ちねちゃんのデジタル絵日記

 


◆ 9月3日(金) 2学期で〜す

1日から早速授業が入っていて、そろそろ私も夏休み気分が抜けてきた。昨日なんか、しっかり定時制の授業もやってきたし。
さて。今日、学校へ行くと、新しい男性講師がいた。国語科の先生が過労で休職したので、そのかわりに入ったわけだ。実は私も中国から帰った直後に打診を受けたが、時間的に不可能なのでお断りした(今年は認められている週26時間ぴったり授業を持っているため)。
で、この講師の先生、仮にF氏としておこう。F氏は30歳(私よりも若い!)、初心者ではないが、新人である。というのは、以前西宮で高校教諭をしていたらしいのだ。ボクシングでそれなりの成績をあげているので、いわゆる荒れた学校に配属されてしまうと言う。その西宮の高校では、生徒が隠し持っていた煙草を没収したら親がやってきて、「オマエ、オレの息子のタバコを盗んだんやて? 教師がドロボーしてええと思ってるんかっっ ここに名前書いてハンコつけ!」と何も書いてない白紙を突き出されたそうだ。白紙って…何に使うん? そんなこんなで何をやっても親が怒鳴り込んでくるのでほとほとイヤになったそうだ。
そんなF氏、30歳。目下の夢は「ハウスはあるけどホームがない。早く結婚したい!」だそうだ……


朝からこんなに食べてしまいました〜 (^^;


今夜はネギミソハンバーグ。
味噌に胡麻を入れたのがミソ。

◆ 9月4日(土) アカシヤ

新宿東口に「アカシヤ」という洋食店がある。学生の頃から「うーん、小汚い店だな」と思っていた。その後、テレビで何度も「ここのロールキャベツはおいしい」という情報を見て、「そうか、そんなに有名な店だったのか」と思うようになった。
そのアカシヤに、ようやくデビューである。とりあえず「ロールキャベツ・ポークシチュー・極辛チキンカレー・皿ライス」のセットを注文。程なくしてロールキャベツとポークシチューが登場。うん、たいしたことはない。自分で作るロールキャベツの方がウマイ。そしてチキンカレー登場。かなり辛さはあるけど、どうもスパイスがジャリジャリする。これでチキンがもっとホロホロだったらよかったんだけど……
とりあえず、老舗の味を体験できて安心しました。


ロールキャベツとポークシチュー。
ドミグラスソースの方が好きなんだけど。
今度自分で作って食べよう。


極辛チキンカレーはまあまあかな。

◆ 9月6日(月) 荷物が重い…

中国のお土産(授業で配る)や写真(800枚くらいある)を毎日持ち歩いているので、とても重い。手が千切れそうな気がする。気付くと、「重っっ!」と呟いている私。こういうとき、車通勤だったら楽なんだろうなあと思う。
さてさて。今日は授業のとき、Yちゃんが哈爾浜のお土産に腸詰を持ってきてくれた。中国旅行中に「哈爾浜の腸詰はおいしいよね」という話をしていたのを覚えていてくれたらしい。たっぷりあるので、当分楽しめます。うひひひっ


レギュラーメニューになったチキンフィレオ。
でも、チキンタツタも食べたいな〜


哈爾浜の腸詰はおいしい。
早速ビールのおつまみにしちゃうゾ〜

◆ 9月7日(火) 優しくない日本人

今日は前期の期末考査の日。久しぶり(約1ヶ月ぶり?)にエンちゃんに会ったら、すっかりお腹が大きくなっていた。向こうから歩いてくる姿は「バーバパパ」。お腹の大きさはスイカ大。随分大きく育ったものだ。でも、電車に乗ってもなかなか席を譲ってもらえないらしい。普通の席の前に立つのは申し訳ないので、いつも優先席のところに立っているらしい。それなのに、今までに席を譲られたのはたったの3回だけだと言う。それ以外はずっと立ちっぱなし。譲ってくれたのはいずれも中年男性で、女性や若者は絶対に譲ってくれないらしい。その中年男性もすぐに譲るのではなくて、2〜3駅過ぎてから誰も譲る気配がないのを見て、しぶしぶ譲ってくれると言う。これって日本人として恥ずかしいよね。日本にいるときは「自分が日本人だ」という意識をほとんど持っていないけど、外国人(エンちゃんももちろん外国人)から見たら明らかに日本人。「日本人はマナーが悪い」「日本人は優しくない」と認識されても仕方がない。普段から自分の行動には気をつけたいものですね。


