【9月12日(土)】 晴れ 時々
曇り
朝はなかなか起きられず、8時になってようやく起き上がりました。
きれいなホテルだし、午前中はとくに用事がないので
のんびりダラダラしていたら、部屋の掃除が! (笑)
そこで、あわてて朝ご飯を食べに出かけるはめに……
今日は、ホテルの南側へお出かけです。
街中のキオスクスタンド。
昔と変わらない風景です。
郵便ポストも緑色。
これも変わらないな〜
とりあえず、ホテルのそばの店で生煎です。
悪くないけど、やっぱり小楊生煎館の方がおいしいよね。
そして、長楽路に行こうとして歩いていくと、昔懐かしい風景が
さらに広がっていました。
朝のゴミ掃除屋さん。
こちらも掃除屋さん。
公衆電話。
こちらは大通りから1歩入った「里弄」です。
生活の場がここにあります。
懐かしいなあ、と思いながらキョロキョロして歩いていたら、
道を間違えて、そのまま淮海路まで出てしまった!
なんだ、淮海路って、こんなに近かったのね。
南京路より近いかも。
ということで、引き返して長楽路の朝メシ通りへ。
シューマイが蒸しあがってます。
炸餅(ご飯を固めて揚げたもの)も出来立てです。
煎餃子(焼き餃子)も出来上がったばかりです。
中国の北方の人たちは焼き餃子をあまり食べませんが、
南の方の人たちは食べてます。
よく「中国には焼き餃子はない」と断言する人がいますが、
そんなことはないですよ〜
そして上海に来たら食べたいものの1つが“煎餅(ジエンビン)”。
# あとの2つは生煎と“大餅”。
クレープのように生地をのばして……
中に油条か油餅を入れてくるくる巻くんです。
パリッとした緑豆入りの生地は、絶対に病み付きになる〜
食後、近くのコンビニで水を買いました。
あら〜、黒烏龍茶がこんなところに!(笑)
そういえば、中国もエコの時代。
コンビニの袋は別料金でした。
私はどうしても袋が欲しかったので、2角(約3円)払って
コンビニ袋をもらいました。
そして、コーヒーを求めて、ホテルの近くのスタバへ。
ちょっと老房子風の建物になっていて、
中も昔の西洋っぽい雰囲気になっています。
これは結構いい感じかも。
しかも客がほとんどいないし。
これは穴場だな〜
その後、ホテルに戻って二胡の練習。
うーん、イマイチ。(苦笑)
何がいけないんだろう?
思い切って音を出せないから?
練習後、今度は淮海路まで出て、
スタバで昼食がわりの休憩を。
ダブルチョコマフィンが濃厚で美味し!
時間もいい頃なので、上海音楽学院に向かいました。
途中、襄陽公園を覗きました。
あら、シャボン玉で遊んでる〜
こちらは中国将棋を楽しむおじさんたち。
結構ギャラリーがうるさそうでした。(笑)
そして、とうとう上海音楽学院到着です。
てくてく歩いても、たいした距離ではないので楽勝。
みんな、親子連れで受験しに来ています
正門をくぐって中に入ると、みんなすでに集まっていて、
設置されたテントの中で練習をしてました。
みんな、なんだかんだ言って真面目なんだから。(笑)
13時に正門で5級の人たちと待ち合わせて記念撮影。
そして、それぞれの受験会場ごとに分かれて並ばされて、
部屋へと連れて行かれました。
小さい子たちに「この人たちも受けるの?ビックリされました。(笑)
会場に着いてからしばらく待ち時間があったので、
各自調弦をして、体勢を整えました。
いよいよ試験開始。
結構練習したのに、やっぱり表現ができませんでした。
練習曲と課題曲を1曲ずつ弾くことになったので、
「紫竹調」と「豊収序歌」をチョイス。
「紫竹調」の最初で「ウーム」と唸ってしまいました。
失敗したわけではないけど、何となく調子が出なかったから。
途中から試験官は耳を掻いたりして退屈そうにするし、
弾いていてテンションが下がる思いでした。
もっとちゃんと聴けよっ!(怒)
それでも全員無事に試験は終わりました。
学院併設の楽器屋さんを覗いたり、
安売りされている楽譜を買ったりして、しばしの二胡タイム。
その後みんなで食事に行くことになったのですが……
そう、私は昼ご飯がわりに、チョコマフィンを食べてたんだよね。(笑)
でもまあ、軽くなら食べられそうだったので、
四川料理の店に入って、担々麺とスープを注文して
取り分けて食べました。
担々麺が意外とおいしくてビックリ。
上海で食べた担々麺の中では一番おいしかったかも。
香菜と豆腐のスープもあっさりとやさしい味でした。
食後、天福茗茶でお茶を買い、
みんなと別れてホテルに戻りました。
ホテルに戻ったら、今度はふらりと新天地へ向かいました。
ちょうどそのくらいの時間があったのよね。(笑)
とりあえず陝西南路駅に向かって歩きます。
ああ、上海は万博にものすごく期待しているのですね。(笑)
新天地はすごい人出!
