ちねちゃんのデジタル絵日記

 


◆ 2月1日(日) 2月突入は景気よく!

今日のお昼は近所の「アリガル」に行ってみた。ここ、ランチバイキングをやっているのだ。前は毎週金曜日の昼のみだったんだけど、半年くらい前から毎日バイキングを提供するようになった。久々の来店だったんだけど、入った途端に違和感。なんだか店の様子が違う感じ。前はカレーが3種類だったのが4種類になっている。タンドーリチキンなどの副菜は出しっぱなし(以前はちゃんと保温されていた)。どの料理もなんだか底ついている。うーむ。失敗したかもしんない。でも、客は結構入ってるしなー、気のせいかなー
結論。……えっと、気のせいじゃありませんでした。全体的に味が落ちてる。ああ、行ってはいけない店が増えてしまった。でも、すぐそばに、新しく回転寿司の店ができていたので、試してみなきゃね、と新たな希望を見出すことに成功。そのうちに味見しに行ってこようっと(でも、不味いといやだから、当分行かない)。
でもって、そのあとは新宿でコモモ本舗やモモちゃん本舗を回り、傍らで観戦するカップル達に私の華麗なテクニックを披露。「あれは取れないよ」「なんであんなところにアームを動かしてんの?」などと小声で私を非難するカップル達を尻目に、鮮やかな技でパンダパペットなどをゲット。初めは冷たかったカップル達の視線が「すごーい」「うまーい」と賞賛のそれに変わる。ふふふふっ、気持ちいい〜♪
そして夜は新宿の紅虎餃子房で中華な夕食。いつもは北千住ルミネ店を利用しているので、今日は新宿店と味比べ。基本的にチェーン店なんだからメニューも値段も味も同じはずなんだけど、店員(特にコック)が中国人なので、結構アバウトなのであろう。北千住店とは全然味が違うのでありました。会計のときに「味、違いますねー」と言うと、「本当は同じでなきゃいけないんですが、同じ作り方をしても微妙な差で味が全然変わってしまうんですよ」と偉いおじさんが言っていた。そうか、味が違うのは故意ではなくて偶然の産物であったか。納得。ちなみに私は北千住店の味の方が好みです。


近所の「アリガル」でカレーバイキングのランチ。
うーむ、ちょっと違う……


夜は新宿の「紅虎餃子房」で中華。
新宿店に来るのは2回目。


中国菜の炒めものは、青梗菜でした。
こういうの、大好き〜〜〜♪


麻婆豆腐は880円。
花椒粉を持ってきてもらったら、味がぐっと引き立った。


ここの名物は鉄板棒餃子。
これ、初めて食べました。


杏仁豆腐は北千住店の方がおいしい。
店舗によって味がちょっとずつ違うのね。

◆ 2月3日(火) 節分

本日はお日柄もよく、節分である。先日来、買いためた節分用の豆(←豆好きなのでこの季節に買いだめする)をくるみさんとともにポリポリかじる。人とハムの心通い合うひととき。ついでにくるみさん用の太巻を作る。海苔は食べにくいだろうから、黒胡麻をまぶして太巻風にしてみる。中身は煮干しとカボチャの種。なかなか気に入ったらしく、すでに1本食べてしまったらしい。「丸かぶり寿司」を考えた人は、きっとハムスターのような人だったのだろう。
さて。昨日、@niftyから「My sweet homepageのサービスをやめるからそこんとこヨロシク」というメールが来ていた。私の入っているプロバイダは@nifty。前身はInfoWebである。そのInfoWebがNIFTYの全株式を買収し、@niftyとなった。私はInfoWebの頃からの会員なので、ホームページは旧サービス(=My sweet homepage)を利用していた。そして、「@niftyのホームページサービス(=@homepage)に替えてもいいよ。でも、替えなくてもいいんだかんね」と言われていたので、そのままにしていた。何しろ「My sweet homepage」の方はSSIも使えるし、自作CGIの設定もあまり面倒ではなかった。それにサーバもサクサク動いていたのだ。ところが「@homepage」の方は重いし、SSIは使えないし、CGIの設定もちょっと特殊なのだ。CGIディレクトリにはCGIを動かすためのファイルのみ設置可能で、それに付随する画像ファイルは通常のディレクトリに置かなければならない。そうすると、つまり、私のサイトにある大量のCGIファイルは全て書き換えなければならない上に、画像ファイルやHTMLファイルも別にアップしなければならなくなるってことだ。……面倒。だから私はそのままにしていた。そしたら「8月31日になったら、とっとと出てってもらうからねっ」と冷たく言い放つ大家のごとく通告されてしまった。仕方ないので、今日は帰ってきてから泣く泣くHPの移転作業。CGIをあれこれ試したり、ファイルを書き換えていたらこんな時間になってしまった。もうヤダ……
で、ついでに@niftyのHPで、IP電話とADSLの速度変更を申請してきた。今月中に開通するといいんだけどな。
そしてここからは覚え書。一昨日、国税庁のHPで確定申告書類を作った。還付金額は34万ちょっと。うーん、少ないなー、40万は帰ってきてほしかったんだけどなー ま、仕方ないので34万で予算を組む。とりあえず、HDD(160GB)を増設して、ファックス付き電話を買い換えて(←今のはとても調子が悪いのだ…)、コンタクトレンズも新調して、あとは適当に貯金でもしておくか…… おっと、確定申告をし終えたら、毎年恒例の寿司も食べないとね!


花がきれいだったのでケータイでパチリ。


お昼は久々のガーンデンズ。
本を読みながらのんびりしちゃいました。


「出せ〜〜〜っ、豆まきすりゅ〜〜〜っっ」
……くるみさん、人相(ハム相)悪すぎ。
片脚、浮き上がっちゃってるし……


「どれ、豆まきしまちゅかな。鬼は〜外!
なるほど、ちねちゃんは鬼だから
ケージの外にいるんでちな」


「節分といったら丸かぶり寿司でち。
どれどれ、なかなかおいしいでちな」


「やっぱりお家の中で食べりゅ。
ちねちゃんは鬼だから入っちゃダメ〜♪」

◆ 2月5日(木) 予定は未定で終わることもある

昼、近くのグラッチェ・ガーデンズまで食べに出かけた。私の座った席の隣りのテーブルには、3人家族がいた。構成は父1、母1、子供1であった。両親の年齢は20歳代後半、子供は2歳くらいである。
そもそも、私は子供嫌いである。「イヤな席になっちゃったなー」と、内心ふてくされていた。そのうち、隣りのテーブルにパスタやピザが運ばれてきた。食べ始めるパパとママ。そして、しばらく遅れてドリア登場。ここでママが別の皿にドリアを取り分け、それをパパに渡した。パパは食べかけていたカルボナーラを横におき、受け取ったドリアをフーフーし始めた。そして、自分の食事は中断し、子供に食事をさせた。最後まで子供に食事を与えたあと、パパはすっかり冷めたカルボナーラを再び食べ始めた。
先日見かけた親子(両親+子供2人)は、全て母親が子供の面倒を見ていて、父親はとっとと食べ始め、とっとと食べ終わり、自分がヒマになっても子供の食事を手伝おうとしなかった。母親は最後まで子供2人の面倒を見てから自分の食事を始めた。
世の中の家族を見ると、圧倒的に後者が多い。そういう家庭の父親を見ると、むかっ腹が立つ。でも、今日の家族はなんだか微笑ましくて、ぶちゃいくな(←かなり失礼)チビだったが、とてもかわいらしく見えた。きっとこの子はいい子に育つんだろうな。この子の行く末を見届けられないのが残念だったが(←通りすがりのアンタが何を言う!見届けられるわけがなかろう)、こういう家族が巷に増えてくればいいなあと清々しい気分になった。
さて。帰りに近所のマックに入っているメガネ屋(“マクドナルド”と“f×g”がコラボしている店舗)に寄り、スペアのメガネを作ることにした。普段はコンタクトレンズを使っているけど、家にいるときは大抵メガネ。一応スペアがあった方がいざというときに便利である。フレーム+レンズ+ケースがセットで5000円、7000円、9000円の3種類があったので、それぞれ試着し(メガネの場合、試着って言う?)、7000円のものに決定。普段使っているメガネと同じ度数で作ってもらうことにしたので、メガネを店員に渡す。そこですかさず別の店員が、利用者カードを書けと言う。メガネを取るとほとんど見えないので、思いっきり顔を近づけて名前や住所を記入する。そしてメガネの度数を測り終えた店員が戻ってくる。「え〜、こちらはかなり度が強いので標準レンズの在庫がありません。プラス2000円の薄型レンズなら在庫があるのですぐにお作りできます」だそうだ。うーん、2000円upか〜 そしたら9000円ってことだよね。とりあえず標準レンズで用は足りるので、レンズを取り寄せて作ってもらいたい旨を告げると、「度が強いので標準レンズだと、こちらの度数は元々ないんです。ですから特注レンズになりますので3000円かかります。薄型レンズの方が2000円なのでお安くなりますが?」と言われた。それってどうなのよ? 標準レンズがないと特注で3000円って何? 普通、そういう場合って無料でレンズを作ってくれるもんじゃないの? ちょっとムッとしたのでメガネは作らずに帰ってきた。ちぇっ (-_-#)


グラッチェの菜の花と甘えびのスパゲティ。


右がしっかり者のチップ。
左がおとぼけキャラのデール。(覚え書)

◆ 2月7日(土) 尻焼温泉

今日はお弁当を持って日帰り温泉の旅。場所は群馬の尻焼温泉。川の横に造られた野天風呂は気持ちよかった〜♪


気温0度前後なので、立派な氷柱が!


