一粒チョコな毎日

 


◆ 6月3日(日) ぷるりん

なんとなーく生まれた「ぷるりん」。
生徒に「何か絵を描いて」と言われて、あまり深く考えないで描いたのが「ぷるりん」。
それ以来なんとなく気になって、よくお邪魔しているハムスター関連サイトのお絵かき掲示板に描き始めた「ぷるりん」。
もちろん私は絵が上手ではない。もっとはっきり言えば「ド」が付くほどの下手だ。でも、子供の頃は絵を描くの、嫌いじゃなかったんだよなあ。だんだん絵を描くのが嫌いになったのは、自分の目に見えたものを素直に描かなくなって、頭で考えながら描くようになったからかもしれない。「ここはこんなふう」「こう見えるはず」なんて考え始めたら、それがうまく表現できない自分にイライラして、すっかりお絵かきがキライになってしまった。
「ぷるりん」を描いているときは、自分でもびっくりするほどほんわかとした気持ちになって、心に浮かんだことや普段何気なく考えていることを形にできる。できあがった絵はヘタクソだけど「ヘタでもいいんだ」って気持ちになるのだ。だってハートが伝わればいいんだもんね。そうでしょ?

◆ 6月4日(月) 髪

ずいぶん伸びてきた。目下のところ65cm。身長が175cmだから1/3以上あるってことだ。
「伸ばしてるの?」と聞かれることもあるし、「切らないの?」と聞かれることもある。そりゃあ私だって切りたい。短く切って松嶋菜々子みたいにしてみたい。もちろん顔は違うけど。でも、面倒なのだ。切れば“猫っ毛”の髪はふにゃふにゃになり、多少天然パーマの気があるせいでぴょんぴょんはねる。月に1回は美容院に行かなきゃいけないし…… とにかく面倒の種は尽きないのだ。
そんなわけでもうしばらく長い髪で暮らすことになりそうだ。まあ、そのうちにばっさり切って「どうしたの〜?」と聞かれるのも善し。それまでは自分でこまめに毛先を揃えることにしよう。

◆ 6月7日(木) ミュール

そんなものは持っていない。ただでさえバランスの悪い体型をしている(身長が175cmあるのに靴のサイズは24cm)。普通に歩いていても転びそうになる。だから履かない。
まあ、そんな話はおいといて。
今朝、市ヶ谷の駅でミュールを履いている女性を見た。時間は朝の8時前、通勤ラッシュの人ごみの中、よろよろよたよたしながら歩いていた。足早に通り過ぎる人が多い中、彼女は今にも脚をひねりそうになりながら、よたよたと歩いていた。と、彼女は階段を降り始めたのだけれど、バッタンバッタンとものすごい音が構内に響き渡った。まったく、もう。花魁道中じゃないんだから。よたよたしなきゃ歩けないなら、そんな大きな音を立てなきゃ歩けないなら、このラッシュ時にミュールで歩くのはやめなさいって。
時間は変わって、夜。近所のスーパーでミュールを履いている人をみた。ムチウチにでもなったらしく、首は動かないように固定して、片手で松葉杖をついていた。履いているのはカカトが細くて高いミュール。だからね。怪我してるときくらいミュールはやめなさいってば。
そんなにしてまでミュールって履きたいもの? どうも納得のいかない最近のおしゃれなのでした。

◆ 6月9日(土) 紫陽花の季節

6月はキライだ。梅雨でじめじめするし、祝祭日もなく、月末には誕生日が来てしまう。好きになれるわけがない。
今日は土曜日。珍しくも梅雨の晴れ間。鎌倉に行ってきた。北鎌倉で電車を降り、古寺めぐりをしながら鎌倉駅まで。梅雨特有のちょっとむっとするような空気の中、なぜか空だけは真っ青。円覚寺も明月院もすでに紫陽花が満開。ちょうど咲きそろったばかりで淡い水色をした紫陽花が私を待っていた。
紫陽花が見られるのはこの季節だけ。私にとっては嫌な季節でも紫陽花にとっては今が一番輝く瞬間。今年の6月は今までと少し違うかもしれないな、と思わせてくれた紫陽花だった。

 


咲いたばかりの紫陽花。


イタズラしようと近づいてきたリス。


紫陽花のヒトリゴト?

◆ 6月10日(日) テレビ購入!

