〜1時間くらいコモ太が店頭に出てるだけなんだけど、常連さんにも会えて、しばし旧交(?)を温める。今日のコモ太は飛んだり跳ねたり大はしゃぎ。ぴょんぴょん飛び跳ねるコモ太はレア度満点でした。
その後、7日から始まった「わちふぃーるど」の四季イベントでお買い物をしてノベルティをゲット。夜は三丁目の「タイカントリー」でビールを飲みながら晩ご飯。こんなムシムシする天気の日は辛いものとビールがウマイね!
……でも、荷物が重くて疲れました。 (´д`)
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とってもかわいいコモ太ちゃん。


店内のクレーンゲームを見て
「ボクもやりたいなあ」って思ってるのかも。
ちょっと憂い顔がまたかわいい。


こちらは打って変わって邪悪な笑み。
絶対何か企んでるよぉ〜
ちょっと怖いよ〜


しゃがんでポーズを決めるコモ太。


「かわいく撮ってね!」って言ってます。
はいはい、ちゃんと撮ったからね。
邪悪な笑みを浮かべてるところをね。(^m^)


片足でバランスをとるコモ太。


「タイカントリー」のトード・マン・クン。
これはジューシーでおすすめ。


生春巻もモチモチした皮が
癖になりそうなおいしさ。


ちゃんとポストペットデリのプレートも
新宿でゲットしてきました。


バッチリ2セットずつノベルティを貰いました。
もったいなくて使えないよ……

 

■ 710日(日) 今日もたくさん食べました。

今年は「説文会」(←私の参加している研究会で、毎月「説文」を読んでいる)のエライ人、頼惟勤(「らい・つとむ」と読む)先生の7回忌。頼先生といえば、頼山陽の直系の子孫で、うちの大学の教授でも会った人だ。惜しいかな、私が入学する前に退官しちゃったんだけどね。なので、私も頼先生に直接お会いしたのは、数えるほどしかないんだけど。頼先生の奥様の尹子さんは、先生の恩師である倉石先生のお嬢様で、その馴れ初めなどにもいろいろとエピソードがあるらしい(←かなり詳しく知ってるけど言わないよ〜ん)。
で、まあ、そういうわけで今日は谷津まで行ってきました。東京を西から東へと大横断しましたよん。
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お昼は回転寿司を食べました。
回転寿司と言いつつ、大皿なんですが。(^^;


生鰊のお寿司は珍しい。
味はしっかりニシンでした。


これが頼先生直筆の授業ノート。
倉石先生の講義を書き取ったもの。


YOKOYAMA
のケーキ。
これは軽い感じのチーズムースでおいしかった!


帰りに近所で、またケーキを買いました。
くるみさんにもあげたいもんね。


なんだか笑ってますな〜
そんなにおいちいでちゅか?

 

■ 713日(水) メディアケース

夏の旅行に向けて、ちゃくちゃくと準備を進めている。ところが、どうしても手に入らないものがあった。それは、メディアケース。今回デジカメの買い替えによって、メディアがスマートメディアからxDピクチャーカードに変わった。そんなわけで、新しいメディアケースが必要となったのだ。
でもね。探しても探してもxDのメディアケースがないんだよね。そりゃあ、6枚用とか4枚用っていう大きいサイズのケースは売っているんだけど。でもさあ、せっかくメディアが小さくなったのに、ケースが大きいのでは意味がないんだよね(ちなみに4枚用はコンパクトフラッシュ2枚用、SDカード4枚用と同じ大きさ、同じ厚さになっている)。そこのところ、メーカーさんは分かってない! メディアが小さくなったらケースも小さくしなければならないんだぁ〜〜〜! ハァハァハァハァ…… スミマセン、つい激昂しちゃいました。ネットで調べたところ「ハクバ クリアメディアケース」が一番よさそうだったんだけど、店頭在庫がないらしい。
そんなわけで、店頭であれこれ迷った挙句、エレコムのメモリースティック用ケースを選択。私はメモリースティックを持っていないので、大きさの確認ができず、ちょっと不安だったんだけど、値段も336円とお手頃だったので買ってみることにした。家に帰ってxDを入れてみたらバッチリ! なんだ、ちゃんと入るじゃない。これだよ、この大きさでいいんだよ。
ということで、メディアケースの問題も無事クリアできました〜♪
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「何? 見るの? 見たいの?」
ハイ、すごく見たいです!


「そんなに見たいなら、ホレホレ♪」
もっと見たいです〜


「じゃあ、ちょっとだけよ〜ん」
ははぁ〜、ありがたき幸せ〜〜〜♪


メモリースティック用の
メディアケースを買ってきました。


ほら、バッチリxDピクチャーカードが
2
枚ちょうど入るんです。


晩ご飯は冷しゃぶ。
にんにく醤油ソースだよ〜♪

 

■ 715日(金) 我らはつつじの探検隊!

さかぽこ隊長指揮のもとに開催される「つつじヶ丘探検隊」。第1回目の探検が行われてから、早2ヶ月。なかなか予定の合わなかった私も、今回の探検隊には初めて参加である。
さてさて、つつじヶ丘のおいしそうな店を探検して、おいしい店を開拓していこうというこの企画、今回は駅前の「鳥次郎」で決行。夕刻6時半から始まり、総勢9名がテーブルを囲む。ビールを飲みながらつまむ焼き鳥は最高! とくにぼんじり、つくね、豚トマトあたりが私のお気に入りとなった。食べ進むうちにビール→焼酎→日本酒へと移行し、「帰りの電車を気にしなくてもいいんだ!」という合言葉とともに、トロトロベロベロになっていく私達。
初めて会った人たちとの飲み会だったものの、ローカルな話にも花が咲き、未体験のお店のおいしい情報をいただき、楽しい宴会となりました。皆様、どうもありがとうございました〜♪
そういえば。昨日からADSLの回線速度が50Mbpsになったんですが。一昨日、モデムを取り替えたとたんに速度が2400kbpsから2810kbpsに上がり、昨日、今日は2880kbpsで安定してます。回線速度を倍に上げて、速度が400kしか上がらないってどうよ? まあ、IP電話の方が安定してきているので(今までのモデムは、電話中にブチブチ切れたり、不安定だったりしていた)、それだけがよかったことかな……(でも、古いモデムの回収に佐川を使うのはやめてほしい)
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ツバメのプ〜ちゃん。
「プ〜ッ」って言ってます。


そばでお母さんもちゃんと見張ってます。
早く大きくなるといいね。


つつじヶ丘探検隊、決行です!
今日は駅前の「鳥次郎」を探検。


牛スジの煮込みと焼き鳥。
スジはやわらかく煮込んであってグ〜ッ!


ホロホロにやわらかいつくね。
これは絶対食べてほしい。


焼き鳥の乗っている次郎サラダ。
焼き鳥以外は、わりと普通。


「豚もち」です。
チーズも一緒に巻いてほしい……


ヒットの「豚トマト」。
ディープな世界を探検しなきゃね。

 

■ 716日(土) かき揚げを食べに行こう!

