一粒チョコな毎日

 


◆ 5月2日(木) 目玉焼きがとろりん

この間からカレーが食べたかった。
カレーは突然食べたくなり、食べるまでその欲求は止まない。一度食べたくなったら、とにかくカレーを食べるしかないのだ。
そんなわけで今日の夕食はドライカレー。上に半熟の目玉焼きを乗せて、それを突き崩しながらハフハフ食べる。
ピリリと辛いドライカレーが熱帯の海なら、とろりとした目玉焼きはお月様の味だよね。


とろりん目玉焼きのドライカレー。

◆ 5月3日(金) MIDI

母はママさんコーラスをしている。私が小学生だったときの合唱部メンバーの母親達が集まって作った合唱団だ。東京から帰るとすぐにまたコンクールに向けての練習があるという。
「ここにピアノがあったらねえ」などと言う。残念ながら私の部屋にはピアノがない。ピアノは欲しいが、今の部屋におく余裕はない。母は「引っ越したら?」などと気軽に言う。冗談じゃない。
そんなわけで、今朝はパソコンに向かい、合唱曲をDTMソフトで入力していった。これを作っておけば自分のパートを練習したり、曲全体のイメージを想像したりしやすいわけだ。
とりあえず音だけ。音の強弱や長短、細かいニュアンスは全くつけていない。でも、せっかく入力したMIDIを母専用にするのはもったいないのでここに載せておく。


詩:谷川俊太郎 曲:松下耕 「走る」
弦楽四重奏で作成。本当に走ってます。 (^^;


詩:谷川俊太郎 曲:松下耕 「守る」
管楽三重奏+チェレスタのソロで作成。守ってるよ。

◆ 5月4日(土) 雑誌の整理

コンビニや駅で面白そうな特集の雑誌を見かけると買ってしまう。
学生の頃は毎号のように Hanako を買っていたが、今は情報雑誌が山のようにあるので、電車の吊り広告や立ち読みしていて「いいな」と思ったものがあれば買うようにしている。
雑誌はたまってくれば捨てる。本棚を見ていたら前回捨てたのが2000年末だということがわかった。そろそろ捨てる時期である。昨夜は夜中の0時過ぎから残す雑誌と捨てる雑誌を選り分け、残すものからは必要な記事のみを切り取ってファイルを始めた。
気がつけば1時。おかげで本棚が少しすっきりしました。

◆ 5月5日(日) 写真屋さん

今日は私のパソコンとプリンタにスキャナが大活躍。
先日、今年4月から来年3月までのミニカレンダーを作って母にプレゼントしたら、プリンタの性能にとても驚いていた。新宿のヨドバシカメラでもプリンタの展示コーナーでサンプル印刷を見てかなりの興味を示していたので、今日は朝からモアナや中国の写真を我が家のプリンタで印刷開始。
大小あわせて20枚以上をプリントアウト。こんなに(カラーインクジェットの)プリンタが稼動したのは久しぶりかもしれないな、と思ったのでした。
そうそう。EPSONのPM写真用紙(2L判)に半光沢というのがあって、これに印刷するとなんだかいい感じでプロの仕事のようでビックリ!

◆ 5月8日(水) 白らら

「銀のぶどう」という西洋和菓子屋さんがある。「秀くりーむ」(=シュークリーム)やアイス団子、「東京ばな奈」で有名な店。
ここで限定販売されているのが「白(し)らら」というお菓子。フレッシュチーズをふわふわに仕上げたケーキ(?)で、言うなればクレームダンジュという具合。
見た目はおぼろ豆腐のようにザルに入っていて、スプーンですくって口に運ぶとふんわりと溶ける。
おいしい夏向きのお菓子なのですが、販売個数が少ないので、食べたい方は早い時間に出かけることをおすすめします。


