モモとコモモの 千夜一夜物語 【エジプト旅行記(10)】
【2012年3月26日(月)】
エジプト滞在もあと3日。 今日はイスラーム地区のモスク巡りです。 和食のような洋食のような朝ご飯。(^^;) エジプト色はゼロ。(笑) さて。 イスラーム地区へ出発。 今回は日本人ガイドさんをお願いしたので より細かい説明をしてもらったり、分からないことを聞くことができたりします。 現地ではかなり有名な大政さんという女性が、そのガイドさんです。 まずはハーン・ハリーリの横にある「アズハルモスク(ガーマ・アズハラ)」に集合しました。 アズハル大学も付属しています。 ここは市民にも解放されていて、 中でコーラン(クルアーン)のお勉強をしている人もいます。 ここでみんなでお祈りするんですね。 「お祈りしちゃう?」 「しちゃう?」 私はムスリムじゃないからお祈りしない〜♪ そしてすぐ横にある「グーリー隊商宿(スルタン・ゴーリーのウィカーラ)」と 「グーリーモスク(スルタン・ゴーリー廟)」を見学しました。 # モスク見学の様子は説明するとちょっと長くなってしまうので # 通常版のブログの方で詳しく写真付きで書かせていただきますね。 途中には市場なんかもあって、野菜がとっても美味しそう。 「グーリーモスク」を出てきたところで、ナツメヤシあんの入ったパンを売ってました。 さっそく1つ買ってトライ。 あんまり甘くなかったので食べやすかったですよん。 ハーンハリーリ横のムイッズ通りというところを歩いていくと、 香辛料のお店や香水のお店、銅食器やアクセサリー屋さんが並んでました。 私はここでサフランと胡椒とハイビスカスをお買い上げ。 続いて「カラーウーンのモスク(スルタン・カラーウーンのマドラサ)」、 「ナセルモスク(スルタン・ナースィルのマドラサ)」、 「バルクーク・モスク(スルタンバルクークのマドラサ)」、 「サビール・クッターブ(サビール・クッターブ・アブドゥル・ラフマーン・ケトフダー)」を 怒涛のように見学。 ここは「ナセルモスク」の中庭です。 「いいな〜」 「お家にもこんなのが欲しいね〜」 いやいや、ウチは一軒家じゃないし。(笑) 続いて「スハイミー邸(ベイト・スハイミ)」に行きました。 ここは香辛料で財を成した大金持ちのお屋敷です。 「中庭がある〜」 「ここに噴水もあったんだね〜」 とにかく豪奢な造りです。 部屋数も多くて迷子になりそう。 「こういうの1つ欲しいな〜」 「ちねちゃん、買って〜♪」 売り物じゃありません! モスクをたっぷり見たところで、ちょうどお昼の時間。 お昼はシャワルマのサンドイッチです。 ハーン・ハリーリの入口のところにあるカフェでドリンクだけ買って席に座り、 テイク・アウェイしてきたサンドイッチにかぶりつきます。 「トルコのと味が違うね〜」 「こっちの方がスパイスがマイルドだよ〜」 アンタ達、だんだん口が肥えてきたわね…… そして今度は車に乗って3kmほど南に移動します。 見えてきたのが「ガーマ・ムハンマド・アリ」。 トルコ式のモスクです。 「あ〜、なんか見たことある感じ〜」 「トルコっぽいね〜」 そういえばイスタンブールの「スルタンアフメット・ジャーミィ」に似てるね。 何だか内部もそっくりです。 「わーい! トルコ、トルコ!」 「トルコだ〜!」 いろいろ見てきたけど、ここのモスクが一番トルコっぽい! このあと、「スルタンハサンモスク(ガーマ・スルタン・ハサン)」と 「リファーイモスク(ガーマ・リファーイー)」を続けて見学しました。 こうして怒涛のモスク見学を終え、ハーン・ハリーリに戻って お土産の買い物をしてきました。 私は香水瓶屋さんで、お気に入りの瓶をいくつかGET! ここのお店はとっても安くて、1個6EL(約84円)で買えました。 ちなみにこの店はもともと適正価格で売っているので値切ることはできないんだけど、 他のお店では値切りは必須。 ここの前に寄った店ではヤシの木の形の香水瓶を買ったんだけど 値切りに値切って20EL(約280円)にしてもらいました。 そういえば最初にハーン・ハリーリで買ったアラビア語の数字の腕時計は 最初の言い値が280ELだったかな〜 当然そんな値段で買う訳もないので、20ELで粘り通しました。 最終的に私の勝ち。(笑) 20ELで念願の腕時計を手に入れました。 ガイドブックなどを見ると「80ELくらいで買える」と書いてあったので 私、相当値切ったみたいです。(^^;) 店のにーちゃんはため息をついてました。 私なんかに声をかけて本当に損をしたと思う。(笑) 同じ時計をザマーレク(東京で言うと六本木とか麻布みたいな大使館街)にある 時計屋さんで見かけたんだけど50ELでしたよん。 「ちねちゃん……」 「ドケチもほどほどにしなよ……」 そんなわけでお買い物を終えて家に戻り、今度は歩いて夕食を食べに行きました。 近所のハナ食堂です。 韓国料理がメインのお店です。 卵焼きやイカ炒め、チヂミなどを食べてビールを飲んで帰りました。 一応書いておくと、普通の店は基本的にアルコールがありません。 イスラム教の国だからね。 # 外国人のお客さんがよく来るところはビールを置いているところもあるよ。 アルコールに触ることも禁止なので、 お家のメイドさんもビール瓶を持ったりすることはできず、 片づけたりができないんですよ〜 でも、中華や韓国料理の店ならアルコールを置いているので エジプト在住の日本人(カイロの日本人会には1000人くらい登録してるんですって)は そういうお店に行くらしいです。(笑) というわけで、残すところあと2日。 ▲つづく▼
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