テレビで見た、桜えびかき揚げの巻き寿司が食べたくて、居ても立ってもいられなくなった。ネットで探してみると、その店は「沼津魚がし鮨」の藤枝店だった。それって、ものすごく遠くない? いつも行くのは港店なんだけど、藤枝って遠いよな。というわけで、桜えびのおいしいかき揚げを由比で探すことにした。スマル亭、開花亭、井筒屋、くらさわや…… かき揚げで有名な店は数あれど、どうもピンと来ない。たまたま昨夜、その話をつつじヶ丘探検隊の探検中に話題にしたら、「由比の鐘庵のかき揚げは衣が錦糸状になっていて、非常においしい」との情報をいただいた。ということで、本日のかき揚げは鐘庵に決定!
東名を走ること3時間(3連休の初日で、渋滞がひどかった……)、ようやくお店に到着。早速かき揚げを注文する。注文が入ってから、おじさんが作り始めるかき揚げは、見た目が白キクラゲのようで、かなりキメが細かい。本当に綿のように崩れてしまいそうである。一口齧ると、その軽さゆえに口の中で崩れてしまう。そして、油ものなのに、脂っこくない! これはかなりウマイですよ。しかも1200円ときたもんだ! 思わずおかわりにもう1枚注文してしまう。2枚目のかき揚げもペロリとたいらげてしまった。桜えびのかき揚げ、恐るべし!
そして、河口湖まで引き返し、メラージというペンションにチェックイン。明日は朝早くからブルーベリー狩りをするのだ! おいしいものを食べ歩く旅って最高!
*
 旅の様子はコチラで。ペンションの犬の様子はコチラで。
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由比の「鐘庵(しょうあん)」。
お蕎麦屋さんだけど、ご飯ものもある。


これがフワフワサクサクのかき揚げ。
口に入れるとホロリとくずれます。


釜揚げのシラスと桜えびの入った駿河丼。
マグロのフレークが入っていて美味。
都内の大塚にもお店があるらしいです。


まずは型に生地を流してかき揚げの基礎を作る。


仕上げに生地を細~くたらして錦糸状に。


ペンションで1週間前に拾われたメリー。
人懐っこくて、人と遊ぶのが大好き。
こんなにいい子なのにどうして捨てちゃうんだろう…


「あ、誰か来た!」
しっかり営業部長をしています。


女の子がはしたないですよ〜 (^^;
なぜかこんな格好になってしまう……


ペンションの看板犬。
ピレネー犬のロブとハナ。


開き状態になっているメリー。
またあとで遊ぼうね〜


食事はイタリアン。
お魚はいとより、お肉はチキンです。


前菜の盛り合わせ。
地鶏のスモークチキンが美味。

 

■ 717日(日) ブル〜ベリ〜、ララ、ブル〜ベリィ〜♪(←古っ)

昨日に引き続き、河口湖である。朝からモリモリ食べ、ワンコと遊び、いざブルーベリー狩りへ。入り口でお土産用のパック(200gくらい入る)をもらい、園内で好きなだけブルーベリーを食べる。私は甘いのよりも酸っぱいのが好きなので、どちらかというと若い実を重点的に食べていく。自分の好きな味のブルーベリーを探すまでにちょっと時間がかかるんだけど、いろいろ食べ比べできるのはうれしい。そして…… う〜、ブルーベリーでお腹いっぱいだ〜
ちょっと喉が渇いたの木ノ花美術館(ダヤンの美術館ね)に寄って、カフェで休憩。ここには何回か来ているので、美術館の方はパスして、ショップだけ覗いてみる。ちょうどよさそうなパジャマがあったので、お買い上げ。続いて「不動湯」で汗を流す。温泉と言いつつも、成分的には普通の湧水らしいんだけど、皮膚病に効果があるらしい。さすがに連休中で客も多く、ゆっくり入れなかったのが残念。
お風呂でちょうどよくお腹もこなれたので、途中で昼ごはんを食べて帰ることにした。私のリクエストは、以前食べてその素朴さとおいしさに感激した「甲州路」のほうとう。グツグツと煮込まれたほうとうと野菜がとてもおいしかった記憶があるのだ。早速行ってみると、なんだか若いおねえちゃん達がバイトしている。ちょっと嫌な予感…… とりあえず、わかさぎフライとほうとうを注文。程なくしてわかさぎがやってくる。あれ? わかさぎってこんなに小さいんだっけ? これっていりこと同じくらいの大きさだよね? 私の記憶にあるわかさぎは、めざしくらいの大きさなんだけど。聞いてみてば、山中湖のわかさぎ(というか、普通のわかさぎ)は、このくらいの大きさが普通なんだって。私が子供の頃からなじんできた宍道湖のあまさぎ(向こうの方ではわかさぎのことを「あまさぎ」と呼ぶ)とは随分違う。そっか〜、記憶の中のわかさぎフライは、実家に帰ったときしか食べられないレアなものだったのか…… 実家を離れて17年にして知るこの事実。かなりのカルチャーショックであった。そして、やってくるほうとう。……違う。違うよ。前に食べたほうとうと全然違う。もっと具が煮とけてて、味噌も濃かった。あの味はすでにもう幻なの? ぐるなびに載っちゃったから、味が落ちちゃったの? 私の心のほうとうはどこに行っちゃったのーーー?(T_T) 仕方ない。また、ほうとうを探して放浪をしなければなりません。誰か、昔ながらのおいしいほうとうの食べられるお店、教えて〜〜〜!
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遊んでほしくてたまらないメリーちゃん。
はいはい、ちょっと待っててね。


お父さん犬のロブの寝顔。
その体勢、苦しくない?


河口湖のまわりは、
ラベンダーも咲いてます。


遊びたくて柵から顔を出してきたメリー。
ねえねえ、苦しくない?


ぬいぐるみを見て異様に興奮するメリー。
短い脚で立っちゃってます。


朝ごはんはこんな感じ。
普段私は朝食なしなんだけどね。(^^;


真打、マロンちゃんの登場。
何でも自分が一番になりたくて仕方ないらしい。


遊んでもらいたくて、
必死にいい子をするマロン。


「ボール、取って来〜い!」を
夢中になってやってます。


河口湖自然生活館のラベンダー。
さすがにこの季節は満開です。


今日はここでブルーベリー狩りです。


園内にはいろいろな種類の
ブルーベリーが植わっているので
それぞれ味を確かめてみましょう。


ほら、こんなに綺麗な青色。
摘み取るとあっという間に黒くなるんだけど。
40
分お土産つきで1000円です。


ついでに木ノ花美術館にも行ってきました。


これでもうちょっと天気がよかったらな〜
でも、連休ということもあって人出は多かった。


カフェのイチゴパフェです。
来るたびに盛り付けが変わってる。(^^;


ワカサギのフライ。
この小ささにカルチャーショック!


ほうとうも食べました。
でも、ここ、味が落ちちゃったよ……

 

■ 719日(火) ホルモン本舗へGO

15日にボーナスが出た。今日は夏休み前最後の授業だった。こんなときは「ホルモン本舗」で労をねぎらっちゃうのだ! ガツ、アミレバー、ギャラ芯、こめかみ、チレを食べて元気モリモリ。全体的に以前よりも塩味が薄くなったかなという感じ。あれこれバクバク食べていたら、店のおばちゃんに「こめかみがお好きみたいですね」と言われました。そうだよなあ、行くたびに食べてるもんな〜 でも、今回初挑戦のアミレバー(いつも品切れで食べられなかった)は、細長く切ったレバーを網状の脂肪で巻いてあって、これがなかなか美味かった。また食べようっと。
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こちらは「ガツ」。
中から脂がしみ出てきます。


これは「アミレバー」。
レバー嫌いの人でも大丈夫。


「ギャラ芯」も注文。
脂と肉が程よく混じっている感じ。


私のお気に入りの「こめかみ」。
「お好きですね」と言われました。(^^;


「チレ(脾臓)」です。
レバーに似た食感です。


今回のヒットはアミレバー。
今まではいつも品切れだったのダ。

 

■ 722日(金) 元が切り上げ?!