白ららは淡雪のように儚く溶けるのです。

◆ 5月9日(木) おふう

大学に入って初めてアルバイトをした。高校が厳しかったから私のアルバイトデビューは18歳だったということになる。
小学生や中学生の家庭教師、通信添削の講師、省庁の事務補佐、衣料ブランドの子会社で売上計算、図書館のカウンター係……いろいろなアルバイトをした。その中でも一番最初のアルバイトが、サークルの先輩に紹介してもらった家庭教師。私の生徒は当時小学校の3年生だったから、今はもう22歳くらいになっているはずだ。
さて、その最初のアルバイトで稼いだお金がいくらだったのか覚えていないが、そのほとんどを何に使ったかというと、なんとそれは15000円のぬいぐるみだったのだ。その頃一番好きだった「おふう」という白いフクロウのぬいぐるみ。アルバイト先が渋谷だったから、勉強を始めるまでの待ち時間に東急百貨店本店を覗いて、「コレが欲しいなあ」といつも思っていた。そして初めての給料を握りしめてぬいぐるみ売り場に行き、陳列棚から両手いっぱいくらいの大きさのぬいぐるみをレジまで抱えていった。店員のお兄さんには笑われたが、プレゼント用の包装をしてもらって宅配を頼んだ。
そしてその「おふう」はこの14年、ずっと私と一緒にいた。そのおふうを今朝、宅急便で実家に送り出した。何だか少し部屋が広くなった気がするよ。


おふう。
高さは60cm。胴回りは一抱え以上。
実は30cmくらいのおふうと
15cmくらいのおふうも持ってます。
全部実家においてあるのです。

◆ 5月11日(土) 大きいことはいいことだ!

新宿の「満来」に行った。先日、空腹に耐えかねて、買ってしまったラーメン雑誌。そこに載っていたのが「満来」だった。
丼の中には200gの自家製麺。他店の麺が100〜150gなのに、ドドーンとその存在を主張する麺量だ。そしてチャーシュー。厚さ2cmはありそうなチャーシューが3枚も乗っている。
「ちゃーしゅーらぁめん」1300円。見た瞬間、「私が求めていたのはコレなのよ〜〜〜っ (T.T)」と思った。とは言っても、あくまでも雑誌の写真は取材用の写真、こんなに大きなチャーシューが入っている訳がない。「これは1度確認しに行かなければ」という機運がいやがうえにも盛り上がる。
さてさて。ようやくその店に来ることができました! そしたらね。ちょっと、ちょっとー! ホントにチャーシューがでかいのよっ 大きいだけじゃなくて、厚さも2cmくらいあるのよっ
見た瞬間に圧倒されるラーメン。チャーシューは軟らかくておいしいけれど、食べていくうちに無言の行をしているような気分になってくる。食べても食べても減らない麺。齧っても齧っても小さくならないチャーシュー。
店を出るときには満腹になってました〜
それにしても。
私、ラーメンを残したの初めてです。残したのはチャーシュー1口分だけだったけど。(^^;


とにかくでかい!
チャーシューだけで300g以上ありそうな感じ。
隣のおじさんたちは、ざるチャーシューを
大盛りで頼んでました。
麺がテーブルに来たときの彼らの驚き。
私は一生忘れません!

◆ 5月14日(火) 衣替え

冬の羽布団を押入れに戻したり、タンスの中で眠っていた冬の衣服を片付けたりした。
しかしねえ。もう押入れがいっぱいでモノが入らないんだよね。理由は1つ。服が増えすぎたから。
ここ数年、服を捨てていない。買う服はそれほど増えていないけど、捨てていないのだから押入れがいっぱいになるのは当然のことである。
そんなわけで、最近着ていない服や、これから着ないであろう服を整理して処分することにした。
それでも捨てられないもの(自分で編んだセーターとか、結構値段の高かったトールサイズの服とか……)もあったので思ったほど片付かなかったけど、それでも捨てた服はゴミ袋4袋分になった。
これで安心して夏が迎えられます〜

◆ 5月22日(水) 病院は何処に?