2時過ぎに昼ご飯。
エビとアボカドのサンドで〜す。


久しぶりに会ったエンちゃんの姿。
ワンピースを着ていたので
ほとんどバーバパパのような感じでした〜

◆ 9月8日(水) 杏仁豆腐

今日はあまりお腹がへっていなかったので、昼ご飯は抜こうかと思っていたところ、いつも通るラーメン屋さんが妙に気になってしまった。それは多分、定時制の高校からの帰り道、いつも学校そばのラーメン屋さんから流れてくるにおいに負けそうになるからだと思う(←食べていると帰るのが遅くなってしまうので、いつも我慢している)。
で、その「めん商人」という店で担々麺を注文。ランチタイムなのでライス付き。出てきた担々麺は、たまに花椒の粒に行き当たるもののわりと普通の担々麺。麺は太さの揃っていない平打ち麺(特製麺らしい)。ところが食後に女性限定のサービスで杏仁豆腐が出てきた。こういうサービスがあるのを知らなかったので、ちょっとうれしい気分で杏仁豆腐を頬張ると、これがかなりトロトロでおいしい。ん〜、今度、ラーメンじゃなくて杏仁豆腐を食べにこようっと。


めん商人の特製担々麺。
ランチタイムはライス付き。


夜は揚げ餃子。
この間から何となく食べたかったのダ。

◆ 9月10日(金) カラスにどつかれた日

朝、ぼんやりと駅に向かっていたら(←単に眠かった)、ふと頭に衝撃が! そういえばさっき目の左端の方にカラスがいたっけ。そのカラスが私の前方に飛んでいった際に、私の頭を脚でわしづかみにしたのだ。カラスはそのまま肉屋の屋根に止まって私を見下ろしていた。何すんねんっ!>カラス
さて、学校に着いてみれば、日本語能力試験の締切りは明後日なのに、生徒がまだ願書(500円也)を購入していないことが判明。授業の空き時間を利用して神保町まで買いに行ってきた。大きい書店でしか売っていないので、まずは三省堂へ。しかし品切れ。「有楽町店には在庫があるかもしれません!」「夕方にまた入ってくるんですが!」と言われても、それは無理。とりあえず日本語関連のテキストだけ買ってから書泉へ。在庫があるというので6階の語学コーナーへ行って無事購入。ついでに内山に寄って、授業で使うためのテキストを購入。暑いわ疲れたわでスタバにに寄ってアイスコーヒーをテイクアウト。しかし、どーして私はスタバに行くときに限って、スタバタンブラーを持っていないのであろうか。謎である。
すぐに学校に戻り、今度は午後の授業。ここで生徒に願書を書かせ、振込用紙も記入。本当はいけないんだけど(授業で学校外に出るにはあらかじめ申請しておいて許可をもらわなければならない。基本的に私は講師なので校外授業の申請できない)、生徒を連れて郵便局に行き、受験料(5260円+手数料70円)の振込み完了。続いて添付用の証明写真を撮りに写真屋へ。写真も完了(800円)。あとは郵便局で配達記録扱いにして投函するだけである。私が立て替えた6530円は、次回の授業時に必ず返すように。>生徒
というわけで、今日は非常に疲れました。とほほほ……