今まで、1ドル=8.28元に固定されていた中国元が、昨日の午後8時をもって1ドル=8.11元に変更された。1ドル当たり0.17元の値上がりである。
ここでちょっと説明。中国元は“人民幣”と言い、RMBと表記されることもある。1RMB1元で、実際の紙幣には“圓(=円)”と書かれている。圓の1/10の単位が角で、そのまた1/10の単位が分である。ちなみに口語では“圓” を“塊(クヮイ)”と呼び、“角”を “毛(マオ)”と呼ぶ。さらに言うと、“110”のことは“一百一(イーバイイー)”と表現し、“101”のことは“一百零一(イーバイリンイー)”と表現する。んでもって。紙幣には100元、50元、20元、10元、5元、2元、1元、5角、2角、1角、5分、2分、1分があり、硬貨には1元、5角、1角、5分、2分、1分がある。中国のお金は全て国外持ち出し禁止となっているが、私は授業で使うために1200元分くらいを持ち帰っている。
さてさて、1ドル当たりが0.17元切り上げとなるとどうなるか。今まで1万円で751元(1ドル=110円だった場合)の換金率だったのが、1万円で737円(同じく1ドル110円だった場合)の換金率となる。見かけ上14元(1元=1314円とすると200円くらい)の違いであるが、これは朝ごはんなら25食分くらい、昼ごはんなら12食分くらいの計算になる。これから夏に向けて旅行者の増える時期、私達の財布にはちょっと痛い話だ。
そんな私も来週水曜日には中国に行く。元は今後も切り上げが続くらしいので、今のうちにちょっと多めに換金しておこうかなあ、と考えているんですが。どうでしょう?
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上が旧100元札、下が新100元札。
どちらも普通に使えます。


上が旧50元札、下が新50元札。
これまた両方とも使えます。


新しく登場した20元札。
私は必要ないと思うんだけどな。


上が旧10元札、下が新10元札。
毛沢東はモウタクサンって。(^^;


上が旧5元札、下が新5元札。
ここまで同じ柄だと絶対間違える!


今のところ2元札はこれだけ。
いずれ新札が登場するはず……


上が旧1元札、下が新1元札。
色が似てるから間違えちゃう……


上から5角札、2角札、1角札。
普通に使えるのはここまで。


すでに存在が危ぶまれる2分札と1分札。
誰か5分札ちょーだい! (m)


左から1元、5角、1角、5分、2分、1分。
上段が旧コイン、下段が新コイン。

 

■ 723日(土) 地の果ての花火

新宿で“わちふぃーるど”のお楽しみ袋を買ったあと、旅行に必要なものをいくつか買い足して、新宿での予定は完了。場所を池袋に移し、以前から気になっていたハンバーグステーキの店「きんとき」でUランチというのを食べてみる。ネット上での評価はダメダメだったけど、私はこういうハンバーグ、結構好き。昔懐かしい感じのハンバーグステーキで、たまに寄りたくなっちゃう味だなあ(←雰囲気が結構学生さん向けかも)。その後、池袋東武に入っているカフェ・コムサでケーキタイム。ちょうどポイントカードもいっぱいになっていたので、これでケーキが1カットもらえるんだ♪ 運ばれてきたケーキを前に、さあ食べようと思ったところで、地震発生。揺れが大きい上に、揺れている時間が長い。結構この地震は大きいかも。あちこちで悲鳴が聞こえたり、半泣きになっている女の子もいるけど、私は結構冷静である(←AB型だから)。急いで携帯電話をアレコレ操作して、地震情報をゲット。東京東部は結構ひどい状況だったみたい。地震の詳細が分かったので安心してケーキを食べることにした。
その後、どうやら電車が動いていないらしいということが分かったので、サンシャインの方まで移動し、ついでに60階の展望フロアに上ってみた。「本日、調布の花火大会が見られます!」と言われたので。早速最上階まで上がって外を覗く。とりあえず調布方面を探し、デジカメのスタンバイ。東京タワーや、山手線の駅などを撮って、ズームの練習をしてみる。でも、どうも山手線の電車が走ってないなあと思ったら、山手線は運行見合わせ中だったのね(携帯で調べた情報だけど)。そうこうしているうちに7:20になり、花火が始まった。調布に住んでいるのに、池袋から地元の花火を見るのはなんだか不思議な気分だ。というよりも、池袋から調布が見えるということに驚いた。デジカメの液晶を確認すると、ちゃんと建物も確認できるんだもの。恐るべし、光学10倍×デジタル4倍。約1時間、夢中でシャッターを切り、花火大会を堪能した。こんなに興奮した花火って初めてじゃないかなあ。
そして、晩ご飯も池袋で食べ、電車が通常運行を再開した頃、ようやく帰途につきましたとさ。
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池袋「きんとき」のUランチ。
私はこういうハンバーグ、好きだけどな。


カフェ・コムサのマンゴータルト。
沖縄産のマンゴーだって!(1カット1260円!)


これもおいしそうでしょ?
マンゴーとベリーのタルトなんだな〜


東武限定のシェフズタルト。
これまたマンゴーたっぷりです。


バナナ嫌いな私も食べたくなるくらい
おいしそうなバナナタルトです……


迷った結果、シェフズタルトにしました。
私、限定ものに弱いんです。


サンシャイン60からの眺め。
ちょうど画像真ん中あたりに新宿が見える。


サンシャインの展望台は
なぜか鬼太郎グッズでいっぱいでした。


とりあえず東京タワーでズームの練習。
調布の花火を取る前に腕慣らし。


調布の花火大会が始まりました。
調布市民なのに池袋から見るなんて。


デジカメの光学&デジタルズームを使えば
なんとか画面いっぱいに写ります。


液晶画面を見ながら
結構ワクワクドキドキしちゃいました。


展望フロアから1階上って
屋上に出てみました。


遠くの方に2ヶ所で上がっているのが
調布の花火大会ね。


1時間の間、
大きいのから小さいのまで見られます。


これはいい感じに撮れたかな〜
結構花火の種類もいろいろあったかも。


池袋からでも調布が見えるっていうのが
私の中では結構オドロキでした。


そろそろ終了時間が近いので
華やかに上がっています。


もうちょっとズームを引いた方が
きれいに撮れたかもな〜


そしてこれが最後の花火でした。
う〜、1時間堪能しましたっ!


花火も終わったので
お好み焼きの晩ご飯。


最近気に入っている牛スジ。
今度は家で作ってみようっと。

 