先月半ばにテレビが壊れた。あえて書くけれどメーカーはアイワ。14型のテレビデオだ。
そもそもこのテレビは1995年の3月、今の家に引っ越してきたときに買ったもの。思えば購入直後から調子の悪かったテレビである。1年経たないうちにビデオの方が故障し、修理に1週間を要したというイワクつき(?)のテレビデオなのだ。
さて、6年経った5月。ブチッという派手な音とともに映像が映らなくなった。しばらくは音声だけで我慢していたけれど、もう限界だ。今日は早起きして新宿までテレビを買いに行ってきた。
しかし、しかし、驚きだ。テレビはこんなに安くなったのか。購入したのは東芝の25型フラットテレビ(BSなし)。これが配送無料で45800円。6年前に買ったテレビデオよりも安い! しかも画質もよくなっている!
残念ながらテレビが届くのは来週の日曜日。時間指定ができないため、平日は受け取ることができないのだ。新しいテレビと対面するのが待ち遠しい。

[おまけ・「家電リサイクル法」にもの申す!]
今年4月から「家電リサイクル法」が施行されて、テレビは粗大ゴミとして出すことができなくなった。それにしてもこのリサイクル法、どうも納得いかない。もちろん、家電の部品をリサイクルするにはお金がかかる。それはわかる。しかしながら、「新しい部品を作るための材料を提供してあげている」ことになるのだから、あんなに高額な代金を請求する必要はないのではないか。これって浅知恵?

◆ 6月11日(月) 声

はじめて自分の声を聞いたときはビックリした。小学生のときのことだ。なんだかくぐもったような、はっきりしない声だった。鼻にかかったような声でモゴモゴ喋っていた。こんな声はキライだと思った。
ならば好きになればいい。否、自分の好きな声になればいい。それからはハッキリ喋るように気をつけた。自分の気に入った声に近づくことができるように。小学校は放送委員、中学校は放送部と放送クラブ、高校では放送部で喋る練習をした。
今は自分の声をいいと思う。喋るのは嫌いじゃない。だから自分の声を使って仕事をしたい。今は高校で講師をしているけれど、4年程前には声優養成の講座に通ったりもした。これまでもずっと喋ってきたし、これからもずっと喋っていくだろう。1人でも多くの人に聞いてもらえるように。 (^^)


(声を聞くには
RealPlayerが必要です。)

◆ 6月16日(土) ホタル

今年初めてのホタルを見た。
ほの暗い夜の帳がおりる頃。ひとつ…ふたつ…… ぼんやりした光の点滅があちらこちらに増えていく。はじめは思い思いに光っていたホタルが、少しずつ呼吸を合わせて光りだす。
それにしてもホタルの光ってこんなに小さかったっけ? 子供の頃に見たホタルの光はもっと大きかったような気がする。それって私が大きくなった(大人になった)ってことなんだろうか。20年ぶりに見たホタルはいろいろなことを考えさせてくれました。

◆ 6月17日(日) テレビ解禁!

先週買ったテレビがようやく到着。思えば長い道のりだった。 (T.T)
この1ヶ月、真っ暗なテレビでよくがんばった(ちょっと大袈裟)。自分を褒めてあげたい(かなり大袈裟)。
しかし、このテレビ。実に大きい。さすが25型。配送の人が玄関を出るのが待ち遠しく、すぐにテレビの配線と初期設定をした。この間30分。1〜14chまでが全て映るようになってうっとりしたのもつかの間、2chに入っている放送が何なのか把握できずに首をひねることになった(いまだにわからない)。
とりあえず設定も終わって、今度はTVゲーム。プレステをつないでFF9。大きな画面で見るCGはすごい! こうなったら次はPS2の購入だ! *^^*
あ。まだビデオの映り具合を確認してなかった。

◆ 6月21日(木) 夢コレクション

こんな私は高校で講師をしている。たまに景気をつけるために無駄話をする。
今日の話題は「私の夢」であった。くだらない夢だが私はデコレーションケーキを1人でまるまる1個食べたい。そう。どんなに甘かろうと、途中でどんなに胸がもたれようと、とにかく食う。ひたすら食う。それが夢だ。ついでに言うならハー○ンダッツのアイスクリームをリットルサイズで食べてみたい。
あー、くだらない夢だ。ならばクダラナクハナイ夢はどうだ! ふん。ウォーターフロントの高級マンションをキャッシュで買(こ)うてやる! しかもこれまたキャッシュで買った高級車で不動産屋に乗りつけるのだ。
いや、それはどうでもいいのだ。今日の話は生徒の夢。「どんな夢を持ってるんだ〜い?」と聞いたところ、いろいろな夢が集まった。「まだ夢はない」「思いつかない」なんて寂しい答えやごくごくノーマルな答えもあったけれど、傑作もかなりあったので紹介しておく。

◇ 生徒1
「自分はコーヒーゼリーが好きなんすよ」
ふぅん。コーヒーゼリーね。
「だからー、プールいっぱいにコーヒーゼリーを作ってそこに飛び込むっていうのが夢なんすよ」
それはプリンじゃダメなの?
「ハイ。絶対コーヒーゼリーっす」
その自信はどこから・・・?