高校を卒業してから病院には一度も行っていない(除:眼科&歯科&見舞い)。
私は病院という場所が嫌いだ。病院は病気になりたい人が行くものだと思っている。何しろ普通の風邪だと思っていたら深刻な病気だと診断されたり、入院した途端にすっかり病人になってしまう人を何度も見ているからだ。
というよりも、単純に病院がコワイ。以前、友人の見舞いで都内の病院に行ったところ、玄関を入った途端に膝がガクガクし、ヘラヘラと笑いが止まらなくなった。これはもう立派な病院恐怖症(そんなのある?)であろう。
さて。普段の私はとても健康である。頭痛や発熱があっても、とりあえず薬を飲んでやり過ごす、といういう風にやってきた。周りの人からも「ちねこさんは元気だからねー」などと言われていて、密かに「をいをい、私だって(仕事がない日は)寝込むことくらいあるんだよ」と思ったりしていた。
ところが、一昨日から体調を崩し、かなり苦しい思いをした。胃が苦しいのだ。キリキリするような痛みとムカムカするような吐き気が交互にやってくる。立っているのが苦しい。座っていても苦しい。それでも月曜はなんとか一通り仕事を終えて帰り、ベッドに倒れ込んだところで果てた。昨日は熱が上がったり下がったりで、結局仕事を休んでしまった。今日は何とか仕事に行ったものの、やはり立っているのが辛くて、通勤の電車の中(ラッシュ時な上に、私自身がかなり体格のいい方なのでいつでも健康に見えるらしく、誰も席を譲ってくれない)や授業中は泣きたくなった。
これはもう病院に行くしかないと心に決め(周りからも強く勧められた)、さあ行こうと思ったところで大事なことに気がついた。私は病院の場所がわからない! 病院の嫌いな私は頭痛や腹痛、発熱程度では病院には行くまいと決めている。自分が病院に行くのは救急車に乗るような重病のときしかありえないと思っていたので、自宅近くにどんな病院があるのかなんて気にしたことはなかったのだ。病院に行きたいのに病院の場所がわからない。本当に泣きたくなった。こうなったら懇意の不動産屋さんに教えてもらおうと思ったが、今日は休業日であることに気がついた。泣きっ面に蜂。鬼の目にも涙(?)。
そんなときに思いついたのが“iモード”。携帯電話を使って近所の病院を探せばいいことに気付いたのだ。“iタウンページ”を使って胃腸科を開業している病院を調べたところ、何件かヒットした。どこも自宅から歩いてすぐのところなのでいつでも行ける。その病院での診療が無理なら、別の病院を紹介してもらえばいいわけだ。そう思った途端に安堵のため息が出た。
家に帰り、しばらくベッドで寝ていたらだんだんと症状が落ち着いてきたので、結局病院には行かなかった。でも、困ったときの“iモード”。本当に助かった。

◆ 5月23日(木) 紅豆と黒豆

今日、授業の休み時間に生徒から問題を出された。
「“甲”“乙”2つの袋があり、甲の袋には紅豆と黒豆が入っていて、口は紐で結ばれています。紅豆と黒豆をそっくりそのまま乙の袋に移すことは可能でしょうか?(右図参照)」
即座に私は「出来る!」と断言した。瞬間的にそう思ったのだ。さっきまで「出来る」「出来ない」で騒いでいた他の生徒たちが「どうやって移すの?」と聞く。
「乙の袋をひっくり返して、甲の紅豆を乙に入れて、乙の真ん中を紐で結んだらひっくり返す。今度はひっくり返した乙に甲の黒豆を入れて、乙の中から紐を取り出し、そのときに乙の底から空っぽになった甲に紅豆を戻す。最後に甲から乙に紅豆を移せば完成でしょ?」これが正解。
「先生、頭いいねー」と驚く生徒たち。だけど、なめちゃいけない。私は子供の頃からクイズだのパズルだのなぞなぞだの数学問題だのが大好きだったのだ。このくらいの問題なら朝メシ前なのだ。だてに「中国語 なぞなぞの本2」を出したりはしていないのだ! クイズならいつでも受けて立つぞ!
というわけで、今日はちょっといい気分で帰ってきました。昨日まで不調だった胃もかなり快復したようです。
あ。そうそう。諸般の事情で私の元に印税は入りませんが、よかったら「中国語 なぞなぞの本2」(東方書店・共著)、買ってください。中国語がわからない方でも楽しめます。ついでに「ちねこの中国留学記」(新風舎・単著)もよろしくねん(こっちも私には印税が入りません…)。


2つの袋と口を結んでいる紐。
この3つをうまく使うのがポイント。
紅豆と黒豆の順序を変えてはダメ。
もちろん1粒ずつ取り出すのも禁止。
さあ、考えてみよう!
答えはこちら。
↓ ↓ ↓

◆ 5月29日(水) 鼎泰豐(ディンタイフォン)