■ 727日(水) 中国旅行1日目

4:30に起床。何しろ飛行機が10時出発なので、8時までに空港に行かなければならないのだ。5:20に家を出て、6時前には新宿に着いた。成田エクスプレスの出発まで時間があるので、「コーヒーでも…」と思ったのに、どこも店が開いていない。仕方ないので南口の方に行ってドトールで小休止。やっとコーヒーにありつけた♪
6:33
発のN'EX3号で成田に向かい、8時前には空港に着いた。まずは航空券を受け取ってチェックイン。窓側の席が取れてラッキーだった。ついで、予約しておいたDoCoMoの携帯電話を受け取りに行く。通常のレンタル料金は1500円なんだけど、ネットから申し込むと1200円で借りることができるのだ。私の携帯はFOMAなので、カードを差し替えるだけでいいので手軽である。では、朝ごはんでも……と思っていつものカフェ・クロワッサンに行ったものの、空港の混み具合から考えると、ノンビリ食べている暇はない。大急ぎでサンドイッチを半分だけ食べ、出国手続きに向かった。昨日はとても空いていたという話だったが、今日は激混みである。長蛇の列をようやくクリアし、出国手続きも無事に終わった。そもそも10時頃に出発する便が集中しているから、混むのは当然なのだ。多分、飛行機の運航時刻をなんとかしないとラッシュは解消されないと思うな。
さて、飛行機は10時半頃に離陸し、空の上へ。機内食も食べ、一眠りしようと思っているところで、つい機内上映の映画(「阿修羅城の瞳」をやっていた)を見てしまった。気づくと飛行機は着陸態勢に入っていて、13:10には広州の空港に到着してしまった。あーあ、寝るヒマ、なかったよ。
入国手続きを終え、早速携帯電話の電源を入れる。おお! ちゃんと電波が届いている! GPRSの電波が入っているのでiモードとメールもOKだ。早速実家にメールを送ってみる。大丈夫、送信完了。荷物を受け取って外に出ると、現地係員の陳亮さんという若い男性が迎えに来てくれていた。今日のうちに成都まで行かなければならないので、乗り継ぎを手伝ってもらうのだ。よかった、手伝ってもらえて。新白雲国際空港って広いんだもん。国際線から国内線への乗り継ぎは、同じフロアからは行けなくて、一度地下まで降りなきゃいけないらしい。そんなの……わかんないよ。陳さんのおかげで乗り継ぎもスムーズに行き、私は国内線の待合室でただひたすら待つ時間を過ごすことになった。
飛行機の出発は16:202時間以上ある。空港の中を歩き回るといっても、高が知れてる。することなんて、なーんにもないのだ。メールを書いて暇つぶし。16時頃にようやく搭乗の案内があり、飛行機に乗ることができた。
飛行機に乗る時間は約2時間。……やっぱり出ちゃったよ、機内食が。成都に着いたら晩ご飯が待ってるから、あんまり機内食は食べたくないんだけど。でも、やっぱりお腹へってるんだよね。食べ始めたら止まらない。結局、半分くらい食べちゃいました。そして、2時間はあっという間に過ぎ、18時半に成都に到着。外を見ると、地面がぬれてる。ついさっきまで雨が降っていたようだ。湿気を含んだ空気がジトーッと肌に貼りつく。やだなあ、これが成都だよ。
荷物を受け取って外に出ると、小柄な女性が迎えに来てくれていた。名前は宋艶玲さん。貴州省出身の現地ガイドさんで、私より6歳若い。これから6日間お世話になる。ツアー客は私一人なので、まさにマンツーマン(ウーマンツーウーマン?)でのつきっきりガイドとなる。どうぞよろしく。
車(私一人なので、普通のセダンである)の運転手は滕さんという若者である。本来ツアー客とガイド、運転手は一緒に食事をしないものなんだけど、何しろ私一人しかいないので「一緒に食べましょう」ということになった。夕食のお店へ行く道で、旅程に入っている「陳麻婆豆腐店」のことを聞いてみる。せっかく陳麻婆豆腐店に行くのに、日本人向けにアレンジされた麻婆豆腐が出てきたら嫌なんだもん。普通の現地の人に出すのと同じ麻婆豆腐が食べたい、と言うと、早速宋さんは書類をめくり、「うーん、あんまり辛くない料理ばかりですね。現地の人がよく食べる料理に変えますか?」というので、そうしてもらうことにした。それ以外の料理も、できるだけ普通のものを出してもらうようにお願いした。
そうこうしているうちに晩ご飯の場所に着き、本日2回目の夕食となった。普段、一人で旅行しているときはあんまりまともな食事にならないので、こんな豪華な食卓は珍しい。どれもおいしくいただいて、ホテル(総府皇冠假日酒店)へ連れて行ってもらった。
ホテルはノー・スモーキング・フロアなので16階。部屋も広く、ベッドも広い。素直にうれしい。明日は8:45にロビー集合なので、今夜はとっとと寝よう。明日の支度だけして風呂に入り、今日は22時にはおやすみなさ〜い!
(旅行中の日記を再構成しました)
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昨日はすいていたらしいけど、
今日の成田空港はかなりの混雑です。


これから向こうがわのサテライトに向かいます。
しかし、人が多いね。


JL603
便で出発します。
なんだかワクワクしますね!


日本の上空です。
結構日本って広いんだよね。


パスポートと提出書類。
税関関係の書類が追加されました。


機内食はチキンソテー。
味はまあまあってところかな。


広州の新白雲国際空港に到着です。
去年の8月に開港したばかり。


あまりに広い敷地面積なので
お金を払えば車で運んでくれます。


国内線のターミナル。
上海についで大きい空港だそうです。


国内線の売店に置かれていたえびせん。
日本にはないフレーバーも……


成都行きの飛行機。
結構小さくてボロいです……


2
時間でも出る機内食。
結構おいしかったのだ!


成都空港に到着しました。
ついさっき雨が降ったばかりでした。
今は湿度を含んだ熱気が……(@@)


空港内は明るい雰囲気。


2回目の)晩ご飯です。
四川ではよく食べられている花だそうです。


回鍋肉(ホイコーロー)です。
割り干し大根とピーマンが入ってます。


こちらは酢豚。
肉がやわらかくておいしいよ。


「巴國布衣風味酒楼」で食べました。
観光客で満席でした。

 

■ 728日(木) 中国旅行2日目

6時に目覚ましをかけ、ぴったり起床。朝食前にホテルの周りを散歩することにした。……でも、まだ暗いんだよね。6時半くらいにようやく明るくなってきたので、貴重品だけ持って外に出た。ホテルの横には携帯電話ばかりを扱う店が並んでいて、そのもう1本向こう側に、食べ物を扱う店が並んでいた。あ、いい店発見! 鶏汁煎包だって。これ、今度食べにこよう。
通りを端から端まで歩いて、ホテルに戻ってきた。朝ごはんは結構豪華。洋食と中華の並ぶブッフェ台。早速オムレツを焼いてもらい、外の見える席でいただいた。食後、ホテルのカウンターで日本円のエクスチェンジを試みる。レートを見ると722日のものだ。1万円で708元。昨日の時点では1万円が690円台に下がっているはずなので、ここで換えておいて損はないはず。とりあえず5万円を換金することにした。
8:45
にロビーで宋さんと待ち合わせ、車で空港に向かった。ここで驚いたのは、成都の空港は「国際線」「国内線」に加えて「省内線」があるということ。省内線は建物が別で、こじんまりとしている。今日は九寨溝の空港なので、当然省内線である。ここまでは順調だったのに、11:15の飛行機は約30分の遅れで飛び立った。成都から九寨黄龍空港へは40分の旅。以前は9時間かけて車で移動していたことを考えると天国のようだ。12時半に空港に到着し、車が来るまでしばし待つ。空港は標高3500mくらいのところにあるので、飛行機から降りた瞬間にめまいがする。酸素も薄いのを感じる。天気の悪い日に起こる頭痛のような頭の痛さも感じる。うう、これから黄龍に行くのに大丈夫かな〜
結局車が来たのは13時頃だったので、川主寺(空港のふもとの村)で昼食をとることになった。私と宋さんと運転手さんの3人なのに、山ほどでる料理。絶対食べ切れません! 食事をして休憩をとったら、いよいよ黄龍に出発である。ここからは1時間半くらいの道のりだという。気づいたら私は寝てました。(^^;
「着きましたよ!」と起こされ、車を降りてみる。おお、これが黄龍か。しかしすごい人だな〜 景色を見に来たんだか、人を見に来たんだか。とりあえず宋さんにチケット買ってきてもらい、入場する。「今まで180元だったのに、200元に値上がりしてました!」という。うーん、これだから中国って……
入口のところで標高約3200m。ここから奥までは4200mほどあり、一番高いところで標高が3700mになる。これは軽い登山である。ちょっと歩くだけでも息が苦しい。走るなんてもってのほかだ。遊歩道はきちんと整備されているが、何しろ人が多いので歩きにくい。他の人のペースに合わせながらのろのろ登っていく。すると、ちょっと歩き始めただけなのに、すでに見所満載。曇り空にも関わらず、水は澄んでいて不思議な光景が広がっている。カルシウム分を多く含む水は黄色みを帯びている。結晶化したカルシウムは、倒木にこびりつき、水の中でカルシウムの樹木を形成している。この世の風景とは思われないほどだ。これで天気がよかったら! 山の上の方に登るにつれて、雨が降り出してきた。早速持ってきたレインコートを着るが、夏というだけあって、それほど寒くはない。途中のチベット寺院でお祈りをし、マニ車を回す。ようやく五彩池に到着したとき、すでに2時間が経っていた。五彩池は本当に色とりどりで、青い部分、緑の部分、黄色い部分などに分かれている。同じ水が流れているはずなのに、どうしてこんなに色が変わってしまうんだろう? ここで束の間の休息を味わい、下まで一気に下りてきた。往復で2時間半。ちょうど18時を過ぎるところだった。
車のところに戻り、ホテルまで直行する。ここからは2時間半くらいかかるという。道も暗くなり、軽登山の疲れと酸素不足もあって、私は車の中でうとうとしてしまった。気づくと景色が山道から土産物屋の並ぶ観光地に変わっていた。「もうすぐ着きますよ」と言われ、きょろきょろしていると本日の宿が見えてきた。今日、明日と泊まるのは新九寨賓館。わりときれいな四つ星クラスのホテルである。チェックインして部屋に荷物を置きにいく。1233号室というから12階かと思ったら、1号館の2階でした。(^^; そういえば、そんなに高い建物じゃなかったな。すぐ気づけよ。>自分
荷物を置いたら、すぐに夕食。今度は宋さんと私の二人だけである。すでに21時近いので、ホテルのレストランは閑散としている。できる料理も限られているらしい。「麻辣豆腐にしたかったけど、もうないって言われました」と、ちょっと残念そうな宋さん。それでも、貴州省と四川省の郷土料理である「粉蒸排骨」はしっかり注文してくれた。学生の頃、寮生活ではロクな食事が出ないので、いつも休みのときに実家に帰ると、大きな鍋いっぱいに「粉蒸排骨」を作ってもらって寮に持ち帰り、部屋のみんなで1週間くらいかけて食べたのだという。当時はまだ肉が貴重で豆ばかり入っていたので、みんなで豆を穿り返し、肉を選んで食べたのだそうだ。宋さんにとっては青春の味なのだろう。また、「粉蒸排骨」は保存食としても利用されており、一度作ると1年間くらいは保存がきくらしい。甕いっぱいに作っておき、食べるときにもう一度蒸すのだそうだ。何事にも勉強熱心な宋さん、「“排骨”は日本語で何と言いますか?」「うーん、スペアリブかな」「スペアリブですか。今までずっと“骨付きの肉”と説明してました」などと、事あるごとに日本語での適切な言い方を質問してはノートにメモを取っていた。私もそういうのは嫌いな方ではないので、いろいろ余計な日本語まで教えたりして話ははずんだ。
今は23時。疲れたからもう寝まーす。
(旅行中の日記を再構成しました)
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この像には見覚えがあるぞ!