今日のお弁当はライスバーガー。
はさんであるのは中国で買ってきた
ランチョンミート。


これが野天風呂。
3人も入ればいっぱいになってしまいそう。


すぐ横には川が流れている。
雪に囲まれて、雰囲気も最高!

◆ 2月10日(火) 旅行しちゃうよ〜ん

急な話なんですが。来週の土曜日から上海に行くことにしました。うひっ
なんと都立高校入試の関係で、授業のない日が連続6日(土日を含む)できたので、急遽年休を取って中国旅行をすることに決めた。実際に行くのは21日〜25日(21日の夜に上海着で、25日の朝に上海発)。今回はJALのJMBツアー(JALマイレージバンク会員専用のツアー)を利用。往復のチケットと現地のホテル、空港・ホテル間の送迎がついたフリーツアー。これにパンダのぬいぐるみやICカード(バスや地下鉄に乗れるカード)等の特典がつく。ちょっとお得なツアーである。ホテルは上海なので、上海を拠点に周庄、もしくは同里、烏鎮、朱家角、西塘のうちのどこかへの日帰り旅行を考えている。今挙げた場所はいずれも水郷と言われるところ。とくに、東洋のベニスと呼ばれている周庄は、最近とても人気が出ている。うーん、周庄は絶対行きたいけど、古い街並みの残っている西塘や烏鎮も捨てがたい。中3日が完全に自由に使えるから2箇所行っちゃおうかな〜(いずれの場所も往復と観光で1日かかる) どうしようかな〜♪
と、まあそんなことを考えて楽しんでいるわけだけど。問題は3月の最初にある学年末考査のこと。旅行中は作ることが出来ないので、とりあえず今のうちに少しでも作っておかねばならない。そんなわけで、今日は一生懸命テスト作り。「遊ぼうと思ったら、その前に2倍働かなければならない」というのが、この世のセオリーなのだ。
あ、そうそう。くるみさんの処遇も決定。今日、近くの動物病院で預かってもらう手筈を整えました。診察料1500円と宿泊料1000円(1日)なので、合計で6500円。これで安心。くるみさんも、行きつけの病院だから安心でしょ?


今日もいいお天気。
八重の梅がきれいに咲いています。


空とのコントラストもバッチリ。
これから花の咲き乱れる季節です。


今日のお昼はドトール。


ソニーバンクのMONEY Kitで
対ドルレートをチャート表示(半年分)してみた。


ソニーバンクの円とドルのレート。
売りと買いの差額が0.5円なんだよ〜ん。


夕ご飯は豆腐ハンバーガー。
パンも自家製なんだぞ〜♪

◆ 2月12日(木) ゴミ、どうすんのさっ

世の中はせまり来るバレンタイン・デーで浮き足立っているが、私の頭の中はゴミのことで頭がいっぱいである。それは何ゆえかと、私の暮らす場所は今月からゴミの出し方が変わったからなのだ。
今までは「燃えるゴミ(月・木)」「燃えないゴミ(水)」「古紙・古布(水)」「カン(水)」「ビン(隔週水)」「ペットボトル(隔週水)」の6種類に分かれていて、ゴミ袋についてはとくに指定がなかった。ところが今度からは「
燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」「プラスチック」「有害ゴミ」「古紙・古布」「カン」「ビン」「ペットボトル」の8種類に分かれることになった。月曜日は燃やせるゴミとビン、火曜日は燃やせないゴミ&有害ゴミとペットボトルが隔週で、水曜日は古紙と古布、木曜日は燃やせるゴミとカン、金曜日はプラスチック……って、覚えられるかいっっ
しかも。4月からは燃やせるゴミと燃やせないゴミは有料になる。この有料袋、燃やせるゴミがオレンジ色で、燃やせないゴミがブルー。S袋(5リットル相当)が80円/10枚、M袋(15リットル相当)が260円/10枚、L袋(30リットル相当)が530円/10枚、LL(45リットル相当)袋が800円/10枚である。高―――っっっ! 我が家の場合、燃やせるゴミ、プラスチック、カン、ペットボトルが多いと思われる。困ったことに私の住むマンションは国道に面していて、その街路樹(ケヤキ)から落ちる葉がベランダにたまってしまう。今まではこまめに掃除しては捨てていたが。今後はこの落葉も有料で出さねばならない(ベランダの鉢物は全て処分したので、ベランダにたまるゴミは甲州街道から巻き上がる土ぼこりと街路樹の落ち葉だけである)。おーい、なんで私が調布市の持ち物である街路樹の落葉まで有料で処分しなきゃならないわけ? そういうのこそ市民税(←結構高いんだよ)でまかなってくれ。
ちなみこの有料袋、2月1日から一斉発売されることになっていたが、現在の時点で、まだ店頭に並んでいない。大丈夫か? 4月間際にドドーッと主婦が買いだめに走り、売り切れで買えなかった者たち(一人暮らしで働いている人とか)はゴミ袋が次に入荷するまで(1ヶ月くらい?)ゴミが出せないという状況に陥るのではないか? まずい、まずいぞ。私は絶対に出遅れるタイプだ。平成の米騒動の折にも米が買えなかった私だ。きっとゴミ袋も買えないのではなかろうか。
で、私の家の玄関は、とりあえずゴミ箱がずらりと並んでます。まるでゴミ・マニアみたい……


こういうカレンダー(2月−翌3月)が配られている。
前回のカレンダーは残り2ヶ月を残して廃棄された。


オレンジとブルーのゴミ袋って…
一般家庭で5リットルや15リットルでは小さいよなー

◆ 2月13日(金) 平常心

私はどちらかというと気が長い方ではない。というよりもむしろ、気が短く、癇癪持ちな方である。それでも、子供の頃から親に注意され続け、今では癇癪を抑えることができるようになった。だから滅多のことでは怒らない。内心、どんなに煮えたぎるような激情が沸き立っていても、とりあえず冷静を心がけている。ここのところが「感情がない」「何を考えているかわからない」という私への評価に影響しているようだ。
そんな私も今日という今日は堪忍袋の緒が切れた。久しぶりの大激怒。怒髪天を衝き、火山は大爆発した(さすがに暴力はふるわなかったけど、それに近いことはしたな……)。まあ、私は正当な理由があって怒りのメーターが振り切れたわけで、謝るべきなのは向こうなんだけどさ。でも、怒りをあらわにしながらも「冷静になれよ〜、落ち着け〜、手を出すなよ〜」と(自分を)戒めている自分がちょっと情けなかったです。

◆ 2月14日(土) そういえば今日はバレンタイン・デーだっけ?

今日は朝から研究会。あーだ、こーだと白熱した議論(←内容は基礎的なことだったりする)をして、一息ついたらお昼ごはん。近くのラーメン屋さんで麺260グラムというでかいラーメンを完食(←食べ始める前に、食べきれなさそうな人から肉入りワンタンが2個追加され、食べ終わったところで、食べ残した人のチャーシューが2枚追加された。ごめんなさい、チャーシューは1枚残しちゃいました…)。満腹になったところで、お勉強再開。
そうそう。今夜、新しいモデム(IP電話機能付き)が届きました。16日から使えます。うーん、いいねえ。


今日もいい天気であーる。


久しぶりにラーメンを食べた。
大勝軒の特製中華そば(850円)。
本店は池袋なんだけど、行ったのは小金井店。

◆ 2月15日(日) 麻婆豆腐、リベンジ!