◇ 生徒2
「子供の頃からの夢なんですけどー」
へぇー、結構長い間考えてんだー
「はい。名前の長い人と結婚したいんです」
は? 名前?
「はい、名前の長い人です」
それは上の名前? 下の名前?
「あ、苗字です」
たとえば?
「綾小路とか。そういうのです」
なんで?
「長い苗字ってお金持ちっぽいじゃないですか」
なるほど。

◇ 生徒3
「子供…っていうか、赤ちゃん、100人くらいの赤ちゃんに囲まれて遊びたいです!」
へえ。子供が好きなんだ。
「大好きなんですー!」
自分の子供じゃなくていいの?
「人の子供の方が躾とかしなくていいし」
ま、そりゃそうだ。

◇ 生徒4
「えっとぉー」
ふむふむ。
「白い砂浜、青い海でー」
はいはい?
「ほら、トロピカルドリンクでブルー…ブルー…ブルー……」
ブルー・シャトー? (アタシも古いな)
「ブルーサワー…じゃないか…… えーっと……」
ブルーハワイ?
「あ、それです! それ!」
白い砂浜、青い海でブルーハワイを?
「こう、ほら、ハート型のグラスかなんかに入ったブルーハワイを好きな人と二人で飲みたいです!」
ははぁ。あれか。じゃあ二人で波打ち際を走ったりとか?
「ハイ!」
んじゃさあ、カレシがアナタのおでこをちょっと突っついたりして“こいつ〜〜〜ぅ”みたいな?
「違います!」
あ、そう。そりゃ失礼。

この話。面白いので次週に続く。

◆ 6月26日(火) 夢コレクション・パート2

今日もまた生徒の夢を聞いた。また面白い夢が集まった。

◇ 生徒1
「私は世界を100周くらいしたいです」
100周? そんなに? 地球の周りをぐるぐる回るだけでいいの?
「世界遺産めぐりをしたいんですよ」
ああ、そりゃいいねえ。そうすると1周するのに1年くらいかかるかしらねえ。
「そ・・・そうでしょうか?」
そりゃあそれくらいかかるでしょう。ま、がんばって長生きしてちょーだい。

◇ 生徒2
「太平洋横断」
ほほう。太平洋横断ね。で? それは歩いて?
「いえ、歩いてって訳じゃ・・・」
そう? 歩いて横断したらきっと新聞に載るよ。テレビだって取材に来ちゃうかもしれないねえ。アタシも自慢だわよ。
「あの・・・船で」
船? そう? 遠慮しなくていいのに。船だったら豪華客船かしらねえ?
「んーーー、えーっと。あの、ちっちゃくて手で漕ぐ・・・」
ああ、手漕ぎボートね。海の上はケイタイの電波も届かないから遭難しないように気をつけてよ。

◇ 生徒3
「ケータイのメモリをいっぱいにすることです!」
ふんふん。携帯電話ね。全部で何件登録できるの?
「700件です」
今は何件登録してあるの?
「えーっと。207件ですね」
あと500件も入るのねえ。ケータイの進化ってすごいのねー
「ハイ!」
ま、ほどほどにがんばって・・・

◇ 生徒4
「沖縄で食べ歩きかなあ」
ああ、いいよね。「てびち(豚足)」とか「らふてぃ(豚角煮)」とか。
「そうそう。それです!」
あとは「みみがぁ(豚耳)」とかね。沖縄の食文化って中国に似てるんだよね。
「そうなんですか?」
そう。沖縄と中国の・・・(延々10分くらい沖縄と中国の食文化の相似性について語る)・・・

◇ 生徒5
「自由な時間がいっぱい欲しいです」
自由な時間ね。高校生は忙しいからね。
「忙しいんです」
ははあ。そういえばすぐそこ(アタシの横に立ってる中国人の女の子。外国人指導員として授業に来てもらっている)にもそんな人がいたね。
(ここで中国人のEちゃん登場)「はい。今は論文を書くのが忙しいので山にこもってのんびりしたいです」
じゃあ2人で山に行けば?
(生徒5)「一緒に行っていいんですか?」
(Eちゃん)「2日くらいなら連れて行きますよ」
ケチケチするなよ・・・って、でも、これって夢? 願望じゃないの? ま、いいけど。