成都の朝は遅い。
6
時過ぎてから明るくなってくる。
7
時頃から人通りも多くなる。


もう少しすると朝ごはんを食べに来る人で
この辺りもにぎわうはず。


ウサギの肉をペロペロなめるワンコ。
鶏にも威嚇されていました。


朝ごはんにオムレツを。
さすが五つ星ホテルです。


ホテルのロビーもきれい。
こういうところは気分もいいですね。


省内線のカウンター。
ほとんどが九寨溝行きです。


省内線の空港は小さい……
大丈夫かな〜


機内のおやつ。
かなり中国風のおやつですね……


九寨黄龍空港に着きました。
タラップを降りて空港の建物に向かう。


昼ごはんは3人なのにたっぷり……
どう見たって食べきれないよね。


黄龍の入口には郵便局もある。
ここから記念の葉書を出すのね。


カルシウムで黄色い滝。


エメラルドグリーンの水を
満面にたたえた池。
棚田のように重なっている。


ミネラル分が多いので飲めないけど
本当に澄んだ水です。


とにかく観光客が多い。
歩くのも大変なほど。


ゴミ箱も整備されてます。
ちゃんと分別して捨てましょう。


体力に自身がない人は片道220元、
往復400元で籠に乗ることも可能。


黄龍の頂上付近にあるチベット寺院。


マニ車を1回回すと1回読経したことに!


黄龍の終着地である五彩池は
もうすぐそこに!


太陽の光線の具合によって
刻々と色を変える五彩池。


このあたりは黄色い水。
本当に不思議な世界。


池の中に倒れた木にも
カルシウムがこびりついている。


同じ五彩池でも、
このあたりはブルーの水をたたえている。


この透明度の高さ!
手を触れることができないのが残念。


池の真ん中の島から木が生えている。
このあたりは標高3700mくらいなのに……


このあたりはグリーンに輝く。
これで天気がよかったら……


今日の晩ご飯は少なめに。
……って、これで2人分だよっ!


ガイドの宋さんの思い出の味「粉蒸排骨」。
四川や貴州では保存食にするという。

 

■ 729日(金) 中国旅行3日目

昨夜は酸素が足りないせいか、息が苦しくて寝られなかった。これが高山病というものか。結局、朝7時に目覚ましをかけたのに、6時半には起きてしまった。ホテルの周りのお土産屋さんを覗いたりして散歩したら、朝ごはん。今日は青空が広がっている。一晩起きてみれば、あれほど苦しかった呼吸も、それほどではない。どうやら体が環境に慣れたらしい。なんとなくいい一日になりそうだ。
8
時にホテルを出て、車で九寨溝に向かう。ホテルは九寨溝のすぐそばにあるので、20分くらいで着いてしまう。車は九寨溝の自然風景区には入れないので、入口より少し離れたところで車を降りる。チケットを買って、いよいよ九寨溝の中に入る。ここにはチベット族の村が9つあるので「九寨溝」の名前がついたという。「寨」というのは村のことだ。
九寨溝の中はY字になっていて、往復で98kmくらいあるらしい。まずは天然ガスで走るバスに乗って、Y字の左の終点まで行く。だいたい30分くらいで終点の長海に到着である。途中に見える山と湖。ちょうど無風だったせいか、湖には山の姿がくっきりと映り、まるで鏡を見ているかのような錯覚にとらわれる。思えば私は3年間、ここに来たいと願っていた。今、ようやく九寨溝にたどり着いたのだなあ、そう思ったら、なんだか泣けてきた。危ない、危ない。まだまだお楽しみの景色はこれからだ。
ようやく長海に着くと、そこは青い湖面を見せていた。山の雪解け水がたまり、ここから地下を通って水は下の湖へと流れていくのだ。どこまでも澄んだ水が広がっている。空も青い。うん、きっと私の行いがいいせいだな。するとすかさず宋さんが「それはどういう意味ですか?」と聞く。普段の行動や心がけがいいから、ここ一番というときにうまくいくという意味だと教えると、「なるほど」と納得していた。いや、私の行いにではなく、言葉の意味にである。
長海から五彩池に降りていくと、これまた変わった風景に行き当たる。見る場所によって色を変える水。宋さんに聞くと、「“鎂”が含まれているからですよ」という。“鎂”って何? あとで辞書を調べなきゃ。
ずっと歩くと時間がかかるので、再びバスに乗って、Y字の真ん中辺りまで下りる。九寨溝の中で一番幅の広い滝といわれる諾日朗瀑布を見にいくと、壮大な滝が音を立てて流れ落ちていた。うーん、なんだかマイナスイオンたっぷりって感じだなあ。やっぱり滝って気持ちいいなあ。飛沫がまた気持ちいい。天気がいいので結構日差しがきついところに水の飛沫が飛んでくると、実に爽快な気分になるのだ。ここを去るのは名残惜しいが、そろそろ昼食の時間だというので、ブッフェスタイルの昼ごはんを食べに行く。山の上は気圧が低いので、沸点は100度まで上がらない。そのため、ご飯を炊いてもボソボソにしかならないので「ここのはあまりおいしくない。成都のご飯の方がおいしいです」と宋さんは言う。うーん、でも、成都のご飯より日本のご飯の方が、もっとおいしいんだよね。ぜひ宋さんにも日本の米を食べてもらいたいなあ。
食後、ちょっとお土産屋さんをひやかし、再びバスに乗って、今度はY字の右の方の終点まで行く。ここには原始森林が広がっていて、まさに手付かずの森林が残っているらしいのだが、「ここから先は、行ってもここと風景は同じ。さあ、戻りましょ」と宋さんがいうので、もと来た道を引き返し、またバスに乗った。下りてくる途中には、パンダが水を飲みにきていたという熊猫海、池のそこに虎が寝ているような模様のある老虎海、様々な色に変化する五花海、鏡のように湖面の反射の美しい鏡海など、見所が続いている。そのたびごとにバスを降りては絶景を歩き、自然の残る風景を堪能した。途中、チベット寺院に寄ったりして山を下りると(といっても、標高は2000m以上ある)、時間は17時。ちょど予定通りというところだ。
今夜はチベット族と羌族の歌と踊りのショーを見にいくので、ちょっと早めの夕食。キュウリ、茄子、苦瓜、冬瓜、ウサギ肉などなど、体によさそうなものばかり。たっぷりたいらげて、隣のホテルの敷地内にある劇場に移動する。入口では、民族衣装を身につけたおねえさんが、一人ひとりに白いスカーフをかけてくれる。客が揃うのを待って始まるステージ。歌あり、踊りあり、ちょっとした余興ありという感じで、にぎやかな舞台であった。日本の舞台だと静かに見入るという感じだけど、中国の舞台は観客参加型なんだよね。
ホテルに戻ると早速湯船にお湯をはって、風呂に浸かる。あ"〜、極楽、極楽。とりあえず、自分で脚を揉み解してマッサージする。昨日、今日とよく歩いたもんな〜 体もこの環境に慣れてきたし。そうそう、“鎂”を調べてみるとマグネシウムだった。明日、宋さんに教えてあげなきゃ。
今日も23時くらいに寝ます。よく眠れそ〜!
(旅行中の日記を再構成しました)
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今日の朝ごはんは中国風。
昨日とホテルが違うからね。(^^;