お台場まで映画を観に出かけた。それも、今頃になって「ファインディング・ニモ」。まあ、それはよい。予想通りの感想だったし、予想通りの感動だった。でも、お台場といったらアレである。そう、アレ。小香港だ。
先月、新宿の陳麻婆豆腐店に行ったところ、麻婆豆腐の味が予想通りではなかった。うーむ。おいしいけど、何か違う。一緒に食べていたエンちゃんに聞いてみると、「お台場の方がおいしい」とのコメント。ならば、一度お台場の陳麻婆豆腐店で食べねばなるまい。そんなわけで今日は陳麻婆豆腐店で麻婆豆腐を味わうことにした。注文時に聞いてみると「辛さは普通と激辛が選べます」というので、激辛を頼んでみる。待つこと数分、麻婆豆腐、登場。一口食べて、思わずむせる。気管に入ってしまったのだ。ひぃひぃ死にそうな気分で二口目。あ、おいしいじゃん。ひき肉を使ってあるけど(本当は固まりの肉を庖丁で叩いて細かくする)、味はかなりイケル。そのうちに花椒が恋しくなり、店員さんに花椒を運んできてもらう。そして丼いっぱいの麻婆豆腐を平らげた。おいしかった〜♪
そうそう、カウンターで隣に座った客は、一口食べるなり、「辛い〜〜〜っ」とのた打ち回っていました。私は激辛でも全然平気だったんだけどな〜


麻婆豆腐のセット(1480円)。
これに杏仁豆腐が付く。


こちらが杏仁豆腐。
寒天系だけどまあまあ。


味も辛さも申し分なし。
きれいに完食いたしました。


隣りの客(全然知らない人)は
半分以上残していた。

◆ 2月16日(月) 今日から高速度通信!

夕方、JR常磐線に乗っていたら、見覚えのある顔が目の前に。とっさに名前が出てこなかったが、去年、中国語のクラスに出ていた生徒だ。彼女もこっちを見て気付き、「あっ」と驚く。その瞬間に名前を思い出した。そうだ、Fだった。今年の3月に卒業し、専門学校に行ったと聞いていたが、まさかこんなところで会うとはね。彼女とはそのまま東武伊勢崎線まで同じで、しばらく近況を聞いたり、同級生のその後を聞いたりした。
帰り、近所の99円ショップ前でミャウを見かけたので、遊んでやろうとしたら無視された。悔しい。私の前にマタタビ女(今日はマタタビ不所持)がちょっかいを出していたので、しばらく孤独を味わいたい気分だったのであろう。許せん!>マタタビ女
帰ってきて、新しいADSLモデムの設定。何しろ、今日からADSLの回線速度が上がるのだ。今まで8Mの契約だったのが26Mになるのだ。早速、今までのモデムを片付け、新しいモデムをセット。私は機械類と相性の悪い女。初期不良に当たる確立が非常に高い。ドキドキしながら手順通りに設定をする。モデムの接続、OK。ブラウザの起動、OK。ステータス、OK。ADSLの確率、OK。IP電話の設定…………強制停止。えっ? 強制停止? 何故? もう1回やり直す。モデムの接続、OK。ブラウザの起動、OK。ステータス、OK。ADSLの確率、OK。IP電話の設定…………強制停止。理由不明。でも、説明書によれば、「お届け先の電話番号と合っていない場合にこの現象が起きます」だって。そんなわけがないでしょう。私は機械類と最高に相性の悪い女。もしかして、初期不良? 大慌てで@niftyのサイトで現在のステータスなどをチェック。えーっと、電話番号はあってるよな。契約の回線速度は……10M。はあ? 10M? 26Mで申し込んだのに10M? 納得いかん。もう一度@niftyからのメールを確かめてみる。「IP電話の番号は取得に2〜3日かかります。ADSL工事の前に取得してください」だって。うーむ、私は詰めの甘い女。本来ならば、ADSL開通前に電話番号を取得しなければいけなかったのに、ADSL開通後に取得しなければならないと勘違いしていたのだ。そんなわけで、今日のIP電話設定は無理。とりあえず番号だけ確定する。何度かやり直して、覚えやすい電話番号をゲット。何番かって? それはヒミツ。
ついでに現在の回線速度状況を確認してみました。下り2560kbps、上り992kbps。まあ、こんなもんでしょ。


今夜はミャウにも遭遇。
高みの見物ですか〜?


全然遊んでくれなかった。
ミャウのいぢわる……

◆ 2月17日(火) 今日から高速度通信!

この間から、なんとなく肉まんが食べたくなってしまった。でも、なんとなく食べそびれていた。そんなわけで、今日は肉まん。何がどうあっても肉まん。「もう、これしかない」とまで思いつめ、帰りにスーパーで豚ひき肉を買い、99円ショップで竹の子と干し椎茸とネギを買い、家にかえるやいなや肉まん製作にとりかかった。
ずっと前の私なら、皮を作るのに苦労をしただろうが、今は違う。私には「パン生地」というものがあるのだ。いつものパンを作る要領で(ただしマーガリンはサラダ油に変える)生地を作り、あとは先に作っておいた具を生地で包む。これで、あっという間に肉まんの完成。
やっぱり自家製はウマイ! あ〜、満足、満足。
……って…………アレ? 私、週末には上海に行くんだから、たらふく包子が食べられるんじゃないの? うわぁ〜〜〜、失敗した〜〜〜っ もうちょっと我慢すればよかったぁ〜〜〜(T.T) いいもん、いいもん。上海では肉まんは食べないもん! 上海では違うものを食べるもん!
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以下、肉まんの作り方です。たまに作り方を聞かれるので、大まかな手順を書いておきます。私も適当にアレンジを加えているので、いつも同じ作り方(分量)ではないし、これが正しい肉まんの作り方というわけでもありません。一応の目安として載せておきます。参考にしてください。
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[材料(A)]
強力粉 200g
水 160cc
砂糖 大さじ1と1/2
サラダ油 小さじ4
ドライイースト 小さじ2
塩 小さじ2/5
[材料(B)]
豚ひき肉200g
竹の子 80〜100g
干し椎茸 5〜10g
ネギ 1本
生姜、醤油、酒、みりん、塩、胡椒、とりがらスープ 各適量
[具を作る]
(1) 干し椎茸を水に浸し、レンジに2〜3分かけて戻し、適当な大きさに切る。
(2) 竹の子を賽の目に切る。
(3) (1)と(2)を干し椎茸の戻し汁に入れ、酒、醤油、みりん、塩、胡椒、とりがらスープを加え、レンジで加熱する。
(4) みじん切りにしたネギ、ひき肉に冷ました(3)を加えて混ぜる。煮汁も加えて味を調える。
(5) 具を6等分しておく。
[皮を作る]
(1) 水にサラダ油を入れ、レンジ強(500 w)で30秒加熱し、人肌程度に温める。
(2) (1)にドライイーストを加えて泡立て器で混ぜ、ここに砂糖と塩を加えてさらに泡立て器で混ぜる。
(3) (2)に強力粉の1/3量を加えて泡立て器でダマがなくなるまで混ぜる。
(4) (3)に残りの強力粉を加え、箸でザックリと混ぜる(まだダマが残る程度に)。
(5) 蓋をしてレンジ弱(200w)で30秒加熱し、ぬらしたキッチンペーパーをかけて10分発酵させる(一次発酵)。
(6) 打ち粉をしたまな板に発酵させた生地を置き、ゴムべらでペタペタ叩き、ガス抜きをする。
(7) 生地を6等分して丸め、平らに伸ばしておく。
[皮で具を包む]
(1) 皮で具を包み、クッキングシートに乗せる。
(2) レンジ弱(200w)で30秒加熱し、蒸し器に入れて沸騰させた湯の上に10分置いて発酵させる(二次発酵)。
(3) 強火で10分、中火で5分蒸して出来上がり。
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ちなみに、基本のパンの作り方は村上祥子さんの本に拠っています。これを元に、中華まんに合うように若干のアレンジを加えています。この方法でおいしい自家製の肉まんが50〜60分で出来ます。具はひき肉&セロリ&ネギ、ひき肉&レンコン&椎茸など、お好みでアレンジしてください。


