モモとコモモのトルコ紀行 〜8日目〜

 

728日。

発掘隊参加2日目です。

今日もいいお天気です。
「今日は何が出てくるかな〜」
「おいしいおやつだといいねっ」
え?
遺跡の話じゃなかったの???
さて。
その遺跡ですが。

さっそくモココは大人気。
今日は遺跡の中に入っちゃいました。

そして、お待ちかねのおやつ。
ケシの実ペーストを練りこんだパンが出てきました。
これも全部お母さんたちの手作りです。
トルコのお母さんたちは
子供のためにものすごく手をかけてあげてるんだそうです。
それも過保護なくらいに。
あ。
彼らは毎日ケシの実ペーストを食べてるから
何もしなくてもハイ・テンションなんだな……
#
ケシは大麻の材料になりますが、ケシの実にトリップする効果はありません。

発掘を眺めていたチネコさんに
掘削作業をしている若者達がゲームを教えてくれました。
トルコスタイルの三目並べです。
まず、3×3のどこかに各自3つずつ駒を置きます。
1
回につき駒を1マス動かします。
順に駒を動かしていって、縦横斜めのいずれかに
自分の駒が早く1列に揃った方が勝ちとなります。

さあ、お昼ご飯。
今日のご飯は「農家のケバブ」と呼ばれる羊肉と野菜の煮込みです。
ハングリアン・グーラッシュみたいで結構おいしい!
トルコの食事にトマトは欠かせませんね。

午後もいいお天気。
私はちょっとお先に失礼して
宿舎に戻ることにしました。
明日アンカラに移動するので、
エスキシェヒルまで行くバスの停留所を確認するのと
村の中を見てまわるのが目的です。

どこまでも続く平原と一直線の道。
国土は日本の約2倍だからそんなに変わらないはずなのに、
日本と違うこの景色はいったい何なんでしょう?
「トルコの景色じゃないの?」
「ちねちゃんってバカだよね〜」
はあ、ごもっともです。(^^;

帰る途中の草原にはテントがたくさん並んでいました。
彼らは藁を刈りながら、どんどん移動していくのだそうです。
不思議な生活ですね。

宿舎まで帰ってきました。
宿舎での生活は、合宿のような、
中国留学時代のような、そんな懐かしい感じがしました。

村の中はのんびりしています。
七面鳥もお散歩しています。
「モモ、あれに乗るぅ〜!」
「コモモも乗る!」
乗れないから。(^^;

そして、晩ご飯。
今日は豆の煮込みです。
毎日おいしい食事をありがとう。m(_ _)m

食事を終えて部屋に戻ろうとしたら、
発掘隊に参加している学生さんが
ヤプラック・ドルマス(葡萄の葉のピラウ包み)と
ビベル・ドルマス(ピーマンの肉詰め)をくれました。
この学生さんはトルコ南東部の出身で、
お家はレストランを経営しているのだとか。
なので、こうしてときどきおいしいものが
お家から送られてくるのだそうです。
そんなわけで私もお相伴に預かりました。
上にヨーグルトをかけて食べるのがトルコ風。
どっちもおいしかったです。
ごちそうさまでした。

 

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