今日はこんなに晴れてます。
幸先いいぞ!


ホテルの周りは観光地区。
土産物屋さんばかりです。


九寨溝に着きました!
これから絶景を廻ります。


九寨溝の略図。


天然ガスで走るバス。
観光保護のため、
天然ガスを燃料とする車しか入れない。


長海付近は絶好の記念撮影場所。


もっとも高い位置にある長海は
標高3100mくらい。
そして長海はもっとも大きい湖。


場所を変えると、
同じ長海でも湖面の色が変わる。
この辺りが不思議なところ。


遊歩道はきれいに整備されている。


絵を描いている人も!
私は写真だけで失礼します。(^^;


湖畔に咲くアザミ。
九寨溝は黄龍に比べて植物も多い。


長海から降りてくるとあるのが五彩池。
天気によって色を変える。


水の底までよくみえる。
お金を投げている人もいた……


諾日朗瀑布。
九寨溝で一番横幅が長い。


昼食はバイキング形式。
宋さんは私よりてんこ盛りにしてました。(^^;


昼食を取った場所には
お土産屋さんも併設されている。


天気がよくてよかった!
昨日も晴れてたらよかったのにな〜


熊猫海には昔パンダがいたらしい。
ここに水を飲みに来ていたんだって。


「裸鯉」と呼ばれる魚。
それぞれの湖・池から一生出ていくことはない。


七色に輝く五花海。
湖面の反射が憎らしいくらい。


倒れた木は腐ることなく
いつまでも水の中に佇んでいるかのようだ。


どの湖もどの池も
とにかく驚嘆するばかり。
ぜひもう1度行ってみたい。


川の流れで自動的に回るマニ車。(^^;


九寨溝中で最大のチベット族の村。
こうした村が9つ集まっている。


村の中はほとんどが観光地化している。
土産物を売る店ばかりだ。


このバスはトイレバス。
中に女性用と男性用のトイレがある。


チベット仏教の扎如寺。
去年修復が終わったという。


異様に長い線香……


ちょっと早めの晩ご飯。
キュウリ、茄子、冬瓜、茎レタス、
ウサギ肉、豚皮など。


夜はチベット族のショーを見に行きました。
ヤクの肉、お茶、お酒が用意されています。


2
時間ほどのショーは盛り上がりました。
きらびやかな衣装がきれいだった!


夜のおやつタイム。
チョコレートとコーヒーです。


「クイズ・ミリオネア」そっくりの番組。
ただし、4択ではなくて5択でした。

 

■ 730日(土) 中国旅行4日目

6時半起床。7時くらいに朝食を食べてから外を覗くと雨の気配。嫌な予感。今日の予定は午前中のうちに成都に戻り、武侯祠と杜甫草堂を見学して、夜は陳麻婆豆腐店での夕食となっている。武侯祠と杜甫草堂は3年前に来たときに見学したから、今回は適当に済ませて、買い物に行きたいな〜 ダメかな〜?
ホテルの出発は8:45。今のところ、私はまだ一度も遅刻していない。うーん、私って何ていい客なんでしょ! ホレボレしちゃう。ドライバーも時間通りに迎えに来てくれて、空港に向かう。途中には建設中の別荘地があったりして、今後この付近が飛躍的に発展しそうな予感もするが、近くには九寨溝という観光地しかない場所が果たして住居として売れるものかどうか、疑問は残る。空港への道にはチベット族の土産物屋があり、結構客が入っているようだ。宋さんに「見たい?」と聞かれ、そういうのが嫌いな方ではない私は「見たい」と答えた。ここで私はヤクの肉の燻製を購入。だって味見したらおいしかったんだもん。ちゃんと真空パックにしてくれたから、これなら日本に帰るまで持ちそう。ホテルに着いたら冷蔵庫に入れておこうっと。
空港に着いたのは10:15。飛行機の出発は11:45なので十分間に合う時間なのだが、情報によると飛行機がまだ成都を発っていないのだそうだ。私達の乗る飛行機はCA4478。これは成都から来るCA4477が折り返す便なのだ。とりあえずチェックインを済ませ、セーフティチェックを通って待合室に行く。時間が来ても、飛行機が到着する気配はない。「ちょっと外に出てみましょう」ということで、空港の外に出てみる。宋さんは公衆電話で会社に連絡を取ってみる(←宋さんの携帯は、成都市内での利用料は安いが、市外になると値段が高くなるらしい)が誰も出ない。「今日は何曜日?」土曜日かな。「あ、みんな休みですね。出ないはずです」そりゃそうだ。
再び空港の中に戻り、土産物などを見て時間をつぶす。飛行機の出発時間はとっくに過ぎている。航空会社から昼食を支給される気配がないので、宋さんにインスタントラーメンを買ってきてもらって食べた。食べ終わったところで「昼食を支給するので取りに来るように」とのアナウンス。遅いって。そんなにいっぺんに食べられないよ…… でも、とりあえずもらえるものはもらっておく。そして、食べられそうなものだけ食べる。食べ終わったところで再び入るアナウンス。「CA4478の乗客は、ホテルを用意するので、しばらくそこで待機するように」だって。ホテルに連れて行かれるってことは、当分飛行機は来ないってことね……
諦めて航空会社の用意したバスで、ふもとの町にあるホテルに向かう。部屋に落ち着いたところで服務員に「食事をするように」と命令される。……さっき2回も食べたって。いくらなんでも3回目の昼飯は食えないな。宋さんの買ってきてくれた果物を食べて2時間くらい休んでいると、宋さんの同僚から「飛行機が成都を離陸する」との情報が入った。程なくして我々は空港に戻される。戻ってみれば、私達の乗る飛行機の次の次の便以降は全て出発済み。空席さえあればそれに乗れたんだけど、この時期の九寨黄龍−成都便に空席などあるはずがない。再びゲートを通って待合室で待っていると、飛行機が1機下りてきた。待ちくたびれた乗客から拍手と歓声があがる。ゆっくりとこちらに向かってくる飛行機を見て、これほどうれしいと思ったことはない。「CA4477已経到達。謝謝!(CA4477便はすでに到着しました。ありがとうございます)」とアナウンスが入る。なーにが「已経到達」だよ。「剛才到達。抱歉!(やっと到着しました。すみませんでした)」 の間違いだろう。
というわけで、ようやく長かった1日も終わり、飛行機は成都に向かった。……って、今日の予定は丸つぶれじゃん! 19時頃になって、ようやく飛行機は成都に到着した。宋さんが「今日のドライバーはモヤシですよ」と言う。「モヤシ?」と聞き返すと、「背が高くて細い人のことは“豆芽(モヤシ)”といいます。ドライバーの張さんはモヤシですよ」だって。そうか〜、日本のモヤシとちょっとイメージが違うのね。
そして、陳麻婆豆腐店へ。麻婆豆腐のほかに、おいしそうな料理をいろいろ持ってきてもらう。私達のテーブルには、大学で日本語を学んで1年になるというアルバイトの店員さんがつき、あれこれ世話をしてくれる。「麻婆豆腐ハ辛イデスカ?」と聞かれる。期待を裏切って申し訳ないが、辛くない。(^^; 普段、もっと辛いものも食べてるからね。「辛クナイデスカ…… スゴイデスネ」 結局1日何もしなかったのに、お腹はへるものだ。山ほど食べて帰ろうとすると、さっきのアルバイトさんが、日本の「ウナ・コーワ」を持って、近づいてきた。「コレハココ(←切り傷だった)ニ塗ッテイイデスカ?」と言う。うーん、それはかゆみ止めだからダメでしょう。結局私の電子辞書を駆使しながら、蕁麻疹、湿疹、汗疹などに効果があることを告げ、何とか納得してもらった。
ホテルに着いてチェックインをすると、すでに予約の部屋は埋まっており、替わりに1ランク上の部屋を用意すると言う。まあ、どうせ寝るだけだし、宿泊代は同じなんだし、部屋さえあればそれでいい。そう思って部屋に行ってみると……スイートまではいかないけど、これがなかなかスバラシイ部屋だった。今日の1日の中でよかったことって、もしかしてこれだけ?
明日は8時出発。今夜は23時過ぎに寝まーす。
(旅行中の日記を再構成しました)
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本日の朝ごはん。
しっかり豆乳も飲みました。