さあ、肉まんを蒸かしましょう。
ルンルン気分でご一緒に〜〜〜♪


はーい、できました〜♪
今日は6個作ったんだよ〜


具の形がゴロゴロ残ってるでしょ?
おいしかったので4個食べちゃいました。


今日はこういうものをゲット。
モモちゃんとコモモのラーメン丼です。

◆ 2月19日(木) 休もうと思ったら、その倍働かなければならない…

今日は休みである。というよりも、3年生の授業が終わったので学校へ行かなくてもよい日である。講師はこういうところにメリットがある(逆に複数掛け持ちすると、1校が休みでも別の学校が休みではない場合、結局仕事に行かなければならないので、まとまった休みが取りにくいというのがデメリットである)。
さて、そんなわけなので、家でノンビリしていたかというと、そうではない。では、新宿あたりでぶらぶらショッピングかというと、そうでもない。何をしていたかというと、それは試験作りと試験の採点。試験そのものは3月の初旬だけど、全部で6種類作らなければならないので、通常は2週間前から作り始める。今回は明後日からしばらく留守になるので、早めに作り始めることになった。でも、この時期にテストを作るのって難しいんだよね〜 一応「ここまで進む」って予定はあるんだけど、実際に授業をしてみないことには試験に出す内容(←ここは分かってないから出題、とか、ここは反応が良かったから出題して点を取らせる、とか)が決めにくいんだよね。でも、まあ、作らなきゃいけないから必死で作る。で、なんとか全体の形が出来た感じ。あとは細かい修正を入れれば大丈夫でしょう。あとは、月曜日にやった試験(月曜日は授業回数が少ないので、今週が期末試験になってしまった!)の採点。学校では時間がなくてできなかったので(←試験終了後ちょっとだけ採点して、そのあと定時制の学校へ速攻で移動したから)、昨日と今日で集中的に採点。時間を置くと一貫性が保てなくなるのでおすすめできない。採点基準を保つためには、同じ問題を一気に採点するのがコツ。それでも記述式の問題だと、一通り採点し終わってから、もう一度見直す必要があるんだけどね。で、点数もつけて、欠時回数もチェック。テストがなきゃ、もっと楽なんだけどな〜 月曜日、教室で発音部分の採点をしながら、「ピンイン(中国語の発音表記。私のテストでは必ずリスニングがあります)の採点って面倒なんだよねー」とボヤいていたら、生徒が「そうですよね。テストのたびに“1個ずつ見なきゃいけないから大変だろうなー”って、ずっと思ってました」と同情してくれた。まあ、だからといって採点が早く終わるってわけじゃないんだけどね。(^^;


昨夜はたっぷり野菜の焼きそば。
もちろん今日はその残りを食しましたとも!


小さいスーツケースに荷物を詰めてみた。
半分以上空いてるんだけど……(^^;

◆ 2月20日(金) 長崎飯園

今日は秋葉原にある長崎飯園でお昼を食べた。ここはなかなか評判がいいらしい。狭い店内、2時過ぎだというのに結構混んでいる。客の入りは上々だ。私も周りと同じくちゃんぽんを注文。
そして出てくる長崎ちゃんぽん。キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、ネギ、キクラゲ、エビ、イカ、かまぼこ、竹輪、さつま揚げ、豚肉が乗っかって、堂々登場。これ、正統派ちゃんぽんだわ。豚骨スープに海鮮の出汁も混じって、なかなか美味しゅうございました。次は大盛(100円増し)に挑戦か? (^^;


長崎飯園のド派手な看板。


小さい店内にはテーブルが5つ。
ランチタイムはメニューが少ない。
客の9割はちゃんぽんを食べている。


これが長崎ちゃんぽん(800円)。
具がたっぷりで幸せ。


麺ももちろん長崎製。
ちゃんとしたちゃんぽんの麺。


今日も夕陽がきれいだったのだ!


夜はミャウに会えたよ〜
今日もおすましして、
キリッとした態度を崩しませんでした。

◆ 2月21日(土) 紅豆

今日は朝8時に起きて、くるみさんを病院に連れて行った。なにしろ今日から5日間、上海へ行くので、動物病院で預かってもらうことになっているのだ。診察後、くるみさんの宿泊手続きは完了。
一旦家に帰り、荷物の最終チェック。よし、忘れ物はなし!
11時に家を出て、新宿でコーヒーを飲んだり昼ごはんを食べたり。そして、都営新宿線と京成線を乗り継いで成田空港まで行った。Iカウンターでチケットを受け取り、Mカウンターでチェックイン。団体旅行専用のカウンターというのは、本当にダサい。(^^; だって変な場所にあるんだもん。
さてさて。チェックインも終わったところで、まだ午後4時。飛行機の出発は19時10分なのでまだまだ時間がある。とりあえず送迎デッキに上がって飛行機を眺めたり、成田空港の各店舗をひやかしたりしていると、あっという間に17時。セルフサービスのレストランで軽く夕食を食べた。どうせ飛行機に乗れば食事が出るのだ。
そして、出国手続きに時間がかかることを考えて18時には中に入ると…そこはガラガラだった! ゲートは3つしか開いていなかったものの、客が3人しかいなかったので十分なのであった。うーむ。しかし、いつもの通り、金属探知機に引っかかり、入念な身体検査を受ける。別に変なものは持ってないんだけど。もしかして私の体が金属製なのであろうか。
あっという間に出国し、免税店を覗いてみるが、とくに買うものもない。ぶらぶらしてみると、今まで気づかなかったレストランやYahoo! CAFEを見つけた。「へぇ〜〜〜っ×83」である。今までは朝早い出発だったので、こんなところを覗く余裕がなかったんだっけ。
さて、やっぱりすることもなくヒマなので、シャトルでD94ゲートへと進む。ああ、ヒマヒマ。そうだ、フリスクでも買おうと店を覗く。1個購入すると、消費税がつかない。そうか、ここは日本じゃないんだっけ。何となくそのことを忘れちゃうんだよね。
写真を撮ったりしてぶらぶらしていると搭乗時刻となり、予定通り17:10に飛行機は動き出した。17:28には離陸。見事に順調である。
飛行機の中でもすることがないので(外は真っ暗なので何も見えない)、ベルト着用サインが消えるが早いか、中国の入国・出国カードと健康申告書を書いた。そのうちにお食事タイム! 離陸後20分という素早さ。意外と早かったな〜 機内食はわりとおいしかったけど、カジキのカツレツのつけあわせがマカロニなのに、サラダもマカロニなのはいかがなものか?
食事も終えて人心地。今日は現地時間の21:35着だから、ホテル入りは23時頃のはず。どこにも行けないな。残念。飛行機はガラガラなので、私の座っている20Aの隣りには誰もいない。ゆったり座れるのがうれしい。そして通路の向こうにはメキシコ人が座っている。へえ、上海まで何しに行くんだろ?
飛行機は予定より早く、21:08に上海に着いた。まあ、荷物の受け取りを待っていたら、あっという間に21時半になっちゃったけどね。無事に現地ガイドの周さんと合流し、旅行社の車でホテルまで送ってもらった。上海はあいにくの雨。雨脚はどんどん強くなる。途中の高速道路では玉突き事故も起きていた。あーあ、明日からの滞在はどうなるんだろ?
私の予想通り23時頃にホテルのチェックイン完了。部屋は1013。もちろん10階である。周さんに最終日の出発時間を確認し、私は部屋へと引き取った。
とりあえず荷物を置いてから、ホテルの周りをちょっと歩いてみた。すぐ横にコンビニがあったので、生茶と聞茶を買ってみた。これ、砂糖入りなんだよね。(^^; おいしいんだか、どうなんだか。とりあえず、日本に持って帰るお土産が1つ決定! ついでにホテルの横のスタンドでビールも買う。1缶5元だって。高いよねえ。もう、買わない。
ホテルに戻り、日本円を元に替えようとしたら、「今日はもう遅いからダメ」だって。「明日の朝7時半からOK」と言われた。いや〜ん。明日は朝から出かけるつもりなのにな〜
で、部屋に戻ってシャワーを浴び、ビールを飲んで寝た。
(旅行中の日記を再構成しました)


出発まで時間があるので
成田空港を散策。


この時期の成田は意外と人が少ない。
もっと混んでるかと思ったけど。


19:10発なので、ヒマヒマ。
屋上の送迎デッキに出てみた。
きれいな夕陽が私の旅を祝福している(?)。


時期的に雛壇が飾られていた。


出国手続きはあっという間に終わった。
免税店を覗くも、買うものは全くなし!