新しい名刺に載せようと思って撮ってみた。


御茶ノ水駅前。
ここはあんまり変わらないな〜
学生の頃はよく来てました。


明大のリバティタワー。
何てバブリーな建物でしょう……


駅のホームから御茶ノ水橋を望む。
あんまり風情のない橋である。


こちらは聖橋。
橋を越えると秋葉原です。


夜は焼きそばにしました。
具が麺の3倍くらいありま〜す。

◆ 9月11日(土) コリアンタウンにて

久しぶりに新大久保に出かけた。話の発端は、先日Yahoo!オークションでTVアニメ「ぼのぼの」の韓国語版DVDが出品されていたのを見つけたことに遡る。
「ぼのぼの」はラッコのぼのぼのとアライグマくんやシマリスくんが出てくるほのぼのとしたアニメなのだが、私は殊のほかこのアニメが気に入っている。全48話で、各話が10分。普通、アニメというと各回の出来の良し悪しにムラがあるものだが、この「ぼのぼの」はどれもコンスタントに面白い。そんなわけで、DVDが発売されたら絶対買おうと思っているのに、一向に発売される気配がない。そんなモヤモヤを抱えている私がヤフオクで韓国語版のDVD(リージョン3だけど、日本語音声も収録されている!)を見たらどうするか? それは東京のコリアンタウンである新大久保へ直行なのだ。
新大久保といえば、知る人ぞ知るコリアンタウンで、韓国料理屋、朝鮮料理屋、韓国食材市場などが建ち並んでいる。ここに行けば韓国のDVDも購入できるというものだ。「DVD」の文字を見ればその店に入り、「食堂」の文字を見ればメニューを仔細に検討する。「パッピンス」の文字を見ればいかなるカキ氷かと観察し、「チャンジャ」を見つければ食べたいと思う……おっと、話が違う方へとそれてしまった。とにかくあちこち探したものの、ぼのぼののDVDは見つからなかった。しかし、ここで私は信じられない光景に出会った。コリアンタウン一帯に立って私を見下ろすヨン様。どこに行ってもヨン様、ヨン様、ヨン様…… 冬のソナタの影響で、韓流ブームが興り、ペ・ヨンジュンのポスターをそこかしこで見かけることになってしまったのだ。そして、そんな店にあふれる中年の女性達。つい1〜2年前には見られなかった光景だ。このあたりを歩いても、日本人の姿を見ること自体がまれだったのに、今や日本人ばかり。しかもそれはヨン様を筆頭に韓国スターに魅せられた中年女性たちが大挙して押し寄せる街と成り果ててしまったのだ。
この韓国ブームがおさまるまでは、当分新大久保にはいけそうにない。と思いながらも、「韓国広場(←そういう名前の韓国食材店がある)」でチャンジャ(タラの内臓で作ったキムチ)とケジャン(ワタリガニの唐辛子漬け)を買ってこなきゃ、と心に誓っている私なのであった。


久しぶりにゲウチャイでランチ。
今日は唐辛子少なめでスプーン3杯半。
他に唐辛子の酢漬けとかはたっぷり入れたけど。


大久保の猫はちょっとセクシ〜♪


「やき亭」の揚げゴボウ。
こういうの、好きなんだよな〜


私はテッポウが好き。
あの食感がたまりません。

◆ 9月12日(日) 出会い系

メールチェックをして何がムカツクかというと、出会い系のメールがわんさと入っていること。本来こちらが希望しないメールは件名に「未承諾広告」という文字を入れなければならないのだが、出会い系サイトの広告メールにそのような良心はない。送信者に「deai」などの文字が入っていればまだいい方で、「カナ」だの「ユカ」だのという「いかにも私はかわいい女の子なのよ」と言わんばかりの名前が入っていることもある。そして、問題は件名だ。「出会いを求めていませんか?」という意味合いの件名なら、何も考えずにザックリ削除できるのだけれど、最近のメールはかなり巧妙だ。タイトルに「今日は主人が出張なので暇です.」などと書いてあったりする。主人が出張だろうが何だろうが、女の私には興味がない。こういうのは読まずにザックリ捨てる。問題は次のようなメールだ。

----- Original Message -----
From: <yuka-style.1867@hotmail.com>
To: <*****@nifty.com>
Sent: Sunday, August 08, 2004 9:04 PM
Subject: こんばんわ
-------------------------
はじめまして!掲示板みてメールしてるんですけど・・・
23で結婚してるけど大丈夫ですか!?