ホテルから空港への道にあった
チベット族と羌族のお土産屋さん。


中は人がごった返しています。
写真を撮っていたら怒られました。


外に出てきたところです。
お粥のような飲み物が主食なのだそうです。


九寨黄龍空港に戻ってきました。
11:15
の飛行機で帰るはずが……


手早く手続きを済ませます。
といっても、係の人がもたもたしてますが。


2
階の待合室です。
飛行機の出発を待つ人でいっぱい。


飛行機が遅れたので
インスタントラーメンの昼食。


ラーメンを食べた直後に支給された弁当。
もっと早く支給してくれればいいのに。(--#)


結局ふもとの村のホテルで休憩させられることに。
道々にあったチベット族の村です。


このあたりはまだ観光地化されていないらしく、
素朴なままの村が残っています。


飛行機がようやく到着しました。
って、もう17時過ぎてるんですけど。


機内で出てきたおやつ。
ビスケットはおいしいけど、晩ご飯があるからな〜


ようやく成都に到着です。
そりゃあ、こんな視界では飛行機も飛ばないわ。


「陳麻婆豆腐店」の麻婆豆腐。
辛いけど、私は全然平気です。


「夫妻肺片」という内臓料理。
これが辛くておいしかった!


ガイドの宋さん、運転手の張さん、
そして私の3人で食べました。


これが本場の担々麺!
ほらね、汁がないでしょ!


ホテルの部屋はかなりゴージャス。
広くてうれし〜〜〜♪


水を入れたペットボトルがへこんでました。
そうか、それだけ気圧が低かったのね。

 