機内食はカジキマグロのカツレツ。
マカロニがかぶってますが〜


上海浦東国際空港。
建物は関空に似てるけど、
荷物の受け取り所あたりは成田に似ている。


ホテルにあった携帯電話の充電器。

◆ 2月22日(日) 太湖船

昨夜は24時半に寝た。今朝は6時に目覚ましをかけた。なのに、なぜか起きたのは6:40!すぐに仕度して、朝食を食べに降りる。別においしい料理というわけではないので、適当に食べておく。そして、懐が乏しいので、とりあえず7時半に2万円を元に交換する。1751元になった。1元13円ってところか。まあまあのレートである。
そのまま外に出て、南京西路まで出てみる。地下鉄に乗るかタクシーに乗るか迷ったが、ちょうど向こうからタクシーがきたので、すかさず手を挙げた。このタクシーで市内の南西にある上海旅游集散中心まで行った。ここは上海市内の観光バスだけでなく、郊外や近郊へのバスも出している大きなバスターミナルなのだ。とりあえず、まずはチケット。カウンターで聞いてみると、今日の西塘行きツアーはまだ残っているという。そこで1枚購入。8:35発。130元。ん? 西塘行きのチケットって100元じゃなかったっけ? まあ、よい。
チケットを買ったはいいけど、どこに行けばいいか分からなかったので係員に聞いてみると、親切に教えてくれて、バスのところまで案内してくれた。素晴らしい。
バスは時間通りに出発したが、なんだか様子がおかしい。そう、私はバス往復+現地の入場料のみのチケットを買ったつもりだったのに、このバスにはガイドがついていたのだ! ガイドはまだ若い女の子で、なかなかかわいいが、早口なので聞き取れない。まあ、いいか。適当について歩けば問題ないだろう。
前日の夜更かしの疲れか、バスの中で寝てしまっていたが、いつの間にかバスは停車していた。そして降りる乗客たち。ん??? もう降りるの? 私の仕入れた事前情報に寄れば、上海から西塘までは2時間半。まだ10時だから、到着するには早い。変だなあと思いながら降りてみてわかった。このバスは西塘だけでなく、嘉興(上海から西塘に行く途中にある)にも寄るツアーだったのだ。ここで荘園を見学し、さらに呉鎮(書家である)の記念館にも寄った。もう12時になるんだけどどうするんだろう、と思っていたら、ガイドに案内されたのは梅園飯店のレストラン。なんと、このバスツアーは食事まで付いていた! 食事は野菜から肉、魚までおかず8品に、白いごはんとスープ、焼売がついていた。豪華だ。しかも、味はまあまあで、満足度は高い。
食事が終われば、いよいよ西塘へと出発。西塘は、今、中国人に人気の古鎮で、水郷の1つだ。このツアーも親子連れや地方からの参加者も多い。西塘に到着後、しばらくはガイドの案内で、あちこちの博物館や記念館を回る。明・清時代のものを陳列しているところが多く、ボタンや服装、瓦など、その種類は多岐にわたる。狭い通りを歩き回ると、まるで清の時代の街に迷い込んだような気がする。そして1時半に、「3時半まで解散! 時間になったらバスのところまで戻ってきて」と放り出されることになった。まあ、いいんだけど、2時間をどう過ごすか、急遽計画を立てる。まずは遊覧船だよね。ガイドブックに寄れば一人15元と書いてあったけど、実際には定員12名で80元。つまり、大人数で乗れば安く上がるが、一人で乗れば一人で全額払わねばならないのだ。途方にくれていると(それほど大袈裟な問題ではない)、前にカップルがいた。彼らも船に乗りたいらしい。そこで、彼らと船賃を折半し、私が30元、彼らが50元払うことで手を打った。船頭が櫂を8の字を描くように漕ぎ始めると、水面をゆらゆらと舟が動き出す。カップルは、最初、写真を撮って楽しんでいたが、そのうちにイチャイチャし始めた。イチャイチャするなら、船の上でなくてもよかろう。でも、まあ船代を折半してもらったし、性格も悪くない二人だったので許す。私ってなんて心が広いんだろう。船の上から見る街は、悪くない。岸よりも低い位置から街を見上げると、小さい街も大きく見える。昔の人はこんな風に過ごしていたのだろうか。
あちこち歩き回っているうちに、あっという間に時間が来る。バスに戻り、帰りはそのまま寝てしまった。気付いたらバスがターミナルに入るところで、時計を見ると17時だった。1時間半で帰って来られたんだ。早かったな〜
ついでにちょっと免税店を覗いたけど、とくに買うものもない。今回の旅行はフリーツアーを利用しているんだけど、そのツアーのおみやげは免税店で引き換えねばならない。今日は引換券を忘れてしまったのでプレゼントはもらえなかった。この件は明日まで持越しね。
その後、地下鉄に乗って人民広場まで移動。駅を出たところで糖葫蘆(サンザシの飴がけ)を見つけたので、これを食べながら歩く。この付近、2年前と随分変わっていて迷ってしまったけど、無事に南京東路にたどり着いた。ここで食料品店などを覗いて、自分のものや頼まれたものを買う。相変わらずの大混雑で、ここはやっぱり上海一の繁華街なのだなあ、と思う。南京東路を歩いていると、なんだかお腹が減ってきた。そこで「火龍鶏王」という店で生煎(ションジエン)を食べることにした。2両(8個)で6元。カリカリに焼いた皮をかじると、中から溢れ出すスープ。おいし〜♪ どうして日本にはないのかな〜 私としては、小籠包よりもこっちの方が好みなんだけど。横浜の中華街にも生煎を出す店が入ってるけど、あそこのはこんなにカリカリじゃないし、スープもほとんどないんだよね。ああ、日本に帰ったら絶対コレが恋しくなりそう…
そして地下鉄を利用して呉江路に移動。ここは2年前に見つけた食堂街なのだ。あのときには食べなかったんだけど、その雰囲気は今でも思い出すとワクワクするものだった。当時はまだガイドブックにすら載っていなかった通りだったけど、今では紹介されるようになった。私は世の中より一歩先んじていたわけだ。呉江路を歩いていると羊肉串があったので買ってみる。1本2元。結構人気のある屋台らしく、人が並んでいるので期待して食べてみると、私の選択が正しかったことが証明された。アツアツの羊肉串はおいしかったな、もう。そして小楊生煎館の前を通る。ここは2年前、食べたかったんだけど、行列がすごくて食べられなかったんだよね。お店の人たちが次々と生煎を作っているのを見ていると、なんだか私も食べたくなった。そこでテイクアウトで1両(2元)入れてもらう。そのうちに、熱いうちに食べた方がおいしいことに気付き、パックをあけてその場で食べ始めた。ふと気付くと、顔もコートも、ぜーんぶスープまみれ。とにかくかじればスープがほとばしるのだ。水の入った風船に針を刺すようなものである。口の中を火傷してしまったけど、火傷するだけの価値はある。
すっかりいい気分で南京西路を歩き、ホテルへと戻り始めた。途中にあったスターバックスに入り、フラペチーノを飲んだ。ふと見ると、上海の文字の付いたマグカップを発見。異様に大きいけど、これは記念になりそう。125元の大物をお買い上げとなった。すると、トールサイズのドリンク1杯無料のチケットがもらえた。うれしい! これ、明日使おう。しかし、上海の人はオシャレだ。もう20時半だというのに、のんびりおしゃべりしながらカフェタイムなんてうらやましい(←一応私もカフェタイム中)。
コーヒーで元気も回復したので、ホテルまで歩いて戻った。途中のコンビニで火鍋の材料(スープの素)を買ってみた。すでにスーツケースは満杯だ。大丈夫か?
(旅行中の日記を再構成しました)


今日は朝から「上海旅游集散中心」へ。
バスのチケットを買って西塘へ小旅行。


バスの発着所は上海体育場の横。
このスタジアムはアジア最大で8万人収容できる。


なんと昼食もたっぷり!
おかずは野菜がおいしかった。
でも、そのごはんは多すぎるって……


西塘は古鎮として最近人気の街。


西塘にあったボタン博物館。
古今のボタンを集められていて、とてもきれい。


西塘名物の「燻青豆」。
塩豆のような感じでおいしい。


あっという間にチマキを包む。
その早業は見事としか言いようがない。


街の中を流れる川には
いくつもの橋がかかっている。


わりと有名な「銭塘人家」。
すでに昼食を食べてきたので
ここでは何も食べられず、残念。


上海市内にある吉野家のメニュー表。


上海市内にはミスドもある。
ちょっとオシャレな雰囲気。


新しい娯楽施設の新世界。
う〜ん、誘惑が多そう……


南京東路を通る観光車。
この道は歩行者天国なので、車はこれだけ。


上海名物の生煎。
中にはスープたっぷりの肉餡が詰まっている。


おいしい羊肉串屋さん。
回族の人がやっている屋台はウマイのだ。


こちらは生煎の老舗「小楊生煎館」。
いつも長い行列が出来ている。


次々と、鮮やかな手つきで生煎を包む。
見ているだけでも面白い。


結局、誘惑に負けて買ってしまった。
テイクアウトにしてもらったけど、すぐに食べちゃった!


