モモとコモモの 千夜一夜物語 【エジプト旅行記(3)】
【2012年3月19日(月)】
いよいよ本格的に観光開始です。 ということで手始めに、まずはピラミッド。 エジプトに来たらやっぱりピラミッドですよね〜 ということで、朝ご飯を食べてお出かけです。 「和食……」 「まるっきり和食ぢゃん!」 今回は友人のお家に泊めてもらうので、食事はこんな感じです。 適宜お手伝いしながらご飯を作って食べるわけです。 さあ、それでは出発ですよ! まずはギザにあるクフ王のピラミッドから。 「おおきい〜〜〜!」 「でかい〜!」 「ちねちゃんよりでかい〜!」 「全くだねっっ」 最大のピラミッドですからね。。。 もちろん中にも入れます。 中を歩くときは腰をかがめて通ります。 ちょっと疲れる…… 「ねえねえ、ラクダは?」 「ラクダに乗らないの?」 じゃあ、乗ろっか。 ガイドさんに交渉してもらって、みんなでラクダの隊列。(笑) いやもう、それはそれは目線が高かったです。 そしてスフィンクスに移動。 「あ〜、あれが有名なスフィンクス!」 「乗りたい〜!」 乗れませんからっ! 「モモ、乗る。」 「コモモはチュウするよっ!」 思い思いに楽しんだひと時でした。 しかし、物売りの攻撃がすごい! 観光客が減っているので、物売りも必死です。 疲れるわ〜 その後パピルス工場に寄りました。 「ふむふむ……」 「ああやって作るんだね。。。」 車でサッカーラに移動する途中でお昼ご飯を食べました。 「前菜がいっぱい!」 「どれから食べる?」 「メインはミックスグリルだねっ」 「チキンがパリパリだよ!」 多分観光客向けのレストランなのですが、リーズナブルで美味しかったです。 さあ、それではサッカーラの階段ピラミッドですよ! 「モモもピラミッド作る。」 「完成〜♪」 元々台形のお墓だったところを、ファラオに「もっと高く!」と言われて、 その上に台形の墓を重ねたところ、「もっと高く!」と言われ、 どんどん台形が重なってピラミッドになったと言われてます。 そしてここからはダフシュールのピラミッドがはるか遠くに見えます。 「あれか〜」 「赤ピラミッドと屈折ピラミッドだね〜」 最後はダフシュールの赤ピラミッド。 もともと赤い化粧石が貼ってあったと言われていて、 それが「赤ピラミッド」と由来です。 今は化粧石がなくなって、普通のピラミッドだけどね。 「ここもすごかったね……」 「バクシーシ要求されちゃったもんね。。。。」 中の通路は本当に狭い! 本当はカメラ持ち込み禁止なんだけど、入口にいる見張りのおじいさんに こっそりバクシーシを渡すとカメラの持ち込みを黙認してくれます。 地獄の沙汰も金次第!(爆) ここまできたらメンフィスも見たいということで、車を回してもらいました。 あたりはナツメヤシの木でいっぱい。 メンフィス博物館にはラムセス2世像が横たわっていました。 「デカイね。」 「デカイね……」 「何か書いてあるよ〜」 「これも遺跡?」 もちろん遺跡の名残です。 街ゆく人々はごく普通に生活しているのですが、 みんなここが歴史の舞台だったってことわかってるのかな〜? ギザ→サッカーラ→ダフシュール→メンフィスと移動して、 再び回路に戻ってきました。 ここ数日、ガソリンが足りなくなっていて、 どこのガソリンスタンドも長蛇の列になっています。 店によってはガソリンがすでに無くなっているところもあって、 そういうところは店を閉めて店員さんはボンヤリしてました。 こんな感じでマックのデリバリーのバイクもガソリンを入れに来ます。 私たちの車もガソリンが無くなってしまって、 「もはやこれまで」というところまで来ていたのですが (どこもガソリンの在庫がなくて断られ続けた……)、 運転手さんが「外国人のお客を乗せている」と交渉したところ、 ガソリンスタンドの店員さんも、長蛇の列に並んでいるお客さんも 快く列の先頭に入れてくれて、優先的にガソリンを入れてくれました。 ありがとう。 というわけで、無事に家に帰ってきました。 デリバリーのマッサージ屋さん(←中国人)にマッサージしてもらったり、 夕食を作ったりしているうちに、あっという間に夜になってしまいました。 今夜のご飯は海鮮丼。 マグロは日本から持って行ったんですよ〜 さあ、明日は考古学博物館の見学です。 楽しみ、楽しみ。 ▲つづく▼
<<戻る<< >>進む>>
戻る