一粒チョコな毎日

 


◆ 12月3日(月) モアナ様

モアナ様は我が家の女王にして法律である。彼女の前では飼主の私ですらメシ使いであり、彼女の逆鱗に触れて我が家への出入り差し止めとなったものも少なくない。
そのモアナ様は10月から右前脚の関節の腫れにより病院通いを続けていたのであった。ところが1ヶ月経っても治らないため、リンパの腫瘍の疑いありということで、この週末(1日〜2日)で入院と手術をすることになっていた。一昨日、病院に連れて行くと、なんと腫れがひいて赤みが薄らいでいるではないか! モアナ様はそんなに入院と手術が嫌だったのですかーーーっ
結局、腫瘍すらもその根性で治してしまったモアナ様は、前にもまして女王としての威力を強めている。はぁ〜 (T.T)


「出ちぇ〜〜〜っ」
顔のデッサンが狂っております……


「ごはんを寄越ちゅでち〜〜〜っ」
いつもワガママなお方……


「めしちゅかいはどこでち?」
何か悪いことを企んでいらっしゃるので?


「健康チェックすりゅなら早くしてくだちゃい」
モアナ様、はしたないですよ……


「あたちに近ぢゅくとは10年早いでちっ」
そんなに嫌そうな顔をしなくても…… (T.T)


「早くお家に連れて行ってくだちゃい!」
……もう勝手になさってくださいまし。

◆ 12月5日(水) 我こそは勇者なり!

10年以上前にファミコンソフトとして発売されたドラゴンクエスト4がプレステで甦ったのが、つい先週。
思い起こせばドラクエとの出会いは、すなわちテレビゲームとの出会いでもあった。あれは大学の3年の頃だっただろうか。従姉の家でドラクエ3をやったのが運の尽き、寝ても覚めてもドラクエの続きが気になって仕方がない。とうとうファミコン本体とドラクエ3と4を同時に購入、そのまま一気にドラクエ生活へと突入していったのであった。
FFシリーズが映像とストーリーの面白さなら、ドラクエは謎解きの面白さ。(ゲームの中の)世界を救うために、勇者ちねこは明けても暮れてもひたすら戦闘を繰り返す毎日。
そんな日々から10年以上が過ぎ、再びドラクエ4の季節が廻ってきた(←大袈裟!)。「やりたいなー、でも忙しいしなー、冬休みなら時間があるかなー、月末に買おうかなー」と思っていたら、なんと昨日のうちに購入していた。恐るべし、ドラクエの魔力! そして私は勇者となり、今日も世界の平和を守るためにテレビに向かうのであった。マル。

◆ 12月9日(日) 受難の時代

先日、エプソンのプリンター(PM-890C)を買った。写真画質のスグレモノ、これさえあれば大丈夫な代物である。新宿ヨドバシカメラのカウンターで「お持ち帰りですか〜?」という問いに笑顔で首を振り、その品物がようやく今日の午後に届いたというわけだ。
心も軽く、ウキウキしながら鼻歌まじりでパソコンデスクに設置する。こうなると梱包を解くのさえも楽しく、大量に生産されるゴミを処理するのもめんどくさい。今まではNECのインクジェットプリンターを使っていたので、とりあえず説明書を片手に初期設定から始める。
まずは保護テープだの保護材だのを取り除けて、電源を入れる。ここでインクカートリッジを装填する……はずなんだけどなー、インクカートリッジのホルダーが出てこないなー、おかしいなー、紙が入ってないせいかなー?
紙をセットしてもう一度電源ON。ホルダーが出てきてこんにちは。インクの保護テープもしっかりはずして、インクカートリッジを装填完了。さて。インクボタンを押してインクの充填を待つ……待つ………待つ…………待つ…………………………っていつまで待てばええねん! 説明書には「2分程度」と書いてあるのに、すでに10分以上経っている。
これはおかしいというわけでエプソンに電話しようとしたら、サポートセンターは「平日の9時から17時半まで」。をいをい、休日に仕事してこそサービス業だろう。仕方がないのでヨドバシに電話をしてみる。……つながらない。結局電話がつながって、そのあともアレコレ悶着あって、「初期不良が考えられますので、交換します」ということになったのだけれど、そのあたりのことはすでに書く気力も残っていないので結論だけ。やはり私は電化製品と相性が悪いらしい。

