モモとコモモの 春節台湾直行便 【4日目】

 

127日(火)】 (4日目)

今日は台湾のローカル線に乗って、十分と九へ。
でもでも。
まずは朝ご飯から。(笑)
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「朝からこんなに食べてどうするの〜?」
「途中でお腹痛くなっちゃうよ〜」
大丈夫。
タクシーだから、腹痛を起こしたときには
停めてもらってトイレを探すわよ。(笑)

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ってことで、朝8時にホテルを出発しました。
ローカル線の終点・菁桐駅までは1時間ちょっとと言われていたけれど、
実際には40分くらいで着きました。
ラッキー
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タクシーの運転手さんはここで少し遊んでいくって言ってました。(笑)
電車の時間まで1時間くらいあるので、
駅の周りをぶらぶらと散策。
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「これナ〜ニ〜?」
「何かいいもの?」
この地方では、油紙で作った気球のような燈篭に願い事を書いて、
空に飛ばす習慣があります。
それが「天燈」。
その天燈の形の飾りです。
私が徹底的に値切ったので、
お店のおじさんに中国人だと思われました。(笑)
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まだ時間があるので、スタンプをペッタンコ。
「お手伝いするの〜〜〜
「そのスタンプ、さっき押したんじゃないの〜?」
手伝ってるんだか、邪魔してるんだか。

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ようやく電車が来ました。
本当なら台北瑞芳を国鉄に乗り、
瑞芳菁桐までローカル線に乗るのが普通なのですが、
今回は十分と九
の両方に行くために、菁桐まですっ飛ばして来ちゃったんです。
のどかな田舎の駅だったので線路に下りてブラブラしてたら怒られました。(≧∇≦)
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列車の中はなんだかかわいらしい雰囲気です。
車掌さんが「前の方が景色がいいよ」と言ってくれたので、
一番前で風景を楽しむことにしました。
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「いいね〜、緑だね〜」
「雨が降ってなきゃもっとよかったのにね〜」
確かに。
私の行いが悪いのか、モココの行いが悪いのか。
それともダークホース、エンちゃんの行いが悪いのか? (笑)

のんびりゆったり十分までの小旅行。
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十分に着いてみると、これまたのんびりした風景です。
ぶらぶら歩いていくと、天燈を飛ばしている人を見かけました。
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意外と大きいですね。
そういえば、さっきは飛ばずに燃え尽きちゃってるのもあったけど。(≧∇≦)
今度はちゃんと飛ぶのか〜?
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「わ〜い! 飛んでる〜〜〜
「でも、ちょっと低空飛行?」
今にも落ちそうです。
低空飛行で落っこちそうになりながら飛んでいき
想像通り落っこちちゃったのや、
飛んだ瞬間に木に引っかかってボーッと燃え上がったのもありました。
みんなの願いは前途多難のようです。(≧∇≦)

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十分といえば大瀑布が有名なのですが、
現在は公開されていません。
地元住民の反対横断幕があちこちにかけてありました。
んでもって、私はここの石段で滑って転び、
その表紙にデジカメを石に叩きつけ、デジカメを操作不能にしました。orz
数分後にデジカメは復帰したんだけど、
この瞬間にメディアカード内のデータが400枚ほど吹っ飛び、大変なことになりました。
#
帰国後、いろいろな救出手段を試みた結果、
#
データの取り出しに成功しました。

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十分をのんびりさんさくしたあとは、再び平渓線に乗って瑞芳駅まで。
さらに駅から九
まではバスかタクシーに乗ることになります。
私たちはバスに乗るつもりだったんだけど、
長蛇の列で乗れなかったので、あっさりタクシーにしました。(笑)
見たか、円の力を! (≧∇≦)