ここってこんなに人気のスポットだったっけ?
向こうからマスクをした集団がやってきたと思ったら、
日本人の観光客でした。
ちょっと目立ってたな……
ちょうど駅前でレモンティーの試飲をやっていたので
1杯もらっちゃいました。
中には2杯、3杯ともらっている人も。(笑)
さて。
再び地下鉄で常熟路に向かいます。
うひゃあ!
混んでる〜!
でも、東京のラッシュアワーに慣れた私には楽勝です。
常熟路で降りて、明晩の火鍋の店を予約しに行く途中、
針金で自転車の飾りを作ってるおじさんを見かけました。
写真も「どうぞ、どうぞ」って感じで、
とってもいいおじさんだったよ。
火鍋の店は無事に予約できました。
なかなかよさそうな感じのお店です。
そして、そのまま衡山路まで移動。
今日の打ち上げのお店が「衡山小館」というお店なのです。
途中、結婚写真を撮っている人がいたり、
トルコ料理屋があったりして、飽きずに店まで到着しました。
何しろ、途中のスタバでも買い物をしちゃったしね。(笑)
お店に到着!
入口では丸焼きのアヒルさんがお出迎え。(笑)
食事は級ごとにテーブルを分かれて座ったんだけど、
和やかなムードでよかったですね。
まずはビールで乾杯!
怒涛の料理注文、行きます!
★ 四喜烤麸(焼麩の甘辛炒め煮)
上海といったら、この麩ですね〜
★ 蜂蜜苦瓜青(蜂蜜と苦瓜)
ちょっと苦味のあるゴーヤーに蜂蜜をつけて食べるのが
新鮮な感じです。
★ 五香椒塩排骨(スペアリブの五香味と塩コショウ揚げ)
肉好きならぜひ。(笑)
★ 黒酢クラゲ
透き通ってコリコリしたクラゲを黒酢につけて食べます。
あっさりしてます。
★ 海鮮酸辣湯(海鮮入り酸辣湯)
エビやホタテの入った贅沢なサンラータンです。
★ 明炉烧鸭(ローストダック)
ここは広東料理・香港料理の店らしいので、
思い切ってアヒルの丸焼き(半羽)を注文してみました。
脂がジューシー♪
★ 木桶塩挿蝦(塩味のエビ串焼き)
一人1匹は十分にありました。
塩で焼いたシンプルなエビです。
★ イカと茶樹魔フ炒め
「茶樹磨itea-tree mushroom)」がシャキシャキした食感です。
茶樹魔ヘお茶の木に生えるキノコらしいのですが、
福建省の「幻の茸」って言われてるんですって。
★ 青炒什菜(いろいろ野菜の素炒め)
これは野菜たっぷりであっさりしてよかったです。
★ 北扒菜胆(しいたけとからし菜のあんかけ炒め)
シイタケがいいダシを出して、
さらにダシを吸ってるという感じです。
そしてここで、姫が「フカヒレが食べたい」と言って
全員分のフカヒレ料理を注文したものだから、さあ大変! (笑)
1皿148元のフカヒレをめぐって、大騒動でした。
↓それがこちら。
★ 鶏絲金山翅(特上ふかひれと鶏肉の細切り)
なんと、一人1皿来ちゃいました。(笑)
フカヒレたっぷり。
この1皿で148元(約2100円)です。(≧∇≦)ノ
★ スイカのタピオカミルク
最後にデザートを注文した人もいました。
私はもうお腹いっぱいで……パス。(笑)
それでも会計をしてみれば、最終的には一人230元(約3300円)。
思ったよりは安くて、一安心でした。
食後は衡山のネオンを鑑賞。
ちょっと怪しい雰囲気です。
その後、タクシーで移動して、田子坊を散策。
迷路のような通りが続いています。
あちこちには雰囲気のいいバーが!
私たちもバーでちょっと1杯。
検定も終わって緊張も解けたので
のんびりまったりした時間が流れていきました。
そして、帰りはオークラまでタクシーで。
オークラに泊まっている友人とは入口で別れ、
私はすぐ近くにあるホテルまで歩いて帰りました。
途中、一昨年来たときにマッサージをしてもらった店の横を通りました。
相変わらず「油屋」みたい。(笑)
明日は蘇州。
朝早いので、おやすみなさ〜い!
(旅行中につけていた日記に加筆修正しました)
[本日の教訓]
* 検定では自分の全てを見せてしまえ!
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