新宿タカシマヤに「鼎泰豐」という小籠包の店がある。台北にある「鼎泰豐」の海外唯一の支店で、中からスープのあふれ出る小籠包が食べられるというので人気が高い。私も数回行ったことがあり、そのたびに長い行列に耐えてきた。
今日は仕事が午前中で終わったので、何となくぷらぷらと新宿でお昼ごはんを食べようという気になった。先週からの体調不良もほぼ快復して、食欲も戻ってきているようだ。体は「麺」を欲しがっているらしい。イタリアンも捨てがたいが、こんなときこそ「鼎泰豐」に行ってみようかという気になった。
店に着いたのはちょうど12時半。入口の前には35人くらいの列ができている。他の店はそれほど混んでいないのに、なぜかここだけは大盛況だ。どこで誰がこの店のことを吹聴しているのであろうか。
待つこと40分。ようやくテーブルに案内されて、チャーシュー麺と小籠包(4個入り)のセット(1200円)を注文した。
ここの小籠包はおいしい。それは確かに認めよう。箸でつまんでも皮から流れ出すことなく口に入るスープはとてもうれしい。でも、添えてあるのが黒酢でなくて酢醤油なのはなぜか? そこに入っているショウガがたった数本なのはなぜか?
そして何よりも。小籠包は単品(6個)で580円という値段。蟹肉入り小籠包(6個)なら1300円というバブリーな価格。これはどういうことか。つい4ヶ月ほど前に上海で、私は16個で16元(約250円)の蟹肉入り小籠包を食べたばかりである(普通の小籠包は16個で8元だった)。その味と比べてみて、(日本の)「鼎泰豐」の小籠包は10倍もの値段を出して、そして30分以上並んでまで食べる価値があるかどうか?
私なら中国で思い切り小籠包を食べた方がいいなあ、と思いながら、デパ地下で食後のデザート(パンチエーラのジェラートをダブルで食べちゃいました!)を頬張ったのでした。


チャーシュー麺と小籠包のセット。
チャーシュー麺といっても
ここのはあっさりしてます。


小籠包。
中から流れ出るスープを
お見せできなくて残念です。

◆ 5月30日(木) 何とかしてくださ〜い(泣)

相変わらずウィルス付きのメールが届く。
最近のウィルスメールはサイズが大きい。最低でも120KB、昨日から届き始めたものは300KBを超えている。こんなものが届くとダウンロードに時間がかかって仕方がない(我が家はいまだに56kbpsのアナログ回線です)。1回のメールチェックで1MBを超えることも多い。
頼むから。お願いだから、皆さん、自分のパソコンのウィルスチェックをしてください。お願いします。ホントに。(T.T)

◆ 5月31日(金) オバサンになりたくないと思うとき

街中で中年女性を見ると「あんなふうにはなりたくないな」と思うときがある。それはこんなとき。
----お買い物編----
* レジでもたつく。値段を言われてから財布を引っかきまわし、こまごまと小銭を積み重ねる。レジではあらかじめ財布を用意してください。m(_ _)m
----食事編----
* 会計のときにレジの前で「アタシが払うわ」「いいえ、アタシがっ」っていうのやめてください。どっちでもいいからとっとと払ってください。それと、混んでるときの個別会計もやめましょう。
----電車編----
* 駅のエスカレーターの上り口(下り口)。なぜかみんな立ち止まる。後ろから次々と人が来るというのに立ち止まる。非常に危ないのでやめてください。(>_<)
* 電車のドアの前で仁王立ち。降りようと思っても降りられませーん。お願いだから降りる人よりも先に乗ってくるのはやめてくださーい。
* 電車の席取り。乗り込むと空いてる席をめがけて突進する。私、突き飛ばされました。もうちょっとで転ぶところでした。 (T.T)
* 荷物を自分の横に置く。(大抵の)電車は長い座席が7人掛け、短い座席が4人掛けです。詰めてください。
* 吊り革を両手で捕獲。他にも吊り革につかまりたい人がいるんですけど。それと、急に人の頭の後ろで吊り革を離すのはやめてください。あれ、頭に当たると結構痛いんです。
----------------
気をつけましょう。


 

<< 前のページ次のページ >>

戻る

 

inserted by FC2 system