スタバでしばし休憩。


無意味なライトアップ。
誰が何のためにやっているのかわからないけど
歩道がこういう状態になっていた。


コンビニで見つけた生茶と聞茶。
でも、これ、砂糖入りなんですよ〜


スタバで買ったシティ・マグ。
これがまた、デカイんだなっ

◆ 2月23日(月) 夜来香

昨日はさすがに疲れたのか、22時半に寝てしまった。今朝は目覚ましがなったのに、起きたのは7時。よく寝た。すぐに仕度して、軽く朝食。
で。実は昨日、タクシーで帽子を忘れたのだ。タクシーに乗る前に帽子をとり、タクシーを降りるときに忘れてきてしまったのだ。どうせなら、タクシー会社のオフィスまで行ってみようと思い、伝票の住所を頼りに上海の郊外まで行ってみた。会社の場所がわからず、ちょっとまごまごしたが、無事にオフィスを発見。ここで運転手に連絡をとってもらい、忘れ物を尋ねたが、帽子はなかったと言う。残念。無駄足だったか。まあ、よい。これもいい教訓である。これからはタクシーを降りるとき、帽子を忘れないようにすればよい(←他のものも忘れるなよ)。
明珠線(地下鉄3号線)に乗って、免税店に行く。昨日もらいそこねたプレゼントをもらうのだ。そのプレゼントとはパンダのぬいぐるみ。ちょっと顔立ちが……埴輪っぽいんだけど……
今日のメインイベントは終了! ではなくて、地下鉄で黄陂南路にある新天地に行くのだ。ここは前回来なかった場所。モダンというかネオというか、そういう場所である。新しいホテルや店が並び、ちょっとオシャレな街が出来ているのだ。日本で言えば、六本木ヒルズのようなものか。ここで、昨夜スタバでもらった無料チケットを使い、25元のモカを飲む。125元の買い物で25元のバック。うん、悪くない。のんびりコーヒーを飲みながら店内を見回していたら、マグがもう1つ欲しくなった。これ、おみやげにいいかも。そこでマグをもう1つお買い上げ。そしてまたもらえる無料チケット。上出来! 上出来!
その後、地下鉄を乗り継いで市内の北東にある魯迅故居と多倫路へ。そういえば、地下鉄も乗りなれてきた。最初、初めて交通共通カードを使ったときには、どうにもやり方がわからず、改札でオタオタしていたが、横にいたおじさんが通り方を教えてくれた。よっぽど私は「田舎者」だと思われたに違いない。そんな私も、今や地下鉄マスター。ほいほい乗れる。もう誰も私を田舎者だとは思うまい。上海駅での乗り継ぎだってバッチリだ。さすがに上海駅は田舎から汽車で出てきた人たちでごった返していて、改札の通り方や地下鉄の乗り方がわからなくてオロオロしている人が多かった。「ふふふ、田舎者なのね」と温かい心(?)で見守ってあげた。
魯迅故居は前回行ったので中には入らず、外から見るだけ。ここには魯迅個人のひっそりとした歴史が残されているのだ。外から見るだけで十分だ。そしてそのそばの多倫路を歩く。ここは昔の文豪達も住んでいた場所。今ではちょっとした観光コースにもなっている。この通りはきれいに整備されていて、学生達がスケッチをしたり、老人達がのんびり語らったりしている。ここを歩いているだけでもいい気分になれるが、その横道に入っていくと、そこには今も暮らしている人々の、生活がそのまま垣間見られる。ちょうど昼時だったので、肉まんを買いに来た女おねえさんや、麺を打つおにいさん、炒麺を作るおじさん、餃子を作るおばさん…… ここで暮らす人々の姿を見ているうちに、無くした帽子のことはどうでもよくなってきた。世界は広い。無くした帽子は確かにお気に入りだったけど、帽子の1つや2つ、また編めばいいさ。そんな気分になっていた。多倫路に戻り、ぶらぶら歩いていくと、なんだか毛並みのいい黒猫が椅子に座っていた。近寄っていくと、猫はすっかり私に懐いた様子。撫でるとひっくり返って「もっと撫でれ」と催促する。飼主らしきおじさんに名前を聞くと「小黒(シャオヘイ)」だという。早速名前を呼びながら戯れていると、おじさんは私が日本人だと気付いた様子。片言の日本語で話し掛けてきた。私がその場を立ち去るときは「マタ来テクダサイ」と声をかけてくれた。猫好きには猫好きなりの親切というものがあるのだ。
そして今度は南京路に戻る。そう、今日はここにある吉野家で牛丼を食べるのだ。BSEの影響で日本の吉野家から牛丼が消えるということがなければ、来ることはなかったに違いない。でも、たまにはこういうものを食べるのもいい。そこで「牛肉飯(12元)」を注文。ファーストフード形式で、カウンターで注文し、お金を払い、丼を受け取り、テーブルに運んで食べる。メニューは牛丼だけでなく、鶏丼や豚丼、アイスクリームやコーヒー、ケーキもある。私はノーマルに牛丼を食べて日本のものと味比べをする。うん、多分日本の吉野家と味は同じ。ごはんも日本のものと同じ。おいしいじゃん。店は広くてきれいだし。トイレもきれいだ。完璧。これからは何かあっても吉野家があるから安心だ(←何が?)。
そして、今日の本当のメインイベントである本屋へ行く。上海で一番大きい上海書城という書店が、南京東路のそばの福州路にあるのだ。ここで本とVCDをたっぷり買う。すると、手持ちのお金が尽きてしまった。このままじゃ夕ごはんも食べられないよ。仕方がないので、近くにあった中国銀行で1万円ほど元に替える。……レートが下がってるよ。懐も暖かくなって、しばらく外灘を散策した後、一旦ホテルに帰ることにする。そもそも本とVCDが重くて、これ以上歩けないよ…
ホテルで小休止して、夕ごはんに出かける。今日は火鍋を食べるのだ。2年前に行ったあのお店、まだあるかな。ちょっとドキドキしながら、夜の新天地から雲南南路までてくてく歩く。そして……曲がるべき場所を通り過ぎる。ふと、何か変だと気付き、地図を見ると、ちょうど曲がり角を通り過ぎたところだった。危ない、危ない。全然違う場所に行っちゃうところだった。こういうのを野生の勘というんだな。そして、無事に雲南南路美食街に到達。今日も糖葫蘆を2本買い、今夜のおやつにする。2本あれば明日の分も大丈夫だ。そして歩いていくと、あった、あった!「老四川」が。そうそう、ここで2年前に火鍋を食べたんだっけ。早速店に入ると、中央の席に案内された。ここでまず、ベースとなる鍋の種類(スープ)を選ぶ。そしてタレも選び、いよいよ具を選ぶ。羊は食べるでしょ。牛も食べるでしょ。あと、日本では高いから滅多に食べられない香菜も食べるでしょ。あとは豆苗とカリフラワーを注文。すると、お店の小姐が「羊肉を食べるなら、冷凍のじゃなくて、生の新鮮なのがいいわよ」と言う。「今日のおすすめは新鮮な羊肉なのよ」とのことだったので、冷凍のはやめて、新鮮な羊肉を頼むことにする。そういえば、店の入口で羊を切り分けてたな。そして鍋、登場。続いてタレが登場。そして野菜と肉が並ぶ。さあ、シャブシャブしましょう。羊、羊っと。うわーーーっ これ、おいしい。やっぱり冷凍じゃなくて生の羊は最高だわ。ぎゅっと旨みが詰まったような味わい。これ、今まで食べた羊の中で一番おいしいかも。早速おねえさんを呼んで、「羊、すごくおいしいよ!」と感動を伝える。おねえさんもにっこりしていた。
お腹がはちきれそうなくらい食べ、帰りは南京東路まで歩いた。そう、腹ごなし。2年前もそうして帰ったんだっけ。南京東路はおのぼりさんでいっぱい。ガイドさんに連れられたツアー客があちこちにいた。
ホテルに帰り、お風呂のあとはデザート。そう、糖葫蘆ね。この甘酸っぱさが好きなんだ。日本でも食べられるといいのにな〜
さあ、今夜もいい夢を見ましょう。
(旅行中の日記を再構成しました)


免税店のパンダコーナー。
いろいろなパンダ製品があるのねえ。


ツアーのおみやげでもらったパンダ。
微妙な顔立ちをしている。


上海の新名所、「新天地」。
ここはモダンとレトロが交錯する。


マックカフェを発見!
メニューもドリンクやマフィンでカフェそのもの。


多倫路には古い建物も多い。
学生達があちこちでスケッチしていた。


おじいさんたちは中国将棋。
老人達の憩いの場にもなっていた。


多倫路には文豪の家のほかに、
現在住んでいる人たちの通りもある。
ここには確かに生活があった。


とても懐いてくれた小黒ちゃん。


昼間の南京東路。
平日でも人出は多い。


こんなこと(BSE)でもなきゃ食べなかった牛丼。
上海の吉野家はメニューが豊富だった!


