一粒チョコな毎日

 


◆ 4月1日(月) ツイてない日

誰にだってそんな日がある。それはよーくわかる。「でも…でも……どうして?」なのである。
先々週から体調を崩して(←ただの怠け癖。休みになると熱を出す)寝たり起きたりの生活をしていた。そして熱も下がり、雨も上がったので、まだ本調子ではないものの今日は都心まで買い物に出かけた。
本日の目的その1。
銀行で通帳記帳をする。これは新宿で難なくクリア。
その2。
わちふぃーるどのお店で携帯電話のネックストラップを買う。いつもは鞄に突っ込んだままにしている携帯電話だが、年度末・年度初めは仕事関係の電話が頻繁にかかってくるので利用頻度が上がってしまう。そこで首からぶら下げてしまうえば便利だと気がついてしまった。気づいたら善は急げ、即購入である。ところがところが欲しかったネックストラップが品切れのため、注文だけして店を出る。思えばここで私の運は逃げていったのだ。
その3。
新宿伊勢丹のトールサイズでジーンズを買う。標準よりかなり背の高い私はジーンズもトールサイズで買う。前に購入したのがとても履きやすかったので同じものか同等品を求めて伊勢丹のトールサイズショップを徘徊する。ところが。店舗リニューアルをしたせいか私の希望に合うものが無い! そして希望していないにも関わらず、ちょっと気に入ったスカートを見つけてしまった(←買ってないぞ!)。そして失望のうちに新宿を後にする。
その4。
神保町で中国語のテキストを買う。来週から始まる授業なのに私の手元にはテキストがない。というのは、教務担当の先生が私に一言もなく教材を適当に決めて業者に発注してしまったからなのだ。本来なら授業を担当する教師に教材を聞いてから発注するのがスジなのだが、そのあたりが省略されてしまったのが問題の元だった。そんなわけで私は持ってもいない、見たこともない教科書で来週から授業をしなければならないのだ。せめて献本が1冊もらえたらと思ったが、それもないらしい。仕方がないので神保町の中国書籍専門店を中心に、教科書の題名だけを頼りに捜し歩いた。結果、どこも品切れ。結局買えなかった。急遽学校に電話して、献本が来たら即自宅宛に送ってもらうように連絡。授業までに来なかったらどうしよう? あまり考えたくない。
その5。
三省堂で日本語教育関連のテキストを買う。中国語と国語だけでなく、日本語なんかも教えている私。今年度の授業で使えるテキストを探すために三省堂の日本語関連テキストを物色。欲しい本があったのはよかったが、それ以外にもよさそうなものがいろいろあって、全部買おうとすると諭吉が5〜6人いなくなりそうになった。仕方がないのでまずは3冊のみ購入。それでも諭吉が1人飛んでいった。
今日という日を「エイプリル・フール」として無かったことにはできないものか? ちょっと考えてしまう1日だった。

◆ 4月4日(木) 体力限界臨界点突破!

先日注文しておいた自転車が届いた。
前に使っていた自転車はサドルを取られ、パンクさせられ、挙句の果ては行方不明となって消えた。アレ、結構高かったんだぞ。でもまあ、高くても末路はこんなものだ。
そんなわけで今回はノーブランドで9800円という超安物の自転車を買った。重い買い物をするときに役立ってくれればそれでよい。
とりあえず、店から引き取ってきてから家の周りで試し乗り。上り坂を乗ってみたら疲れること疲れること。息が切れるだけでなく、太ももあたりにジワジワと来るものがあった。これは毎日自転車に乗って体力をつけなきゃだめだな、とちょっと哀しく思ったのだった。

◆ 4月5日(金) 100円ショップは救世主!

唐突だが、教育はお金がかかるということをどのくらいの人が知っているだろうか? 「そうそう、子供の教育費ってお金がかかるのよね」などと考えている人がいたら大間違いである。私が言っているのは「教育を受けるのにお金がかかる」ということではなく、「教育をするのにはお金がかかる」ということなのだ。
こんな話がある。ある英語教師の例だ。授業時に英語のビデオ教材を使いたい。ところが学校の予算で購入すると実際に手元に届くまでに半年近くかかる上に、物件費の上限や他教科とのバランス、他の購入予定品の関係で買えなくなってしまう。そこで何万もするビデオ教材を自費で購入して授業で使用しているというのだ。ちなみにこの先生は、それ以外の洋書等も学校を通して買うと納品時期が遅くなったり(輸入ルートの関係で)在庫切れで買えなくなったりするので、自分で購入すると言っていた。
私も似たようなもので、教材だけでなく授業で使うもの(中国の地図とか本とか…)は大抵自分で用意する。これは通常の販売ルートに乗らないものだったり、日本にいては実物を見て検討することができないものだったりするから仕方がない。
問題は文房具だ。資料や書類、テキストなどを整理するためのファイルや、教材作りに使う筆記具、印刷用紙、携帯用のホワイトボード…… こういったものも全部自分でそろえる(消耗品として学校にもいくらかのストックがあるが、個人で使用するので事務方が渡すのを渋る。新規購入だと納品が遅れる)。ところがこれが高かった。あれこれと買っていくと、あっという間にお金が飛ぶ。年度初めのこの時期、毎年それに泣いてきた。ちょっとでも安売りしていたりするとまとめ買いのチャンスだった。
ところがところが。今は「100円ショップ」というものがある。ここに行けば大抵のものが揃う。ノートでもペンでも、ファイルでも、何でも揃う。おかげで文具に費やす金額が大幅に減った。なんてありがたい話なのだろう! 最近はいろいろな系列の100円ショップが出現しているが、それぞれに特色を出して、全てものが1コインで買えるようになるといいなあと思う。