◆ 12月10日(月) 長い長〜い1日

時間を持て余した月曜日の午後。あなたなら何をしますか?
午前の仕事が終わるのが10時半。定時制の高校に考査関連業務の出勤をするのが18時半。8時間半の時間がぽっかり出てきてしまった私はかなり困った。まずは新宿に行って腹ごしらえ。サンドイッチを食べながら、週末にある研究会の宿題を片付ける。ようやく14時。とりあえずお金をおろしに銀行へ。なぜか激混み。ははぁ〜ん。さてはみんなボーナスが出たんだな。私? 私はまだ出ない。ついでに来年のスケジュール帳だの文房具だのを買い込む。時間はまだ14時半。ふと思いついて東口の献血ルームに行く。ここは飲み物が飲み放題となっているだけでなく、ハーゲンダッツのアイスクリームやミスドのドーナツが食べられるのだ。とりあえず必要事項を書いて検査待ち。問診では血圧116−60、脈拍79で問題なし。ところが血液検査で問題発生。「血小板が多いんですねー」と言われたところまではよかったが(実際、血小板が人より多くて1.5倍くらいはあるらしい。でも、血液凝固は遅い。結構怠慢な血小板だということはヒミツだ)、そのあとが問題だった。「ん? 白血球が多いですね… 熱を測ってもいいですか?」と言われ、検温。37度5分。微熱だ。確かに熱っぽい気はしていたけれど、自覚症状はほとんどなかった。というよりも、この程度の熱はよく出るのであまり気にならない。「ちょっとドクターと相談してきます」とナース。結局ドクターからOKが出て、採血することになった。しかし、問題はここで終わらなかったのだ! しばらく経って名前が呼ばれる。行ってみると、「血漿が白濁してるんですが〜」と言われてしまった。採血直前に油っぽいものを摂取すると血漿が白濁する。でも、食事をしたのは3時間も前だし、食べたのはバジルチキンのサンドイッチと砂糖ミルク無しのアイスコーヒーだ。思い当たるものといえばサンドイッチについてきたフライドポテトしかない。恐るべし、フライドポテト! 結局「採血不可」のまま献血ルームを出る。
そのまま総武線で新小岩まで行き(熟睡のために乗り越して小岩まで行ってしまったけど……)、学校のそばのファミレスで時間をつぶす。ここで1時間半ねばって、ようやく18時。ここまで本当に長かった!

◆ 12月14日(金) ぼくと女王様

一昨日から同居人が増えた。はなさんのところから来たハムスターである。同居期間は10日間。21日には帰っていく。
過去2回、はなさん家のジャンガリアンを預かったことがある。名前は「ぼく」。むっちり太ったブルーサファイヤの男の子である。一時70グラムを超したこともあるという「ぼく」は、それでも若干スリムになり、今は59グラムになった。
ぼくは臆病でびくびくしているくせに、あのワガママ女王様であるモアナのことが大好きなのだ。以前もモアナのケージの前で必死に求愛したにもかかわらず、無視されたりハムパンチを喰らったりした経験をもつ。今回もまたぼくのケージに手を突っ込んで「モアナのとこに行くか〜?」と聞いてみたら、とっとこ手に乗ってきたので、モアナのケージの前に置いてみた。例によって例のごとく必死でモアナを探すぼく。モアナのいるところとは全然違う場所をガリガリするぼくの姿は哀れでさえある。ようやくモアナを探し当ててみれば、モアナに嫌がられて鼻を齧られた上に無視される。それならばとモアナをケージから出してみたら、一生懸命後ろからついてくるぼくを尻目に、すたこらさっさと自由奔放に歩き回るモアナ。ようやくモアナに相手をしてもらえたと思ったとたんにハムパンチを喰らう不憫なぼく。
我が家にいる10日間のうちに愛は実るのか、それともまたまた愛に破れるのか、目の離せない2匹である。