いきなり愚痴みたいですけど、、主人が今年の新入社員の女の子と浮気してるみたいで
帰りが遅くって・・・
部屋で一人でいたら悲しくなってきちゃったんです

男の人だから浮気するのは仕方ないけど・・・
私も浮気で仕返しって思ったんだけど・・・
そういうのってアリだと思います!?

-------------------------
架空の人妻「ユカ」が23歳だろうが、有りもしない夫が浮気しようが私には関係ない。こんなメールで本当に返信するヤツがいたらそっちの顔が見たい。
そして次のようなメールはタイトルで大体想像がつく。


----- Original Message -----
From: <asami_v_imasa@yahoo.co.jp>
To: <*****@mb.infoweb.ne.jp>
Sent: Saturday, September 11, 2004 5:21 PM
Subject: 気になったのでメールしてみました。
-------------------------
文面からなんでも相談に乗ってくれそうな気がしたので
メールを出して見ました。このアドレスでいいんですか?

------------------------------ 水野亜沙美 ------------------------------ 

-------------------------
架空の女性「アサミ」よ、そのアドレスを使うようなヤツはすでにいないのだ。元のプロバイダが同じなので辛うじて届くものの、そのアドレスで送ってくる人(←マトモな人)はすでにいない。
そして次はかなり難関だ。


----- Original Message -----
From: <sabaku_no_hosi@yahoo.co.jp>
To: <*****@mb.infoweb.ne.jp>
Sent: Sunday, September 12, 2004 1:33 PM
Subject: あのう。。
-------------------------
黒川ですけど、
空メールくださいましたよね?
念のために返信しますが、どちらさまでしょうか?
知人のいたずらですか?

-------------------------
タイトルを見ても、普通のメールとあまり区別がつかない。そして、内容。架空の女性「黒川」よ、もしも空メールが届いたのなら、それはウィルスである。今時空メールを送るようなマヌケなヤツはいない。でも、一瞬「黒川? 誰だっけ?」と考えて悩んでしまった。悔しい。

というわけで、敵も巧妙になってきている。とりあえず、無料メール(とくにYahoo!とhotmail)は信用しないので、私宛のメールはちゃんとしたプロバイダのアドレスで送ってください。


先日から復活したマスタードチキンバーガー。
モスの期間限定メニューはおいしいと思う。


木苺の玄米シェイク。
デザートに好適品であります。

◆ 9月13日(月) 卒業製作

某高校では、中国語を選択して3年目の生徒達の授業が佳境を迎えている。そこで、「卒業製作」と題し、選択生徒全員で卒業研究のようなことをするのが中国語クラスの伝統となっている。いつもは中国語の文章などを日本語に訳したりしているのだが、今年は「日本語の歌を中国語に訳したい!」ということで、各自が好きな歌を持ち寄ることになった。そして、ここで問題は起きた。
ある生徒は安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」を選んだ。しかし、この歌詞を訳し始めて数分後、生徒が「わかりません」とギブアップ。私もじっくり歌詞を読んでみて納得。我々の苦悩を忠実に再現するために、歌詞を全文引用する。

Can you celebrate? Can you kiss me tonight?
We will love long long time

ここはまあよい。

永遠ていう言葉なんて 知らなかったよね
これもまあ、よい。

(Can you celebrate? Can you kiss me tonight?)
(We will love long long time)
二人きりだね 今夜からは少し照れるよね
「今「夜からは照れる」とはどういう状況か?

Lalala… Lalala…
Lalala… Lalala…

永く… 永く… いつも見守っていてくれる誰かを
探して見つけて 失ってまた探して
「探して見つけて、失ってまた探して」とはどういうことか?
今はまだ見つかっていない状況なのか?