羅森(ローソン)のお弁当。
おいしそうな気もするし、そうでない気もするし…


外灘から浦東を望む。
東方明珠塔もしっかり見えた。


上海書城でVCDを買ってきた。
トトロもスティッチもニモもあるぞ!


夜の「新天地」。
いい雰囲気です。


おのぼりさんのツアーもいて
新天地はにぎやかでした。


雲南南路美食街は庶民的なレストラン街。
お目当てはここにある火鍋屋さん。


「老四川」は2年前にも来た店。
今日のおすすめは生の羊肉だそうです。


羊がおいしかったので完食。
香菜ももちろん完食しました。


夜の上海は本当に妖しい。
魔都とは上海にふさわしい形容である。


ライトアップされた街並みは
外国に来たみたい、……って、外国か。

◆ 2月24日(火) 何日君再来

昨夜は23時半に寝た。結構早めだったはずなのに、またしても今朝は6時に起きられず、6時半になってしまった。とりあえず、周荘行きをどうするか悩む。なんとなく体調がよくないのだ。食べすぎかなあ。疲れかなあ。とにかく調子が悪い。それに、豫園のそばにでる露店で煎餅(ジエンビン)も食べたいんだよね。ああ、でも、今回上海に来たのは周荘に行くためだったんだよね。どうしよう……
結局、ホテルの朝食はパスして、まずは豫園まで行くことにする。周りを歩いて、記憶を頼りに、露店が出てる場所を探す。あ、あった! あれだ! 早速近づき、2元払って煎餅を焼いてもらう。これこれ、この味。これさえ食べれば、なんだか元気になれそう。そう、本当に元気が出てきた。周荘に行く元気も出てきた。よし、バスターミナルに行ってみよう。まだ周荘行きのバスがあれば、それに乗ろう。
そう決心し、豫園を出て、タクシーに乗る。そして、これが大失敗。道路は大渋滞で、40分以上かかってしまった。タクシーのメーターは30元! 信じられない! 9時過ぎにターミナルに着き、チケットの有無を聞いてみると、まだあるという。早速それを買い、チケットを見ると9:05発。ちょ、ちょっと、今9:03だよ! 慌ててトイレだけすませ、すぐにバス乗り場に行く。一昨日も来たから、だいたい様子はわかる。外に出て係員にバスを教えてもらう。そして、バスに乗り込めば、あとはバスが勝手に周荘まで連れて行ってくれるという寸法だ。今回は往復のバスと周荘の入場券のみのチケットだ。周荘に着いたら、あとは自由に観光すればよい。帰りのバスの時間だけ確認し、いよいよ周荘の街に私は降り立った。人力タクシーの呼び込みを振り切り、自分で街の入口まで歩く。タクシー代の5元が惜しいわけではなく、自分の足で歩きたかっただけだ。私は歩くのが好きなのだ。
街並みは西塘に似てるけど、かなり広い。ここは瀋万山が水を引いてきて作った街だという。その水路は井の字型に作られていて、その川の両側に、食堂や土産物屋が並ぶ。魚やエビの干物を売っている人もいる。ちょっと観光客慣れした様子だけど、それでも一人でぶらぶら歩いていると、気分がゆったりしてくる。やっぱり水のそばはいい。途中、つい、干しエビを買ってしまった。買ったはいいが、どうするつもりか?
お昼はどうしようかと迷ったけど、あまりお腹が減っていなかったので、おじいさんの売っている焼餅(シャオビン)のようなものを買って食べてみる。3枚1元。食べてみたら、サクサクしていておいしかった。塩味がついていて、とても素朴な味だ。これ、明日の朝ごはんにいいかも。あわててもと来た道を戻り、おじいさんに「もう3枚ちょうだい!」と言うと、「おいしかったかね?」とたんたんと包んでくれた。
帰りのバスが2時半にあるので、1時半くらいに遊覧地区を出る。ここで青菜包を売っていたので1個買って食べる。あんまりおいしくないけど、観光地だから仕方ないよね。2時前に停車場に行くと、運転手に「今、掃除中だから2時15分に来なさい」と言われた。ちょっとヒマを持て余しながら待合室で時間をつぶした。
バスは2時半過ぎに出発し、私は案の定寝てしまった。明らかに寝すぎである。はっと気付くと、すでにバスはバスターミナルに着いていた。時計を見ると16時。1時間半で着いちゃった! 行きは2時間もかかったのにな〜
まだ時間が早いので、いろいろ考えた末に襄陽服飾礼品市場に行ってみることにした。ここに行けば、今回の旅程は全てこなしたことになる。地下鉄に乗っているうちに、ふと気付いた。もしかして、襄陽服飾礼品市場は「行ったことがない」と思っていたのだが、2年前に「行ったことがある」のではないか? そう、淮海路を歩いているときにふらふらと露店が並ぶところに迷い込んだことがあった。もしやあれが襄陽服飾礼品市場なのでは? そしてその予感(?)は的中。やっぱりここは来たことがある。ものすごい数の露店が並び、客も多い。人をかき分けながら歩いていくと、毛沢東ライターを見つけた。蓋を開けるとメロディが流れ出す。これ、欲しかったんだ〜♪ そんなわけでお買い上げ。
市場を出て、淮海路を歩き、今日も新天地まで行った。ここ、観光客も多いし、おのぼりさんも多いけど、何となく好きだな。そして、南京東路の食料品店で探し物をしたが、欲しかったものが見つからなかった。うーん、残念。さあ、それじゃ、夕ご飯を食べに行きますか。今日はあんまり食べてないからお腹減っちゃったもんね。
一昨日、「絶対食べに来よう」と心に誓った小楊生煎館。呉江路の小楊生煎館まで行く。ちょっと列ができていたけど、それほど長くはない。早速2両(8個)買って、2階の席に座って食べる。一昨日は服をビタビタに汚しちゃったけど、今日は汚さずに食べるぞ。そう思いながら食べてたんだけど、結局気付いたら服はスープでベタベタになっていた。周りを見回すと、服を汚してる人はだーれもいない。みんな生煎を食べて○十年というベテランばかりなのだろう。私のように昨日、今日のド素人ではないのだ。私もいつかは彼らのように生煎道のプロになりたいものだ。
外に出てイカゲソ焼きと羊肉串を食べて、今日の夕食は完了。しめて10元(約130円)也。こんなに安くていいかしら?
帰る道で、また一昨日のスタバにより、無料チケットでモカを1杯飲んだ。旅の途中はどうしても疲れがたまる。私にはコーヒーがエネルギーの源なのだ。
ホテルに戻り、ちょっとゆっくりめに風呂につかり、デザートに糖葫蘆(昨日買ったやつね)を食べた。帰国の準備も完了。疲れたけど楽しかった。VCDも買ったし、糖葫蘆も食べたし、生煎も煎餅も食べた。したいと思うことは全てした。たった3日だったけど、ぎゅっと旨みの詰まった3日間だったよね。また来られるかな。また来たいな。上海。不思議な街だ。それほど歴史が長いわけでもないのに、歴史の重要な部分を占めている街。いつかまた、この街をもっとゆっくりと歩き回ってみたい。
(旅行中の日記を再構成しました)


通学途中の学生達。
賑やかに楽しそうに登校していきました。


大好きな「煎餅」を作っている!
中に油条を巻き込んで……


ハイ、完成。
作ってる夫婦は、もしら2年前にも会ったことが…?


豫園の周りの風景。
オールド上海そのままの雰囲気。


豫園商城はおみやげも買える。
困ったときはここへ来るといいね。


9回曲がり角のある橋「九曲橋」。
魔物は真っ直ぐにしか進めないからだという。


服も置物も箸も宝石も、なんでもあるよ!


今日のメイン・イベントは周荘。
中国随一の水郷といわれるこの街は
「東洋のベニス」とも言われている。


周荘名物草団子。
店のおばちゃんが「ホラ」とガイドブックを指さした。


街の中には井の字型に川が走っている。
川を舟で遊覧することも出来る。


舟は8人で80元。
西塘は12人で80元だったから、ちょっと割高。


古い音楽や、昆劇を見せてくれる
野外舞台もあった。


買ったあとでもう一度買いに行ったら
おじいちゃんは「おいしかったかい?」と言った。


「襄陽服装礼品市場」はすごい!
2年前もそうだったけど、
とにかく露店がひしめき合っている中に
お客がウジャウジャいるのだ!