全然見当違いの場所を探す「ぼく」。


モアナの攻撃にも怯まない「ぼく」。


必死にアピールするも無視される「ぼく」。


ついにハムパンチが出てしまった……

◆ 12月15日(土) 廣東ダック

毎月1〜2回、同じ大学の研究室の先輩後輩で勉強会をしている。先輩とは言っても一番上は私より30歳以上も年長で、大学時代の恩師でもある。また、後輩とは言っても一番下は私より6つも下で、彼女が大学にいる間、私は研究室助手としてお世話をした経験もある。そんなメンバーが7人ほど集まっての小さな研究会というわけだ。
勉強しているのは中国で最も古い辞書とされる「説文」についてである。毎月集まって、朝から晩まであれこれと好きなことを言い合う場でもあったりする。しかしながら今日のお話のメインはその書物についてではない。
今日は年に1度の忘年会。毎年これが楽しみでやっているようなもの、と言ったら言い過ぎかもしれないが、実際にはそれに近いことが行われている気もするのが少々不安ではある。さてさて、その忘年会。今年は恵比寿の「胡同四合坊」という、ちょっと上品で豪華な中華料理店が会場となった。みんな逆上のあまり(?)山のように料理を注文する(数えてみたら16品だった)。その中で私のお目当ては広東ダック。本来、この店はお手ごろな価格で北京ダックが食べられるというので有名なのに、今は北京ダックがメニューから外れている。そもそも北京ダックはそれ専用に飼育されたアヒルで調理する。アヒルの皮のみを小麦粉で作ったクレープ状の「餅(ビン)」で包んで食べるので、飼育の際にも皮が厚くなるように餌を強制的に与えると言う。この店では北京ダック用のアヒルを中国から輸入しているが、現在はアヒルの病気が蔓延しているらしく、輸入がストップしているために提供できないらしい。そこで登場したのが広東ダック。こちらは普通のアヒルを使って調理するので皮はさほど厚くない。そこで皮付きの肉といった感じの切り身を「餅」で包んで食べることになる。広東ダック初体験の私は「ふむふむ。なるほろ、この肉ふぁふいていふふぉころふぁじゅふしひれふね(なるほど、この肉がついているところがジューシーですね)」などと口をもぐもぐさせながらあっという間に食べてしまった。
はちきれそうな胃袋を抱えながらしっかりデザートの杏仁アイスを注文してしまったけれど、その後悔もアイスとともに腹に消えていったので善しとする。


(1) 皿に乗って出てきたアヒルちゃん。


(2) 厨師(コック)が切り分けてくれる。


(3) 自分で好きだけ「餅」に乗せる。


(4) 「餅」をきれいに折れば食べやすい!

◆ 12月16日(日) 中華街

ある高校の3年生の中国語クラスのメンバーから「中華街に行きましょうよ〜」とお誘いを受けた。「中華街を案内してください」というわけだ。ということで、今日は午後から中華街散策。
しかし、こうして中華街をぶらぶらするのは何年ぶりだろうか。4年くらい前に母親を連れて行ったのが最後だから、もうかなりの年月が経っている。久しぶりに行ってみたら随分店が変わっている。店舗が増えて賑やかになり、全体的に価格が下がったという印象だ。
さてさてそんな話はおいといて。今回は生徒に交じって私もしっかり楽しんでしまった。メインストリートではふかひれまんだのチャーシューまんだのを買い食いし、生徒たちの買ったエビチリまんやぶた角煮まんを味見し、雑貨屋さんやお菓子屋さんでおみやげをごっそりと買い込み、全員で(9人!)プリクラに収まった。最後は横濱大飯店でオーダーバイキング。狂ったように杏仁ソフトクリーム(昨日も食べたか?)を追加オーダーしながら、アルコールも入っていないのにハイテンションな数時間を過ごした。帰りもみんなのパワーはとどまるところを知らず、中華街から横浜駅まで歩いたらしい(私は桜木町で give up)。
久しぶりに学生に戻ったみたいで楽しかったなあ、と思う1日だったぞ。うん。


北京ダックの看板。かわいい!