遠かった怖かったでも 時に素晴らしい
夜もあった 笑顔もあった どうしようもない 風に吹かれて
生きてる今 これでもまだ 悪くはないよね
「遠かった」って何が?
「怖かった」って何が?
「時にすばらしい夜もあった」ということは、今は幸せではないのか?
「どうしようもない」とは何がどうしようもないのか?
「生きてる今、これでもまだ悪くない」ということは、やっぱり今は幸せではないということにはならないか?


Lalala… Lalala…
Lalala… Lalala…

甘く切ない 若くて幼い 愛情ふり返れば
けっこう可愛いね
「けっこう可愛いね」とは「うふっ、アタシってかわいい〜♪」ということか?

間違いだらけの道順 なにかに逆らって走った
誰かが 教えてくれた
「間違いだらけ」の道順なのに逆らうことなどできるのだろうか。

(Can you celebrate? Can you kiss me tonight?)
(We will love long long time)
wo… 想い出から ほんの少し 抜け出せずに
たたずんでる 訳もなくて 涙あふれ 笑顔こぼれてる
「想い出から抜け出せ」ないということは、過去を引きずっているという意味であろう。

(Can you hold me tight? Let's a party time tonight)
(Say good bye my lonely heart)
永遠ていう言葉なんて 知らなかったよね
(Say hello forever)
このあたりは繰り返しなので、まあよい。

Can you celebrate? Can you kiss me tonight?
We will love (long long time)
二人きりだね 今夜からはどうぞよろしくね
やっぱりこの二人は結婚するのだな。
Can you celebrate? Can you kiss me tonight?

I can celebrate…

終わった……
---------
というわけで、歌詞の意味が全くわからず、訳そうにも訳せなかったのだった。「どういう意味かなあ?」「小室哲哉に聞かないとわかんないんじゃない?」「いや、小室もわかんないって」というやりとりのあと、彼女は必至で歌を訳していた。これ以外にも、KinKi Kidsの歌を持ってきた生徒もいたが、ひたすら単語の羅列で、「果たしてこれで訳したことになるのか?」とみんなで首をひねった。
せめて。歌詞あっての歌。歌詞はちゃんとしたのを書いてください。m(_ _)m >アーティストの皆さん