■ 731日(日) 中国旅行5日目

今日は5時半に起床。昨夜はコーヒーを飲んでテレビを見ているうちに、いつの間にか寝てしまった。やっぱり疲れていたのかも。
成都はさすが西の方にあるだけあって6時はまだ暗い。少し明るくなってからホテル周辺の散歩に出た。この間のワンコはいなかった。残念。市場を覗いたりしてから、先日見つけておいた鶏汁煎包のお店に入る。「焼けるまでちょっと待ってて」と言われるままに、席に座って待つ。7時になるとアツアツの煎包が出来上がった。見た目は上海の生煎にそっくり。味は、鶏スープのおかげであっさりしている。結構おいしい。3個で1.2元。安い!
ホテルに戻り、再び朝食。結構お腹はいっぱいなので、フルーツを中心に食べることにした。
今日の出発は8時。昨日行けなかった武侯祠に連れて行ってくれるという。武侯祠そのものは行ったことがあるんだけど、その横に昔風の土産物屋が並ぶ通りが完成したのだそうだ。武侯祠はさっと一回りだけして、横にできたという錦里という通りを端から端まで歩いてみる。最近、こういう昔風の街並みが流行ってるみたいだな〜
30
分ほどで武侯祠の観光を終え、いよいよ臥龍に向けて出発である。宋さんの「一番速くても3時間以上かかります。山道が昨日の雨で土砂崩れになっていると、交通渋滞になりますからもっとかかります」という言葉にちょっとビビる。ということは、どんなに急いでも12時前には着けないってことね。最初は高速道路をブンブン飛ばし(←時速120km制限のところ、160kmくらい出てたよ……)、続いて細い山道へと入っていく。以前はもっと古くて狭い道を通らなければいけなかったらしいが、今年の5月に新しい道が開通したのだそうだ。新しい道はきれいで走りやすい反面、斜面がまだ安定していないために土砂崩れが起こりやすいのだという。うーん、それはヤバイぞ。そして、山道に入って30分。果たして車の流れが止まった。車が全く進まない。ドライバーの張さんは朝が早かったせいか、運転席で仮眠を取り始めた。ガイドの宋さんは新聞売りから新聞を買って読み始めた。私は後部座席でぐったりしながら外を眺めていた。「このまま12時まで動かなかったら成都に引き返します」という宋さんの言葉に、思わず涙目になってしまった。
実は一昨年の春、「世界ウルルン滞在記」で視聴者ゲストを募集したとき、私は臥龍の大熊猫研究中心でパンダの世話をするボランティアという企画で応募したのだった。そのときにパンダについていろいろ調べ、現在では野生のパンダは1000頭を切るまでに減ってしまったということを知った。パンダの里親制度について知ったのもこのときである。残念ながら私の企画は採用されず、別の局の別の番組で俳優の金子貴俊さんが同様の企画をおこなったらしい。悔しい!
さて、1時間半後、ようやく車が動き始めた。危ないところだった……(^^; 車が動くのがあと30分遅かったら成都に引き換えさなきゃいけないところだったよ……
その後は順調に走り、細い山道、凸凹の道もなんのその、時速60kmで走り抜けるドライバーの暴挙とプライド意地と技術によって、午後1時過ぎに臥龍に到着した。野生のパンダは標高40005000mという高地に生息するという。このあたりの山のどこかにパンダがいる。そう思うと目がうるんでくる。モヤシの張さんに感謝である。さっさと昼食をとったら、いよいよパンダとの対面である。
門をくぐり、奥の方へ歩いていくと、早速1頭のパンダが笹をかじっている。その仕種はぬいぐるみそのものである。「パンダー!」と呼んでみると、パンダはこっちをじっと見る。ガラスの向こうではなく、生のパンダに大興奮である。今度は赤ちゃんパンダの飼育されているところに行ってみる。いる! ぐんにゃりとしたたれぱんだのような赤ちゃんパンダが2匹いるではないか! そのほわほわとした産毛とぺにょんとした風合いに、すっかりウットリしてしまった。周りの中国人たちも大喜び。「小熊猫!」「小熊猫!」と大騒ぎしている。をいをい、“小熊猫”はレッサーパンダだよ。(^^;
今回のツアーはパンダとの記念写真(200元)があらかじめ含まれているが、子供のパンダと5分間遊べるというサービス(500元=約7000円)を知り、早速その場で申し込んだ。宋さんが「え? ホントにパンダと遊びますか? 500元ですよ。別料金ですよ?」と驚く。この際、値段は問題ではない。この次はいつ来られるか分からない。この次も同じようにパンダと遊べるかどうかもわからない。そして、何よりも、ボランティアをしたいと思ったほどにパンダが好きなのだ。どうしてもここに来てパンダに会いたかったことを話しながら泣き出した私に宋さんは、「どうして泣きますか? 日本人はどうしてそんなにパンダが好きですか? 私が前回案内したお客さんも同じでした」とちょっと首をひねっていた。
そして。汚れないように割烹着と靴カバーをつけてパンダ幼稚園(子供パンダの飼育されている場所)に入る。飼育員のおじさんが口笛を吹くと、早速1頭の子パンダがやってきた。パンダ団子(笹や小麦粉、とうもろこしなどで作ったパンダの大好きなお団子)をもらって大喜びのパンダ。さらに2頭のパンダを飼育員が連れてきてくれた。どの子もパンダ団子に夢中である。(^^; ゴロゴロしてちょっと不器用なパンダに私も夢中である。ガイドの宋さんにデジカメを渡し、「あとで消せばいいから、とにかくどんどん写真を撮って!」と頼んだ。パンダは仰向けに寝転がったり、座って団子を食べたり、ぬいぐるみのようにおとなしい。ちょうど私のほかに西洋人の女の子もいたので、合計で10分くらいパンダと遊ぶことができた。パンダは私のことを木だと思ったのか脚に抱きついたり追いかけてきたりして、本当にかわいらしかった。元気で大きくなるんだよ。
あっという間の10分が終わり、今度は子パンダと記念撮影。団子を飲み込むたびに、次の団子を所望する現金なパンダにちょっと笑ってしまった。パンダにすっかり夢中の私を見て、宋さんは滞在時間を少し延ばしてくれた。最後に入口のところで記念撮影をしてパンダ研究センターを後にした。
帰りの道は順調で、あっという間に都江堰についた。何とか閉園までに間に合ったので、古代の治水事業の素晴らしさを見ることができた。内江と外江に分けるまでは河の氾濫がひどかったが、治水を行うことによって成都は豊かな「天府の国」となったのであった。その人工の河は水の流れを妨げることなく造られており、2000年経った今でも十分機能しているのだそうだ。ただし、私の全精力はパンダのところで使い果たしてしまったので、都江堰についてはあまり印象に残っていない。せっかく連れてきてくれたのにゴメンナサイ。m(_ _)m
そして。ホテルに帰ってくると、もう20時半。ホテルの隣りの四川賓館で夕食である。宮爆鶏丁(鶏と落花生の炒め物)などの四川料理をいただく。ここでふと、思いついて宋さんに「そういえば四川の人って香菜は食べないんですか?」と聞いてみた。今まで食べた料理には一切香菜が入っていなかった。できるだけ地元の人が食べるものをとお願いしたのに香菜が使われていないということは、四川料理では香菜を使わないということなのだろうか。すると宋さんが「食べますよ。香菜はよく使います」と言う。え〜、だって今まで全然出なかったじゃん。「だって日本人は香菜が嫌いでしょう?」と不思議顔の宋さん。「私は香菜が大好きなんです! 日本でも香菜を大盛りで頼んじゃうくらい好きなんです! 日本人でも香菜の好きな人は多いですよ」というと、早速香菜を注文してくれた。そうか〜、私に気を遣って香菜を出さなかったのね。最初に言っておけばよかったな〜
食後、宋さん、張さんと別れて、近くの百貨店に買い物に行く。中国の百貨店は地下が食品スーパーになっているので、ここでいろいろと購入。一気にスーツケースが重くなりました。
今日は23時半に寝ましょう。明朝は6:15に出発です。
(旅行中の日記を再構成しました)
【comment


朝のお散歩で見つけた市場。
新鮮な野菜が揃ってます。


一昨日見つけた「鶏汁煎包」のお店。
鶏肉であっさりしています。


再びホテルの朝食。
今日2回目の食事です。
旅の間は本当によく食べてます。(^^;


武侯祠にもちょっとだけ行きました。


3
年前にも来たことがあるので
このあたりは簡単に見て回ることに。
朝なので人がいなくてよかった!


横にはちょっと古そうな街ができていました。


高速道路の料金所。
これから臥龍へ向かいます。


山道は雨のために土砂崩れ。
車の流れが止まっています。


工事にいそしむ人たち。
もっとしっかり仕事して〜〜〜(T_T)


崩れたばかりのところ。
5
月に開通したばかりの道らしい。


5
時間かかって臥龍に到着。
昼ごはんはまず回鍋肉。


食事をたっぷり食べた後は
いよいよパンダに会いに行きます。


あの門をくぐれば
臥龍大熊猫研究中心。


早速パンダちゃん発見です。
「アッカンベー!」ってしてるの?


やっぱりパンダには笹だよっっ!


これはパンダの大好きな
パンダ団子。
栄養もたっぷりです。


すっかり弛緩して眠るパンダ。
野生動物がこれでいいんでしょーか?


木の股にひっかかったパンダ。
お尻のタレ具合が微妙です。


パンダ幼稚園では子供のパンダが
ゴロゴロしていました。


安心しきって眠っています。
あとで一緒に遊ぼうね。


保育器の中で眠る赤ちゃんパンダ。
ちっちゃくて手のひらにのるくらい。


こちらの子は、ちょっと毛が揃ってきました。
尻尾はやっぱり白いですね。


意外と不器用なパンダ。
パンダ団子を落としたら、
なかなか自分では見つけられないらしい…


パンダが腕に体重をかけてきました。


手元の携帯電話で撮影。
パンダちゃんが目の前で喧嘩してます。
ぬいぐるみみたいでかわいいよ〜


パンダにすっかりなつかれました。


パ…パンダくん、何をしたいの?
私の頭をなでてくれるわけ?


すっかりお友達になりました。
大きく育つんだよ。


喧嘩する子パンダ達。
なんだかほのぼのしてるな〜


赤ちゃんパンダがあくびしてる!
か…かわいいじゃん……


張主任が見せてくれました。
赤ちゃんパンダの写真です。
いいなあ、それ、一枚ほしいなあ。


帰りに成都市郊外の都江堰へ。


向こう側が外江、手前が内江です。
内江は人工の河です。
中国人は自然を治めるのが大好き。


内江と外江にかかる橋。


9
時を過ぎて晩ご飯。
今日もたっぷりいただきました。


これは清湯麺。
つるつるいくらでも食べられます。


「クイール」の映画看板。


青島ビールとスプライト。
スプライトはレモンミント味です。
日本でも売り出せばいいのにな〜

 


 

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