この九
という場所は、山の上にあります。
台湾映画の「非情城市」の舞台になった場所でもあるのですが、
日本人には「千と千尋の神隠し」のモデルになった街と言った方が
分かりやすいかもしれません。
ちなみに「九
」というのは中国語で「9人前」とか「9セット」とという意味。
昔、この山には9軒しか家がなく、
食糧や日用品を代わり番にふもとの村まで買出しに出かけていたんだそうです。
で、買いに来るたびに
「いくつ欲しいの?」
「九
!」
「何個欲しいの?」
「九
!」
という会話が繰り返されたために「また
のヤツラが来た!」ってことで、
いつしかこの山の上の集落は「九
」と呼ばれるようになったんだとか。(笑)

さて。
その九
ですが。
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こんな感じで長く細い階段が続いています。
私たちは阿妹茶楼でお茶を飲みながらご飯を食べることにしました。
阿妹茶楼は「千と千尋の神隠し」で「油屋」のモデルになった場所です。

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「茶芸だ〜〜〜
「おいしいお茶だといいね
ふふふふ。
今回はなんと1000元(約3000円)という高級な梨山茶だからね。
おいしいわよ。
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「まだ飲んじゃダメ〜?」
「早く飲みたいよ〜
まずは聞香杯でお茶の香りを楽しんでからね。P1271328.JPG
そしていよいよご飯です。
「モモは宮爆鶏丁飯にする〜
「コモモは牛肉麺をイタダキ〜〜〜!」
お腹いっぱい食べて、大満足のモココです。

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食後、九
の街を散歩しましたが、
本格的に雨が降り続いているため、
あちこちの店に入ってはお買い物三昧をしてしまいました。(笑)
本当は、晴れていれば眼下に海が広がってるはずなんだけどね〜

ってことで、日も暮れたので台北に戻ることにしました。
国鉄で帰るつもりだったのが、
雨と疲労のため、タクシーでホテルまで行ってもらうことに決定。
ビバ! 円の力! (笑)
#
ホテルから菁桐までは1500元(約4500円)、
#
からホテルまでは1000元(約3000円)でした。

さて。
ホテルで荷物を降ろして休憩してから、
士林夜市に出かけました。
ここは台湾といったら必ず思い浮かぶ屋台街です。
地下鉄の駅を歩いていたら、なにやら見慣れたものが……?!
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「モモだぁ〜〜〜!」
「モモがいる……
モモの帽子をかぶった女の子でした。
帽子屋さんで買ったんですって。

さて。
夜市です。
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にぎやかですね〜
正月なのに、みんなこんなところに出てきて遊んでいていいのでしょうか?
「正月は家で家族と過ごせよ」というのが我々の統一見解。(笑)
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さっそく長いソーセージを発見。
そういえば、ダックスフントは「臘腸狗(ソーセージ犬)」って言うんですって。
言い得て妙だ!
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こちらは
仔煎(オーアーチェン)が有名。
簡単に言えば、牡蠣のお好み焼きです。
イチゴジャムのような甘いソースがかかっていました。
摩訶不思議。
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ワンタンとワンタン麺も食べました。
「モモはワンタンのツルツルが好き〜〜〜
「かかってる胡麻ソースもおいしいよねっ」
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ついでにでっかいチキンの唐揚げも食べました。
「う〜ん、これ、ベッドにちょうどよくない?」
「ウチラにはちょっと大きすぎ……
カリカリの衣がおいしくて、あっという間に食べちゃいました。
みんなお店の前に並んでたよ〜

で、ふと後ろを振り返ると。
縁日のようなゲームコーナーがありました。
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景品の中にモモとコモモが!
いびつな顔は、一見してパチモンだと分かります。(≧∇≦)
ふと横を見れば。
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耳の穴にロウソクを立てている人がいました。
別にドMなわけではなくて、
これで耳を除湿するという健康法なんですって。
でも、本当に健康になるのか???
台湾はまだまだ未知なる世界が眠っているようです……


そして、明日はいよいよ最終日。
ホテルに帰って、ダラダラおやつを食べたりしてから就寝です。


     〜 つ づ く 〜

 

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