◆ 4月6日(土) 苺狩り

苺狩りに行ってきた。場所は静岡、駿河湾。山の斜面一面に広がる苺のビニールハウス。その1つに入るとそこは苺の天国。このハウスの中の苺はどれでも好きなだけ食べていいのだ。「食べ尽くす勢いでがんばってください」と農園の人に言われ、「ほんとにいいのか〜? 食べ尽くしていいのか〜?」と心で言葉を返す。
さて。苺狩りスタート! 端の方から順に、赤く色づいている苺を食べていく。うん。採りたては美味い。じゅわっと口の中で苺のジュースがはじける。夢中で食べているうちになんだか背中の方が熱くなってきた。青空の下、ビニールハウスの中は亜熱帯である。全身がだんだんぼーっとしてくる。「苺狩り30分1600円」(実際には無制限1500円にしてくれたけど)の「30分」にはこんな仕掛けがあったのか? 途中、ハウスの外に避難しながら40分苺狩りを楽しむ。結局食べたのは70個(←数えながら食べた)。これだけ食べれば1500円の元は取れたのではないだろうか? でも、暑さに汗を流したことを考えると若干の損かもしれないと思うのであった。
苺狩りのあとは登呂遺跡。住居跡、水田跡等が残っていて、今は公園として管理されている。中の博物館はなかなかのもの。展示物は少ないけれど、丸木船を掘ったり、田下駄を履いて歩いてみたり、古代の楽器を演奏してみたり、いろいろな体験ができる。私も子供のように弥生時代の服を着てみたりして、体験学習を堪能。意外に博物館好きな私を露呈してしまった。
最後は恒例(?)の沼津で鮨を喰らう。いつものように“近海にぎり”を注文し、追加でトロあぶり、ブリあぶり、ウニあぶり、アワビあぶり等を頼む。中でもブリブリととろけそうなブリあぶりがとても気に入った。これはぜひ家でもやってみたい逸品だ。
うーん。美味しいものは人を幸せにする。シアワセ、シアワセ。


ほーら。おいしそうなイチゴちゃん。


ダヤンも苺狩りを楽しんでます。


これがぜーんぶ私のもの。うふっ


近くにある登呂遺跡。ここは住居跡。


ウニあぶり。これはうまかった〜


“トロあぶり”より美味い“ブリあぶり”。

◆ 4月7日(日) お引越し〜♪

今日、外出から帰ってきたら隣の住人の引越が完了していた。
思えば隣の兄妹には悩まされた。夜中にベランダに出てなわとびをしてみたり、毎晩のように明け方まで騒いだり、本当に隣に住んで欲しくない住人だった。うるさいときは壁を叩いたりしたけれど、騒ぐのをやめてくれなかった。(T.T)
そしてあれだけ私に迷惑をかけたにも関わらず、何の挨拶もなく彼らは引っ越していったのだった。最近は引越の挨拶をしないのが普通になってきているとはいえ、あれだけ非常識なことを繰り返していたのだから詫びの1つも入れて欲しかったと思うのは勝手な言い分だろうか?
でも、これで私は安眠できるのです。うれしい〜♪

◆ 4月8日(月) 転籍

先日、私の本籍が変わった。結婚とか引越による転籍ではないのでご心配なく。
もともと私の本籍地は父の実家の住所であった。両親が結婚したときに本籍を移さなかったのだ。父は地方公務員で、父の実家のある町の役場に勤めていた。結婚とともに私が高校まで暮らしていた市へと移り住んだ。ただ、祖母が父の実家で暮らしている間は本籍を移さず、そのまま役場に勤める決心をしていたようだ。そんなわけで父は母や私と一緒に暮らしているけれども住民票だけは父の実家にあった。私が東京に出てからは、父と母と私はそれぞれ別の場所に住民票があり、全員の本籍は父の実家という複雑な状況になっていた。
さて。時は移り変わり、父の実家はダムの底に沈むことになった。家すらないところに本籍があるのはナンセンスだ。そんなわけで本籍を移す話がいよいよ本格化したというわけだ。
新しい戸籍抄本が今朝届いたので市役所に転籍の届を出しに行ったら、転籍の届は役所同士で行われるので個人でする必要はないと言う。結局運転免許証の記載事項変更のために警察署に行くだけで全ての手続きが終了してしまった。転籍って意外と簡単なんですね。