でっかいブタまん。20cmくらい?


餃子の看板。ぽてぽて!


関帝廟でお祈りすれば商売繁盛。

◆ 12月17日(月) 腰の痛みに「ツボ押ボンボン」

今日はあるクラスの最終授業だった。そんなわけで中国語でゲームをしたり、並んでいるお菓子から食べたいものを中国語で注文したり、中国のお菓子を食べたり、という半分お遊び的な2時間を過ごした。毎年どの学校でも3年生の最後の授業ではかなり気合を入れて準備をする。というよりも、この日のために2年間(あるいは1年間)があると言ってもよい。
ビンゴゲームではもちろん数字を中国語で発音する。みんな真剣だ。でも、ここで真剣になってもらうためには、商品が魅力あるものでなければならない。ここで毎年苦労する。1年ないし2年の授業の合間に生徒たちの興味や趣味、好きな食べ物などをそれとなく調査する、なんてこともある。今年は去年同様ケーキ(甘党が多かった!)。好みのケーキを食べるために全員必死だ。命がけ(?)で中国語を使う機会なんて、一生にいったい何回あるだろうか?(←大袈裟)
そんな中でびっくりしたことが1つ。全員にケーキが行き渡ったところで生徒の一人が、「これは僕と○○からです」と言ってプレゼントをくれたこと。私と中国人指導員の両方に1つずつ。さっそく開けてみると、コロコロのお手玉状のものが6個ついた「ツボ押し」だった。このコロコロが猫の形でかわいらしい。なんだかうれしくて、ちょっと照れくさくて、「ひゃっほ〜ぅ」と叫んでみたかったが、授業中だったのでやめておいた。

◆ 12月18日(火) わちふぃーるど

最近はまっているのが「ダヤン」という猫である。
ダヤンは「わちふぃーるど」に住んでいて、ちょっぴり悪い眼つきとふかふかしたしっぽを持っている。先月末の「一粒チョコ」に紹介したぽっぽちゃんにちょっと似ている。ダヤンがすっかり気に入ってしまった私は、手帳やシール、絵はがき、ミニタオルなどを少しずつ揃えている。
今日は午前の仕事を終えて、新宿へ。実は友人のお買い物につきあって、わちふぃーるどのお店に行ったのだ。先日注文したダヤンのぬいぐるみが届くのは明後日なので、自分の買い物はしないつもりだったのに。ああそれなのにそれなのに。今は5000円以上のお買い物をするとダヤンの湯のみがもらえるというキャンペーンにつられてしまった。(もともと明後日買うつもりだった)絵本12冊を3回に分けて購入し、それに加えてカレンダーや紅茶も買い、結局3個の湯のみを手に入れることに成功した。メンバーズカードもいっぱいになり、ダヤンのテレホンカードもGET!
どうしてわざわざ3回に分けて買ったのかって? だってたとえ購入金額が1万円でも2万円でも、まとめて買うと1個しか湯のみをくれないって言うんだもん。明後日はぬいぐるみを買うからまた1個もらえるんだ〜 うっふっふっ

 WACHIFIELD OFFICIAL HOMEPAGE はこちらです。

◆ 12月20日(木) ダヤンがお家にやってきた!