店の兄ちゃんは、カメラを構えたらピースした。


今、流行りのエッグタルトは4個で10元。
いい匂いだったので、私も買っちゃった。


またまた来ちゃいました。
だってここの生煎は本当においしいんだもん。


ほら、一口かじれば、こんなにスープが!
私はどうしても服を汚さずには食べられなかった…


上海はお金持ちが多い。
家だって100万元以上のものがザラだ。


コンビニで見つけた冷凍の丼。
冷凍のうな丼もあった。


コンビニの様子は日本とほぼ同じ。


これがお世話になったカード。
右上が交通共通カード。
バス、タクシー、地下鉄に乗れる。
左下のは地下鉄専用のカード。

◆ 2月25日(水) 我只在乎ni

朝、5時半に起床。昨夜は結局22時半に寝たから7時間は寝た。途中、寝過ごさないか心配で、何度も目が覚めたけどね。
さっさと仕度して、朝の散歩。まだ暗い華山路を歩いていたら、テレサ・テンの「我只在乎ni(時の流れに身をまかせ)」が聞こえてきた。そして、ふと思った。私が中国と出会っていなかったら、どういう人生を送っていたのだろうか、と。普通にどこかの会社でOLをして、普通に暮らしていたかもしれない、と。ただ、中国に魅せられてしまったために、この15年間、中国とともに歩んでくることになった。そして、きっとこれからも中国を見つづけていくのだろう、と。
ホテルに戻り、昨日買ったエッグタルトを食べ、コーヒーを飲んだ。これで朝ごはん終了。6時半にチェックアウトして、6:40にガイドの周さんと合流。今日、空港に送ってもらうのは私一人だって! 空港までの間、周さんといろいろ話していたら、旅行者の研修で、3月2日に来るのだという。もう、そのことですっかり興奮しているのだそうだ。東京、箱根、奈良、京都、大阪というコースらしい。東京では一日自由行動もあるというので、「地下鉄の1日周遊券を買います」と言っていた。そこで、私の持っていた地下鉄マップと、首都圏の交通マップを進呈する。周さんも「これは役に立ちます」と喜んでくれた。よかった、よかった。「旅行のために昨日27万円を日本円に替えました。足りるでしょうか」と言うので、「うーん、大丈夫じゃないかなー」と甚だ心もとない返事をしてしまった。何しろ、友人に頼まれた分も含めて、ビデオカメラにデジカメ3台、電子辞書などを買いたいのだという。27万円というのも微妙な金額である。そんなわけで、何か困ったことがあったら連絡してくださいと言って、私の名刺を渡してきた。うん、名刺も出番があってよかったよかった。
7時半頃に空港に着き、カウンターでチェックイン。周さんと別れて出国手続きをする。しかしこの空港、広すぎるって。ゲートに行くまでに疲れちゃうよ。しかも、使ってないゲートが多すぎる。こんなにゲートがあるんだから、各便ごとにゲートを使い分ければいいのに、1つのゲートに何便も押し込んでいるのがそもそもの間違いだ。
とりあえず、コーヒーを1杯飲む。カフェ・ラテとはいえ、60元は高いと思うぞ。結局、視界不良のために飛行機の出発は遅れてしまった。私の乗るJAL便は8:50出発だったのに、30分遅れることになった。ああ、お腹ペコペコ。だってあんなに早く起きたんだもん。そんなわけでやっと出てきた機内食はきれいに平らげた。
こうして日本着も30分遅れたものの、無事に帰ってきた。
家に着いてから、動物病院にくるみさんを引き取りに行った。病院がよほど居心地が良かったのか、私が呼びかけても知らん顔。お世話をしてくれたトリマーさんの方を見て、必至にアピールしている。……ごはんをくれる人が好きなのね。(T.T) 家に帰ってから、くるみさんも私のことを「やれやれ、ゴハンくれる人、この人に変わりまちたか。やってられまちぇんなっ」とばかりに、私にお義理で愛想を振りまいたあと、さっさと巣箱に入っていきましたとさ。
(旅行中の日記を再構成しました)


私が泊まった上海賓館。


朝の6時前だというのに
病院の前には長蛇の列。
みんな朝から並ぶんだね〜


朝靄に煙る上海。
でも、この朝靄が大変なことに…


無駄に広い浦東国際空港。
ゲートはたくさんあるのに使ってない。


私の乗る飛行機はJL796便。
視界不良のために出発は約1時間遅れた。


ヒマだったので珈琲を飲んでみた。
60元だって。高いよ。


お待ちかねの機内食。
もう、お腹ペコペコ!


窓の外には青い空と白い雲。
この風景が大好きなんです。

◆ 2月26日(木) お寿司〜〜〜♪ (≧∇≦)ノ

日本に帰ってきて、何が食べたかったかというとお寿司。きっとこうなると思って、中国へ行く前には食べずに我慢してました。うひっ


あぶりの漬けマグロかな。
とろっとしておいしいのだ!


生しらすの軍艦。
やっぱり最高で〜す!


のれそれです。
そういえば去年の今頃初めて食べた。


アジもおいしいよね。
今日は合計9皿食べました。

◆ 2月27日(金) 夜の女

毎週金曜日は定時制の授業がある関係で、いつも北千住で昼ごはんを食べている。大抵2時〜2時半くらいになってしまうので、どの店も待たずに入れる。ところが今日は北千住駅前に丸井がオープンしたので、3日間限りのオープンセールを行っていて、もう、どこもすごい人だかり。入口で並び、エスカレーターに乗るために並び、昼ごはんを食べるために並んだ。もう、そんなに大挙して押し寄せるほどのことか? とにかく来週にはこの騒動もおさまっているだろうから、ゆっくり食事ができると思うんだけどね。
さて、そんなこんなで定時制の学校に行ってみると。今週はあちこちの高校で動きがあり、現在通勤しているうちの3校から「来年も大丈夫でしょうか?(←来年も授業を担当してもらえるかということである)」という打診を受けた。ということで、12時間は授業数を確保。これで準常勤扱い確定。そして定時制の方でも「来年は少し授業が増えそうなので6〜8時間は空けておいて欲しいんですが」との話をもらった。これで合計20時間確保。20時間以上授業を担当すれば、雇用保険の対象になる。さらに、今日の午前の学校でも3〜5時間の授業数を打診されている。これで今年とほぼ同数の授業数を確保。もう安心である。
というわけで、4月からは夜の授業が増えそうなので、私も「夜の女」として頑張ります。ミャウとの遭遇回数も増えそう。p(^^)q


中村屋のインドカリー。
北千住の丸井にできたので、
これからはここでいつでも食べられます。


今夜もミャウと仲良し。


膝の上でぐんにゃり。


気持ちよさそうに寝てます。
でも、スカートをぐっと掴むのはやめて。(^^;
爪が立って痛いから。 (^^;;;

◆ 2月28日(土) 旅行の後処理(?)完了

今年はうるう年なので2月は29日まである。でも、いつもの月よりも日数は少ないので、「ああ。今月は短いなあ」という気分は否めない。
さて。今日は木曜日に出しておいた写真を受け取りに行ってきた。今回も相当の枚数にのぼり、合計800枚ほどである。こうなってくるとプリント代も馬鹿にならない。今日は29563円。ヨドバシカメラでプリントしてもらったので、今までに貯めたポイントが使える。これを充当して24330円の支払いとなった。コツコツ貯めたポイントは、こうして消費されるのである。


お昼は新宿のFLAGS Cafeで。
入るのに1時間くらい待っちゃった!
だってみんな全然席を立たないんだもん。


今夜は黒酢の酢豚風。
玉ねぎとキュウリを使って
ちょっとさっぱりした感じに仕上げてみた。
うん、ウマウマ。

◆ 2月29日(日) 長崎亭

長崎ちゃんぽん。長崎皿うどん。私の憧れである。中学校の修学旅行の思い出とダブるからだろう。さて、今日は志木にある長崎亭で、久しぶりにちゃんぽんと皿うどんを食べた。とんこつと魚介の出汁がしっかり出たちゃんぽんは最高だな〜♪


こちらがちゃんぽん(1150円)。
具もたっぷりで食べごたえあり!


こちらは皿うどん(1350円)。
ソースや酢をかけるとまた味が変わる。


 

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