昼ご飯はマックグラン。
食べごたえあるよね〜


PAULのル・ブルトンは鴨のテリーヌ入り。
今週はプチ贅沢週間なのよ〜ん♪

◆ 9月14日(火) 本郷漫遊記

今日はなんと授業が午前と定時制だけになってしまった! しかも午前の授業は短縮に! そういうわけで10:20に授業が終わってから17:25から授業が始まるまでの7時間、暇な時間ができてしまった。
もうすぐ期末考査(前期後期制の学校だと、こんな時期に期末考査がある!)なので、その試験問題も作りたいけど、昼ご飯なども食べねばならない。そこで、昼はかねてより気になっていた「MOS's-C」に行ってみることにした。HPの説明によれば「古き良き時代のアメリカにはじまり、現代にいたるまで世界中の人々に愛され続けているハンバーガー。その原点であるアメリカン・クラシック・スタイルを追求したハンバーガー・レストランです」ということらしい。現在のところ、神楽坂と吉祥寺にしかないので、授業後は早速神楽坂にGO!
途中、学校の近くの工場で飼われているりんちゃんにベロベロなめられながらも、無事にMOS's−Cに到着。店内はそんなに広くないものの、ナチュラルな雰囲気でいい感じ。20種類くらいあるメニューの中から、ランチセットを注文。日にち限定のランチセットだと、950円のアボテリバーガーにおかわり自由のアイスティーがついて1000円なのだ。注文が入ってから焼き始めるので、当然出てくるのに時間がかかる。10分以上待ったと思う。目の前にドーンと出てきたハンバーガー。そう、これよ。これがハンバーガーなのよ。あの薄っぺらいパテをはさんだんじゃなくて、この厚みこそがハンバーガーの証。「ナイフとフォークで半分に切り、こちらのペーパーで包んでお召し上がりください」というので、その通りにする。うーん、切れない。フォークが上手く刺さらない。結局手で押さえながらバーガーを切り分け、大口でかぶりつく。おいしいねえ。やっぱりこうでなきゃねえ。隣りのテーブルのグループも、その味に満足していたようである。
さて、そのあと学校へ直接向かおうと思っていたが、時間はたっぷりある。大江戸線に乗っていると、「次は本郷三丁目」のアナウンス。なんだか急に本三(←我々はいつも“ホンサン”と呼んでいた)で降りたくなった。学生時代はサークル(←「白ばら会合唱団」ってとこ)でお世話になり、卒業後はアルバイト(←文学部の中国文学研究室)でお世話になった東京大学があるのが本郷三丁目なのだ。先日、どこだかのBLOGを見ていたら、三四郎池の猫が写っていた。「そういえば東大も猫がいっぱいいたよな〜」と思った途端に、どうしても降りたくなってしまった。そこで、急遽予定変更、本三で途中下車。
駅から赤門まで歩いていく間にも、あちこちに変化があった。私がここに来ていたのは10年くらい前まで。そりゃあ変わるってものだけど、よく昼ご飯を食べに行っていた「ミュン(ベトナム料理)」はなくなっていたし、スタバが出来ていた。それ以外にもコンビニがあちこちに出来ていて、「こんな風だったら便利だったのになあ」と思ったりした。当時私がよく通っていたのが、「明月堂」、「ムッターローザ」「ミュン」、「ルオー」、「万定」。アルバイトのときには、朝必ず明月堂によって、白身魚のフライをはさんだ出来たての「フィッシュ」を買って研究室に行くのがお決まりのコースだった。ここによらないときは「ムッターローザ」で買ったパンを朝ご飯がわりに食べていた。昼はミュン、ルオー、万定を順に巡り歩き、それぞれの店でカレーを食べていた。アルバイトは週に1回だったのでカレーばかり食べていても飽きなかったというのもあるが、ミュンのベトナム風カレーもルオーのビーフカレーも万定の昔懐かしいポークカレーも全て大好きだったからというのが、その本当のところだ。
久しぶりにあちこち歩き、三四郎池では念願の猫に出会い、そのあとで仕事に向かった。懐かしい風景を堪能したおかげで、仕事もおおいにはかどりました。


パンツをはいているりんちゃん。
すっかり大きくなったな〜


正面から撮ろうとしたらこんなコワイ顔に!
ひぃ〜〜〜っ 食わないで〜(T.T)


今日のお昼はMOS's-C。
クラシックな雰囲気の高級感あるMOS。


夜はアルコールも飲める。
これで混んでなきゃ落ち着けるんだけど。(^^;


こちらがランチのアボテリバーガー。
想像通り大きくて感激!


ハンバーグがおいしかった!
アボカドもベリグ〜〜〜ッ!


ふと思いついて東大の三四郎池へ。
期待通り猫に遭遇。
あんまり愛想はなかったけどね。


三四郎池へと降りていく道。


こちらが三四郎池。
「心」という文字の形をしているという。
鯉や亀が泳ぎまわっていた。


安田講堂も復活です。


懐かしい法文1号館。
昔、ここでアルバイトをしていた。


東大の正門。
他に赤門、弥生門、龍岡門等がある。


正門前にある「万定(まんさだ)」。
ここはポークカレーとハヤシライス、
それにフレッシュジュースが有名。


正門前の「ルオー」もカレーがおいしい。


どうしても正門より目立っている赤門。
この門をくぐる度に、
「この大学に通いたかったな」と思う。


赤門の近くにある「明月堂」はパン屋さん。


「明月堂」のフィッシュだけでなく、
ムッターローザのパンも好きだった。
朝だけでなく、帰りに買って帰ったことも多かった。


「大學最中」で有名な「三原堂」。


北千住駅構内のスタバで一息。
ここでちょっと仕事をする。


PAULの「バトン・オ・レザン・フロマージュ」。
おいしいので、1本は人にあげました。


夜は近所の「麦蔵」でお好み焼き。
1周年キャンペーンで100円引きだったのダ。


「牛すじねぎ天」を注文。
やっぱり私ってお好み焼きを焼くのがうまいわ〜♪

◆ 9月15日(水) リゾッチャ!