それは数ヶ月前のお話。
夏、実家に帰省したときのこと。近くのサティに行ったら「わちふぃーるど」のお店ができていた。そこで見つけたのがエンジェルダヤンのぬいぐるみ。ふかふかの手触り。小憎らしい眼つき。とても欲しくなってしまった! でも、このぬいぐるみ、10800円もするのだ。衝動買いするには高すぎる。いや、もちろん衝動買いしてもいいけれど、私にはそれだけの度胸(と財力)がない。
そして東京に戻ってきてから。新宿のお店で見かけるたびにどうしても欲しくなって、「冬のボーナスが出たら絶対買うんだ!」と心に決めた。
ところが、このぬいぐるみ、数に限りがあるらしく店頭から姿を消してしまった。こうなってくると、何が何でも欲しくなるのが私のいいところ(うふっ)。在庫のある他店から取り寄せてもらうことにした。
それが新宿店に届いたのが今日。仕事帰りに店に寄り、プレゼント用のリボンをつけてもらった。だって、自分へのプレゼントだからね。そういうわけでダヤンが私の家にやってきた!
そしてもちろん、湯のみの4個目もゲットしたのであーる。


ダヤン、お散歩中。


つい、木に登ってしまったダヤン。


わちファンならぜひ欲しい湯のみ。


夕陽を見て物思うダヤン。

◆ 12月21日(金) 生春巻

ここのところ暴食が続いている。「暴飲」していないのがちょっと不満ではあるが。
15日に研究会の忘年会で中華を死ぬほど食べ、16日は生徒たちと中華街でたらふく食べ、18日は友人とベトナム料理の食べ放題で思い切り食べ、昨夜は伯母と従姉の3人で串揚げの食べ放題を腹がはちきれるまで食べてきた。
ちなみに15日の中華は恵比寿にある「胡同四合坊」(6人で51000円だった!)、16日は中華街善鄰門横の「横濱大飯店」(オーダーバイキングで1人1980円。税込み)、18日は新宿歌舞伎町の「ホイ・アン」(ランチバイキングで1人1200円。税込み)、昨日は八王子の「神楽食堂 串家」(時間制限90分で2500円。税別)という価格設定となっている。
毎日のように食べ続けていると、胃腸が悲鳴をあげそうだ。そんな私が最近凝っているのが生春巻なのだ。生春巻きというと、乾燥しているライス・ペーパーを戻したり、具を用意するのが面倒だと思って、今まで作ったことがなかった。ところが「ホイ・アン」では客が自分の食べる生春巻を自分で作るという方法を取っていたので、私は生春巻の極意を会得してしまったのだ(私はここで3つも食べてしまった!)。
戻したライス・ペーパーに好きなものを好きなだけ乗せてくるくる巻く。乗せるものは、本当に何でもいいのだ。レタス、キュウリ、大葉、玉ねぎ、ニラ、ゆで豚、鶏肉、海老、ハム、そうめん、春雨…… あとは好みのタレ(醤油ととポン酢とか、スィートチリソースとかマヨネーズとか……)につけて食べればいい。ここ最近暴食が続いている私はとにかく野菜。冷蔵庫でじっと時を待っている野菜たちを巻いて食べている。
私が買ってきたライス・ペーパーはデパートのタイ屋台料理(イート・イン)で売られているもので40枚くらい入って500円。なんてお手軽なんでしょう。年末年始、忘年会や新年会で胃腸が疲れている方にぜひおすすめしたい生春巻の巻でした〜