◆ 4月12日(金) タメイキ〜*

最近、いいペースで更新していたのに、ここに来て滞ってしまった。自己嫌悪。
毎年この時期、精神的に疲れてしまうのだ。まあ、体が疲れるわけではないからいいけどね。新しい学校(今年は新しい学校はないけど……)、新しいクラス、新しい授業…… そのどれもが疲れの原因だったりする。何年教師をやっていても、初めてのクラスは間違いなく緊張するのだ。どんな生徒がいるのか、自分の受け持つ科目に対してどの程度の意欲があるのか、クラスの雰囲気はどんな感じか。とにかく慣れるまでは毎回緊張してしまう。大抵の人は信じないが、私は人見知りをする性質なのだ。
そんなわけで、家に帰ってくるとバタンとベッドに倒れこむ。結局一粒チョコを更新する時間がなくなるという訳だ。はぁ〜 だからもうちょっと待っててくださいね〜

◆ 4月18日(木) メール

ときどき私の携帯宛に生徒からメールが届く。
数年前、初めて高校の教師になった頃。当然のことだけれど生徒は毎年一定の割合で卒業していく。そして卒業してしまった生徒との音信は途絶えてしまうものだ。それが少し寂しかった。
今は携帯やパソコンといったコミュニケーションツールがある。普段学校で会わなくなっても、メールを通して気軽に連絡をとることができる。卒業していった彼らの消息が私の携帯の小さな窓に表示されるたびに、ホッと心があたかくなる気がするのだ。

◆ 4月28日(日) IT講習会

一昨日から母が泊まりに来ている。家が半分の狭さになったようだ。
さて。今朝は母が電話していたので、私はPCでお絵かきをしていた。目の前にROBODEX2002のチケットがあったので、そこに載っていたASIMOの絵を描いていた。何やら母が珍しそうに見ていたのでタブレットを使ったお絵かきを教えてみた。ミニIT講習会というわけだ。
そんな訳で、2人で描いた絵を見てくださいまし。


ASIMO。描いてみたら右手と右足が
同時に出ていたのでした〜


こいのぼりから顔を出すモアナ。
実物より数倍かわいい……はず。


母の描いた絵。カップと花。
大変時間がかかりました。マル。

◆ 4月29日(月) BBQ大会

カレンダー通りの休日とはいえ、連休はうれしい私。今日は某チャットのメンバーで春恒例のBBQ大会。参加者は23名。最近ご無沙汰している私は知らない人がほとんどという状態。
午前11時から始まった宴は午後5時過ぎまで続き、大宴会となりました。ひたすら肉を焼き、鮭のチャンチャン焼きを貪り、焼きそばで腹のふくれた私は当分BBQはしなくてもいい気分です。けぷっ

◆ 4月30日(火) セキュリティ強化

今のパソコンに買い換えてから、MCAFEEのウィルススキャン(プレインストール版)を使っていた。1年が過ぎて継続利用を申し込まなかったので、使用期限が切れてしまった。そんな私のパソコンはまさに無防備状態。ここ最近、イヤ〜なウィルスが蔓延しているので一刻も早くウィルススキャンのソフトが欲しかった。
そんな訳で買い換えと同時にノートンに切り替えるつもりだった…… つもりだったんだけど。結局気がついたら、MCAFEEの「インターネット・セキュリティ」(実売価格 ¥5,280−)というソフトを購入していた。ウィルススキャン・駆除に加えて、ファイアウォールでインターネット接続時の監視もしてくれるし、自動的にバージョンアップもしてくれるらしい。結果的には買おうとしていたウィルススキャンソフトと同じことをしてくれるらしいので別に問題はない。
ついでに郵便局で高電社の「Chinese Writer ver.6」(バージョンアップ版 ¥12,000−)を入金してFAXで注文しておいた。中国語の入力に必要なソフトなのでこれは無駄遣いではない。多分。
そしてもう1つ。「イタdeモモ」(実売価格 ¥3,580−)とかいうPC用のボードゲームを買ってきた。これはぜーんぜん買う必要もなかったし、買う予定もなかったけど、思わず買っちゃったモノである。
セキュリティ強化というタイトルの割に、それ以外のものの購入が多かった気もするが、「インターネット・セキュリティ」を一年後に継続使用更新するというのを忘れないために書いただけなので、これはこれでよいのだ。……と思う。


 

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