夏休みに帰省したおり、「正月はハワイに行きたいわ〜」と母が言った。何でも叔母(母の妹で、今年の始めに仕事を定年退職した)が年末年始の日程でハワイに行くのだと言う。すでにリタイヤしているので日程にも融通がきき、航空券の値段が跳ね上がる時期を避けて、12月22日〜1月11日の21日間をホノルルで過ごすらしい。母は、この叔母達と2回ほどハワイに行ったことがあり、ハワイがとても気に入ったようだ。「一度あんたと一緒に行きたいわ」と言うので、あれこれ日程調整をして、正月をハワイで過ごすことに決めた。
私自身はハワイに行ったことがないが、実は12年前の8月、ハワイに行くチャンスが1度だけあった。それは大学を卒業したばかりの夏休みだった。卒業前はとても忙しく、友人達が卒業旅行に出かけるのを指をくわえて眺め、私は院試の勉強に明け暮れていた(←結局落ちたのでムダだった気もするけど、そのときの知識が今の仕事に役立ってるわけだから、まあ、いいかとも思う)。そんなわけで、卒業後の夏休み、叔母達にハワイ旅行に誘われたとき、二つ返事でOKした。8月が近づき、すでに旅行代金も支払っていた。しかし、別の親戚が急に入院し、比較的近くに住んでいる私がハワイなんぞに遊びに行くのはどうかという話が持ち上がり、結局涙を飲んでハワイ旅行は諦めた。すでに旅行期日が迫っていたので代金全額は返ってこなかったが、何割かは手元に戻ったので、そのお金でビデオデッキを買った。そのビデオデッキは2度の修理に耐え、今もしっかりと働いてくれている。
さて、そんなこんなで、それ以降全くハワイと縁のなかった私。旅行といえば中国ばかりで「バカンス」「リゾート」とは無縁だった。そんなおりの母の発言に、「ハワイもいいかな」と思い始めたのだった。しかし私は働いている身。仕事が仕事なので、旅行代金の一番高い時期にしか出発できない。12月22日に出発すれば、NWで往復59800円なのに、12月27日頃になると、NWでも13万を超える。電話で母が「高いねえ」と呟き、ハワイ行きの話は流れたかに思えた。その後、仕事のスケジュールを照らし合わせてみたところ(6つの学校に勤務しているので、それぞれ授業のない期間に差がある)、1月の初出勤は11日だということが判明。それならば10日に帰国すれば、翌日からの仕事には十分間に合う。そこで年が明けて3日か4日に出発すれば5泊7日の旅行は可能だということがわかった。早速母と電話しながらJALのサイトでフリーツアーを検索する(こういうときにADSL&IP電話だと安心だ)。すると、2〜3日に出発する便は全て満席だったものの、4日出発の便は空きがあった。オハナ・ワイキキ・ウエスト・ホテルに泊まるフリーツアーだと1人94800円。これはJMB会員専用ツアーなので一般のパンフレットに出ているものよりも価格が安い。早速母に結果を告げると、それを母は即座に叔母宛に携帯メールを送った。叔母からはすぐに「それはすごく安い」とお墨付きのメールが返ってきたらしい。しかも、叔母達の泊まるアストン・ワイキキ・プリンス・ホテルと隣り合っていることもわかった。それならば、どこかへ出かけるときもすぐに落ち合えるので便利なことこの上ない。11月25日までは日程変更やキャンセルも手数料なしなので問題ない。そこで即決。そして申し込み完了。クレジット決済OK。
そんなわけで、年始はちょこっとハワイに行ってきます。(^^)


今週のテーマはプチ贅沢。
今日は緑モスで匠味を食べま〜す。


新発売の匠味アボカド山葵(880円)は
食べ方も複雑らしい……


都内にはまだ21軒しかない緑モス。
今日は客が少なかったので2時前に注文できた。


これが「匠味アボカド山葵」+オニポテセット。
合計金額1200円というゴージャスぶり。


 

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