(1) 霧吹きでライスペーパーの両面をたっぷりぬらし、軟らかくなるまで待つ。霧吹きがないときは流水でさっと洗えば大丈夫。


(2) 野菜などをたっぷりのせて、手前を少し折る。具を入れすぎるとうまく巻けなくなるから注意しよう。


(3) 両側を中に折る。ここまでは北京ダックと同じだね。皮が破れないように、そぉっと、そぉ〜っと…


(4) ニラとエビを乗せる。ニラはちょっとはみ出るように乗せるのが正しい。あとは食べるだけ〜♪

◆ 12月22日(土) 寿司づくし

ボーナスが出たらやっぱり寿司でしょう。というわけで、寿司を食べに行ってきた。行った先は沼津。
春、富士サファリパークへ行った帰りに寄ったのが、沼津港のすぐそばにある「魚がし鮨」という寿司屋。ここで食べた寿司がおいしくて忘れられず、たびたび夢に出てきたのであった。そんなわけで「お金も入って懐があったかくなったし、お寿司屋さんにLet’s go!」というわけだ。
今回は、(前回と同じだけど)近海にぎりのセットをまず注文。カニ汁付きで1800円はオトク。15cm×20cmくらいある特大のかき揚げ(600円!)も注文。さらに、「絶対大トロと、トロのあぶりは食べるんだ」と決めていたので、それも追加で注文。追加はさらに続き、アスパラやふぐのにぎりも注文。とろあぶりの美味さに涙が出そうになった私は、再びとろあぶりを注文。
たらふく寿司を食べて「あー、満足」な状態になったところで、今度は牧場に行き、ソフトクリームを食べる。そして温泉で日の暮れていく富士山を見ながらぼーっとしてから帰ってきた。
うーん。贅沢な1日。同行したダヤンもうっとりしていたようであーる。


近海にぎり1800円。カニ汁付。


本日のおすすめ、本まぐろのとろあぶり。


富士山を見て舌なめずりするダヤン。


富士山はやっぱり美味そうだと思っているダヤン。


雪と戯れるダヤン。

◆ 12月23日(日) 餃子パーティー

中国人の友人宅で餃子パーティー。集まったのは6人。わーわー騒ぎながら餃子を作る。招いてくれた友人が小麦粉をこねて、餃子の皮の生地を作り、私がひたすらそれを伸ばし、残りの4人が無言で包んでいくという「修行」とも言える2時間半の後に140個近くの餃子が出来上がった。
次々とゆでながら餃子を食べて、食べ終わったらゲームをして・・・ とにかく大いに盛り上がったパーティーでした。久しぶりに騒いだぞー

◆ 12月26日(水) オリジン弁当

お弁当といえば「ほっかほっか亭」が有名だろうか。あちこちにあり、店舗の周囲を油っぽい臭いで圧倒している弁当屋だ。でも、私が最近注目しているのはその「ほっかほっか亭」ではなく、「オリジン弁当」である。というのは、22日に家の近所にオープンしたからなのだ。
私の住んでいるところの周辺には、一人暮らしに便利な店が揃っている。ファーストフードならマクドナルドとモスと吉野家、コンビニならセブンイレブン、ローソン、ampm、ファミリーマート、サンクス、スリーエフ、スーパーはライフとオオゼキ、ファミレスならすかいらーくガストとバーミヤンといった具合である。そして弁当屋としてはオリジン弁当が前からあったにも関わらず、新しい店舗がオープンしたというわけだ。
駅からの通り道にオリジン弁当ができたのはちょっとうれしい。ほっかほっか亭と違って、注文してから作ってもらう弁当に加えて、グラム売りのサラダや惣菜がたっぷりと用意されている。何となく、これからはオリジン弁当係数が上がりそうな気配が濃厚である。
そして。Mr.Donutと大戸屋が近所にオープンしてくれたらいいなあと密かに願っている。

◆ 12月27日(木) 私は誰???

