モモとコモモのトルコ紀行 〜2日目〜
7月22日。 マルマラ海とボスポラス海峡を眺めながらの朝食です。 「いい景色だよね〜」 「ちねちゃんには似合わないくらい優雅だよね〜」 いつだって一言多いコモモです。 でも、眺めは最高! チーズとオリーブもおいしいです。 ここトルコでは、チーズとオリーブをよく食べます。 トマトもよく食べますね〜 あと、ヨーグルトは実はトルコが本家なんです。 まずはスルタンアフメット・ジャーミィに行ってみましょう。 6つのミナレット(尖塔)を持つ壮大なイスラム寺院です。 スルタンから「アルトゥン(黄金)」と言われたのに 「6(アルトゥ)」と聞き違えてしまったために 尖塔を6つもつけちゃったというお茶目なエピソードもあります。 もちろん今でもちゃんと礼拝が行われています。 モモとコモモもちゃんとお祈りするんだよ〜 「何をお願いしようかな〜 (ワクワク)」 「おいしいものが食べられるように、っていうのでいいんじゃない?」 ……何か勘違いしてない? 今度はアヤソフィア博物館にも行ってみましょう。 こちらはギリシャ正教の教会だったのが のちにイスラム寺院になったという 歴史の地層ごとに違う姿を見せた寺院です。 高い天井とモザイク。 とにかく荘厳で壮大です。 「今度はなにをお願いする〜?」 「何がいいかな〜♪」 やっぱり勘違いしてますね…… さあ、今度は地下宮殿です。 ここは水路として使われていたところ。 奥にはメデューサの像もあるんですよ〜 「石になっちゃう〜?」 「そうだ! ちねちゃんを石にしちゃえばいいんだよ!」 こらこら、そういうことを言ってはいけません。 さあ、お待ちかねのお昼ご飯。 今日はガラタ橋の下にあるレストランで サバサンド(バルック・サンドヴィッチ)です。 でも、本当はサバじゃなくてカツオなんだけど…… お魚にレモンソースをかけていただきま〜す。 モモちゃん、コモモちゃん、おいしいですか〜? 「モモさあ、パンのお布団で寝てみたいな〜」 「……おかわり!」 さあ、午後はトプカプ宮殿を見学しましょう。 15世紀の半ばから20世紀の始め頃まで使われていた オスマン朝の宮殿です。 こちらは宮殿内のハレムです。 ここにはきれいな女の人がたくさんいたんですね〜 「モモ、きれい?」 「コモモちゃん、きれいだよ。なんちってね〜」 はいはい、キミ達はそこで一生遊んでなさい。 そして晩ご飯。 今日はアクサライのロカンタ(庶民的なレストランでセルフサービス)で いろいろ食べてみましょう。 ドネルケバブのサンドイッチと、ビベル・ドルマス(ピーマンの肉詰め)と グラタンみたいなのにしてみました。 ピ−マンの肉詰めには、肉だけでなく米も入っています。 これがトマト味でおいしいんだな。 ケバブサンドには野菜だけでなく、フライドポテトも入ってます。 ポテトが入るのがイスタンブール風みたい。 グラタンはマッシュルームてんこ盛りでおいしかったです。 「モモはね〜、ピーマンが気に入ったの〜」 「コモモは断然ケバブサンドだよ!」 これにミネラルウォーターをつけて値段は9.25YTL(約720円)。 オドロキの安さです。 世界三大料理の一つとされるトルコ料理(あと二つはフランスと中国ね)。 さすがですね。
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