◇ 生徒6
「北海道とスイスに行きたいです」
それはまたどうして? 日本は暑いから?
「そうじゃなくて。北海道は沖縄の食べ歩きに似てるんですけど。ほら、おいしそうなものがいっぱいあるじゃないですか」
あるある。カニとかウニとか。いいねえ。もう、おいしいものてんこ盛り!
「そうなんですよー」
じゃあ、スイスはどうして?
「オーロラを見たいんです」
それはスイスじゃなくてフィンランドとかノルウェーとか。北欧じゃないの?
「あ、そうかもしんない」
をいをい・・・

◇ 生徒7
「有名になりたいです」
有名に? どんな風に? 犯罪とかで新聞に載っちゃったりするのはやだなあ。
「えーっと。そうですねえ」
うん。で?
「何か発明したりとかして・・・」
ほう。発明ね。あれ、特許とるの大変なんだよね。ま、がんばって。

◇ 生徒8
「えー、夢はないです」
ないの? ほんとに?
「ないです」
またまたぁ〜、ほんとはあるんでしょ? ねえ、あるんでしょ?
「・・・え? ・・・あるんですけど・・・くだらないですよ?」
いいからさあ、話してよ。
「医者と結婚したいんです」
それはナゼ?
「えー? だって、家にいないことが多いしー」
そりゃそうだ。お金もありそうだしね。
「そうなんですよー」
まあ、そういう夢もアリだわね。

この夢コレクション、いつまで続くのであろうか。

◆ 6月27日(水) 1つ年が増えた日

また1つ年をとった。詳しい年齢はあまり言いたくない。あえて言うなら、十の位は耳のような形をしており、一の位はアヒルに似ている。
誕生日ということで、今日は友人がお祝いをしてくれた。これ自体は非常に喜ばしいことであり、とても感謝している。でも、本当のことを言えば、2001年という年が来た瞬間から「あー、また1つ年をとったー」と思っていたので、今更誕生日が来てもあまり新鮮ではないのであった。
そんな私は今年が本厄。

◆ 6月28日(木) その太鼓はいくらですか?

いつものようにバスに乗っていた。なんとなくボンヤリと窓の外を眺めていた。
んあ? なんだってー? 太鼓? それは太鼓ですかーーー?
そう。それは紛れもなく、はっきりと傍若無人に太鼓だった。普通の「ナンデモ屋」のように見える店先にソレは鎮座していた。
売り物? 売り物なのか? 私の頭には大きなハテナが浮かんでいた。
それは間違いなく売り物だった。大中小の3種類。それぞれに値札がついていた。詳細は忘れたが、中太鼓(直径60センチくらいか?)は199000円であった。これが高いのか安いのか私にはわからない。「ま、これくらいなら1か月分の給料でお釣りが来るな」と漠然と考えた。しかし、よく考えてみれば、たとえ私の給料で買えるとしても、私が持っていても何の役にも立たないものであることだけは間違いないのであった。

◆ 6月29日(金) 最近腹の立ったこと

最近に限らず腹の立つことは多い。まあよい。とにかく腹の立ったことを列挙する。

◇ 傘のさし方が悪すぎる
アンタの傘の骨の先が目に当たるんだよっ ついでに言えば持ち方も悪すぎ。振って歩くんじゃないよ。

◇ 地下鉄のホームでタバコを吸うな
ここは禁煙だ。タバコは吸うなってば。「ここは禁煙ですよ」というアタシの声を無視してアッチを向いたアンタ。アンタだよ!

◇ そこは他路線への連絡改札だ
新宿の京王線とJR線の連絡改札、市ヶ谷の都営新宿線と営団有楽町線の連絡改札。どっちも両方の乗車券がないと通れないんだよ。片方の切符だけで無理に通ろうとして、自動改札をピンポンピンポン言わせるんじゃないよ。

◇ メールアカウントが取れないじゃんっ
「迷惑メールを防ぐためにもメールアカウントを電話番号から別のものに変えましょう」とCMしているDから始まる携帯電話会社のことだ。希望のアカウントが全然取れないなんて間違ってると思うぞ。

◇ メールは宛先を確認してから出せ
ケータイからInfoWeb(現@nifty)の方に間違いメールを送ってきたアンタだよ。「間違って届きましたよ」って親切に教えてやったのに無視したアンタだよっ

もしかして私ってカルシウム不足?


 

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