最近、間違い電話や宛先違いの届け物が多い。
しばらく前にあったのが宅配便の届間違い。家に帰ってみると、ドアのところに不在伝票が入っていて、「不在のため持ち帰りました」と書いてあった。宛先を見ると「鈴木様」。一応言っておくが、私は「鈴木」ではない。ここで思い至る。我が家の両隣が「鈴木」なのだ。間違いなくどちらかへの届け物だろう。ところが確認しようにも部屋番号が書いてない! 仕方ないので宅配便の会社に電話(当然有料)をして、間違って不在伝票が入っていたことを伝えた。
そして先週は携帯電話の留守番メッセージに「Virgin所沢店からコジマ様へご連絡です。○○が届いておりますのでご連絡ください」と入っていた。一応言っておくが、私は「コジマ」ではない。もちろんVirgin所沢店でCDだかDVDだかの予約もしていない。折り返し電話をしようにも発信者番号不通知でかかってきている。仕方がないので放っておいたら、メッセージが「今日明日中にご来店いただくか連絡をしてください」「今日の午前中までに連絡がない場合は商品を店頭に置かせていただきます」と徐々に緊迫してきた。仕方ないので新宿のVirginに行き、所沢店の電話番号を教えてもらい、直接電話(当然有料)した。電話をすると留守電メッセージで聞きなれたあの声の主が出てきた。結局これは「コジマ」が注文伝票に間違った電話番号を書いたことが原因のようだ。というより、「コジマ」の字が汚くて数字の0と6あたりを読み違えたのが原因ではないかと踏んでいる。
今日は郵便受けにクロネコメール便が入っていた。「また通販のカタログかー」と思いながら宛先を見ると「永野様」。一応言っておくと、私は「永野」ではない。よくよく見ると住所が違うではないか。「○○市××町○−○−○ ××マンション○○号室」となっている。要するに違っているのは町名とマンション名のみ。あとは私の住所と同じである。仕方ないのでクロネコに電話(当然有料)をして事情を説明。今日中に引き取りにくるということだったが、他人の間違いのために私が1日をつぶすというのも癪なので、ドアの前に間違って届いたものを置いておくことで話がついた。
こうなってくると自分が本当に自分なのか少々自信がなくなってくる。もしかすると私は鈴木かもしれないし、コジマかもしれないし、永野かも知れぬ。この際私が誰であろうといいとする。とりあえず人の間違いのために私が払った電話代を返してほしい。

◆ 12月28日(土) Big Bird

毎年夏と冬は帰省する。
私の実家は(大抵の人がその所在地を知らないと思われる)島根県の松江にある。子供の頃は寒くて雪の積もる地域だったが、今はそれほど寒くない。雪もほとんど降らない。
今回は飛行機のチケット購入が遅くなってしまったため、最終便での帰郷になってしまった。出発時刻は18:30。私はいつも空港の中にある「ロイヤル・デリ」というデリカフェで食事をするのを決まりとしている。サンドイッチとサラダのときもあれば、惣菜とパンのときもある。今回はカレーとサラダ。ちょうど空いている時間帯ということもあって、窓際の席に案内してもらえた。少しずつ暗くなっていく駐機場と滑走路を見ながら、「あー、やっぱりきれいだなあ」と溜息をついた。
ニューヨークでのテロ事件が原因で、国内線といっても手荷物検査やボディチェックがかなり厳しい。そこをクリアして飛行機に乗りこめば、あとはのんびり空の旅。ゆっくりと浮上する(実際にはすごい勢いで上昇していると思われる)飛行機の窓から、七色の宝石のようにきらめく街の灯を眺めながら、「人工の光は嫌いだという人もいるけれど、光があるところには人がいるってことだから、やっぱり心強いよなー」と思ったりした。


窓際が特等席。


お決まりのロイヤル・デリ。

◆ 12月29日(日) ロングマフラー

毎年冬休みに実家に帰ると必ずやるのが編物。ここ最近はマフラーが定番だ。
毛足の長い毛糸でミニマフラーを編んだり、ウール100%の毛糸で模様編みをしてみたり。今年は長さ2mを超えるロングマフラーが流行しているので、早速毛糸と棒針を調達に出かけた。たまたま毛糸屋が20%オフを実施していたので、毛糸5玉と7mmの編み棒が2000円ほどで用意できた。
今回の帰省にマフラーを忘れてきたこともあって、とにかく黙々と編みつづけた。デザインとしては「一目ゴム編み」といわれる単純なものを採用したので、サクサクと長さが増していく。途中で毛糸存亡の危機に巻き込まれながらも、何とか長さ2mまで編み上げて、早速試着。なかなかよい。ついでにモアナにも同じ毛糸の残りで、小さなマフラーを作ってやった。かなり嫌がっていたけれど、きっとこれでモアナも暖かでちな。


制作時間3時間半。


モアナもおそろいのマフラーなのだ。


 

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